あらすじ
長生きしてたら、いつの間にか化け猫になっていた猫・あんずちゃん(現在32歳)。実家はお寺・草成寺。どこか人間よりも人間らしいあんずちゃんの、マイペースでちょっとおかしな日常を描く巨匠・いましろたかしの新境地! 21世紀のおとぎ話誕生!
おうどろぼうじんしんそうばん
あらすじ
世界中から、とあるお宝を目指して全ドロボウが押し寄せる「ドロボウの都」、いまその街に王ドロボウが現れる! 果たしてそのお宝の正体は?>北の港に出没する幽霊船に隠された、お宝度10000%の秘密とは…>全てが秒刻みで管理されている「時間都市」に潜入した王ドロボウ。その前に町の支配者マスター・ギアと九尾の狐シェリーの最凶コンビが立ちふさがる!
あらすじ
父の失踪以来、1年以上ひきこもりを続けていた国見聡は、同級生の辻慶太との出会いによって、無事中学校を卒業することができる。そして、一流のシェフになるべく、父もかつて籍を置いた洋食の最高峰「帝都ホテル」に就職するのであった。世界一心の美しい料理人が歩む、波乱万丈の物語が始まる!!
がぶりん
あらすじ
260歳も年をごまかして人間の振りをして暮らしていた化け猫・こまが、人間の青年・月夜野研太郎にパンツを見られたことをきっかけに結婚! 二人の間には、人間とお化けのハーフ・ガブリンが生まれたのだった! 元気な少女へと育ったガブリンは、生まれ持った不思議な能力で様々な事件を巻き起こす!!
まじしゃんたんていえーす
あらすじ
白熱の推理&マジックにA(エース)が挑む!
キミには この謎が解けるか!?
「思い込み(ミスディレクション)」が真実を隠す!!
次々と起こる事件 真実は常に1つ!
えすでぃーがんだむふぉーすえまきむしゃれつでんぶかぶかへん
あらすじ
時は邪悪武者軍団が天宮を支配下に置く、長き暗黒の時代。邪悪武者軍団との戦いで逆賊とされた"烈火武者頑駄無"の息子"烈丸"が、父親の汚名をすすぎ、そして天宮の平和を再び取り戻すべく、父が残した伝説の剣「號刀」を手に仲間たちと共に立ち上がった!
えすでぃーがんだむむしゃまるでんすりー
あらすじ
若神丸が日本での最後の試練に立ちむかっていたその時、武者頑駄無の歴史を変える新しい命が誕生していた。武者頑駄無たちの最大の敵として生みだされた、破異武立闘のプリンス破牙魔R-01こと破牙丸。だが、偶然出会った少年マサキに、大事なメモリーが入った種を食べられて本来の役目を忘れてしまい、迎えにきた破異武立闘に叛乱分子として削除されそうになる。しかも、若神丸配下の若武者・武侍丸に不覚にも捕まってしまい、武者頑駄無たちの国・天宮にマサキと一緒に連れていかれてしまった!
初めて訪れた天宮。そこは、破異武立闘軍団にすでに侵攻された戦乱の世界だった。武者頑駄無と破異武立闘の両軍に追われながらも、破牙丸は、ただ一つ覚えていた「大将軍をたおす!」という目的のために、マサキと一緒に大将軍を探す旅を続ける。
道中、様々な武者と出会い、彼らの熱い武者魂に触れた破牙丸の旅の行方は……?
そして、最強の敵・破異武立闘軍団に、正義の武者頑駄無軍団は勝利することができるのか……?
