アクション・バトルマンガの感想・レビュー4911件<<130131132133134>>競艇をまったく知らなくても面白く読めるモンキーターン 河合克敏名無し競艇をまったく知らなくても面白く読めます。競艇についてめちゃくちゃ丁寧に解説してあり、選手の生活の裏側なんかも知ることができる。レースにおけるスタートの重要性とかターンの難しさとか、ペラの調整に至るまで、競技そのもの見方が変わると思います。趣味全開の漫画だけど、競艇ファン以外にも読んでもらいたいと思う作品。ちなみに、しっかりラブコメ要素もあるのだが、これについては意見がわかれるとこなので触れないでおく。再現可能な料理が満載ミスター味っ子 寺沢大介名無しストーリーはもちろんのこと、ミスター味っ子の魅力は何といっても、その再現性。作品で紹介されている料理のほとんどを、手軽に再現することができちゃいます。私自身、かつ丼、カレー、スパゲティ、ハンバーガー・・、などなど挙げていけばきりがないほどに、再現してまいりました。で、そのどれもが美味しいのなんのって。今まさに漫画に出てきている料理を、食べている自分って、なんて幸せなんでしょうか。こんな感じで、ミスター味っ子は、自分で料理する楽しみもあるので、まさに一石二鳥なのです。久々にワクワクする新連載きたわ…亜童 天野雀名無し自分、天野雀さんという方をよく知らないのだけれど明らかに大友克洋リスペクトの匂いがする!! でも現代らしい絵柄で懐かしいやら新しいやら。 SFアクションでこんだけの画力、楽しみしかない。義経伝説遮那王 義経 沢田ひろふみ名無し源平合戦での活躍で知られている源義経。鞍馬山での天狗との修行から弁慶との出会いなど様々な逸話があり、この漫画ではそのすべてを網羅していて歴史好きな人間であれば楽しめます。逆に知らない方でもこれを機会に源義経に興味を持てる作品になってると思います。 旅に出たくなる漫画キノの旅 the Beautiful World シオミヤイルカ 時雨沢恵一 黒星紅白名無しライトノベルで大人気の「キノの旅」ですが、漫画版も非常に素晴らしい出来だと思います。あらゆる国を相棒・エルメスと旅する中での出会いや、その国の独自のルールなど読んでいて飽きません。読んだ後はしばらく旅に出たくなります。サンデーGXを崇めよガンバレッド×シスターズ 三途河ワタルmampuku好きすぎる。サンデーGXに求めている全てが詰まっている……(個人の感想です) 「ガンアクション」「変身」「暴力シスター」からの「百合」で「主従SM」で、絵もパーフェクトに上手い上に超絶に可愛い!あとエッチ!属性盛りすぎて書ききれないので、BLACK LAGOONとかが好きなオタクは今すぐ読んでください。1巻が出たばかりなので。 ドSで飼い主なシスターのニタニタ笑いも最高に素敵ですが、ツンでワンコなダンピールの表情豊かさ、一生懸命さなどは、それこそBLACK LAGOONのレヴィが好きなら絶対気に入るはず。適切な距離感で読むのがいいと思う東京闇虫 本田優貴野愛こういうアンダーグラウンド系の作品はなんだかんだ好き。 裏社会、あるんですかねえ。あるんでしょうねえ。たしかに選びたくないですねえ…と他人事のように楽しんでしまう。まあ他人事なんですけど。 主人公がいい感じのクズさで、無鉄砲さと人懐っこさがあるので感情移入しちゃうほどではないけど嫌いにはなれなくて、ちょうどいい距離感で読むことができた。 ほんのひとさじの人間味も感じない悪いやつや終始自分本意なクズも出てくるので、その対比でちょっとだけ情が湧いちゃうんだな…ちょっとだけ。 逆に2NDは真人間で小市民ぽい主人公なので不幸にならないでほしいと思ったり。そもそも幸せそうでもないけども… あまりにも面白いゴールデンカムイ 野田サトル名無し友人に勧められるがままに読んだが、あまりの面白さで一気にハマってしまった。アイヌの埋蔵金っていう話だけでもワクワクするのに、独特な濃いキャラ達とアイヌの飯トークなどのコメディパートもまた面白く、シリアスなストーリーとのバランスが絶妙。北海道の自然や動物のリアルさの迫力もあり、先がどんどん読みたくなる作品だ。ハイスペックな魚紳さんバーサス魚紳さん! 矢口高雄 立沢克美名無し魚紳さん!といえば鮎川財閥の御曹司であり、フェンシングの腕前はオリンピック選手級で国際弁護士でもある、愛子ねえちゃんもゲットした完全無欠の男。 そんな完全無欠の魚紳さんに釣り勝負を挑む企画なんてファンなら胸いっぱい、ご飯が何杯でもいただける内容です。魚紳さんも仕事のことやこの企画に出演される時間の工面など、だいぶ悩まれたようですが、よくぞ決断してくださいました。絵柄もとてもかっこいいと思います。ハイスペックで嫌味なしの魚紳さんの魅力が十分にあふれ出しています。ファッション誌でも拝見したいくらいの抜群のスタイルです! 仕掛けやロッドも丁寧に描かれていて自分も釣りに行きたくなりました。「環の影」を追う民族の興亡…!環の影 中川海二たか※ネタバレを含むクチコミです。 異種族レビュアーズ大ヒット記念平穏世代の韋駄天達 クール教信者 天原mampuku天原天国先生とクール教信者先生という二人のWEB漫画の巨人のタッグということで。特に天原先生の天才には絶大な信頼を抱いているので毎号が楽しみで仕方がないです。 WEB漫画の面白さ奥深さに目覚める以前のかつての私なら考えられなかったなぁ…(独り言) ネットで読めるのでストーリーについては省略。意外にもクール教信者先生の絵は原作と相性ぴったりでした。キャラクターの個性が生き生きとしています。天原先生の極度にシンプルな絵もアイデア・概念といったものを直接脳に叩きつけられてる感じがして好きではあるものの、紙で読むにはある程度インクの密度が必要ですね。この口喧しいご時世に怖いもの知らずですね(褒めてます)ヒロインは絶望しました。 千田大輔mampuku 「異常者の