えすでぃーがんだむむしゃまるでんつー
あらすじ
武者頑駄無たちと堕悪闇軍団との戦いが終わってから3ヵ月がたった2002年4月。日本に遊びに来ている武者たちの間では、主催者不明の「武者バトル」が流行っていた。そんなある日、若神丸と名乗る新顔の若武者が、彗星のごとく武者バトル会場に現れ、乱入した叛多亜武者を撃退して勝利する。強い武者のサポーターになることを夢見ていた少年カツミは、若神丸のナンバー1サポーターになることを誓い応援する。
武者バトルで活躍する若神丸に、頑駄無流師範の撃鱗将頑駄無と號號将頑駄無から突然の合宿命令が下る。撃鱗将は、いずれ来るであろう叛多亜武者との大戦のために、天宮の若い世代を代表する武者頑駄無流の若神丸、裏頑駄無流の斧雷丸、時防流の覇利丸を各流派の立派な代表に育てようと、地獄の特訓を開始する。その最中、號號将が日本に封印するために持ってきた“不思議の鎧”を狙い、多数の叛多亜武者が若神丸たちに襲いかかる。それは、若神丸たちの命をかけた、厳しい試練の始まりだった。
若神丸たちは、お互いの絆を深め、数々の試練を乗り越えていけるのか……!?
えすでぃーがんだむむしゃまるでん
あらすじ
武者頑駄無たちが、現代日本にやって来た!?
強大な力「天馬の国沈没エネルギー」を狙い天馬の国へ侵攻した堕悪闇軍団を追って、武者丸たち正義の武者頑駄無たちがやって来た先は、2001年の日本!敵よりも半年も早く来てしまった武者丸は、大阪でタコヤキ修行をする少年ススムと出会い、タコヤキ日本一を目指すようになっていた。同じく、武者丸の戦友だった斗機丸や鎧丸も、それぞれ日本での生活に馴染み、新しい人生を送っていた。
そこに、堕悪魔刃頑駄無が率いる堕悪闇軍団が次々と日本に現れ始めた。武者丸たちは大切な友だちや仲間、日本の人々を守るために、武者魂を取り戻して立ち向かう。だが、ますます激しくなる戦いに苦戦する武者丸たち。しかも、仲間の一人だった紅零斗丸が、堕悪化されて武者丸たちに襲い掛かる!
果たして、武者丸たちは全国に散った武者頑駄無たちと力を合わせて、堕悪闇軍団を倒すことが出来るのか……!?
うみのたいりくのあぷらす
あらすじ
これは、考えただけで神経性胃炎になるくらい遠い未来の話。地球上にたったひとつ残された最後の孤島……“サンクルス”での物語なんだ。――「コミックボンボン」の別冊ふろくに掲載された幻の激笑4コマも完全収録した、最強ハイテンションコメディ第1巻!!
割と自分も(後になって気づくと)大人向けのマンガを読んでいたので面白みは伝わると思うが、一般的に想像するような子供向けマンガのドタバタ感や分かりやすいオチはない。 地下道に住んでる大妖怪カエルちゃんとのやり取りが最高。 あんずちゃん「お前ここで何やってんの?」 カエルちゃん「何にもしてないよ 寝たり起きたり」「穴掘るのが趣味だからさーたいくつだと穴掘って遊んでるんだ」 あんずちゃん「かっこいいじゃん」 あるがままの自分でいい、ということではなく、こうなるしかない、みたいなキャラクターがいましろ作品の魅力。何もしてなくてもいい。宝くじで3億円が当たっても、やりたいことはなくていい。 とかく夢や目標を持たなければ駄目だと言われがちな小学生(そしてそれを分かっていて大人が喜ぶようにうまく立ち振る舞えてしまうやつ)にとって、こういうスタンスは目から鱗なんじゃないかと思う。 『グチ文学 気に病む』というエッセイにこの作品を描いている時の話が出てきて面白い。小学5年生が「先生と話がしたいから家に遊びに来てくれ」というファンレターを送ってきたり、宝くじが当たると色んな人がたかりにくる噂は都市伝説であることを担当編集が調べてたり(えらい)。 個人的には、いましろ節が利いてて、モラルの面でも思想的な面でも安心して人におすすめできる作品。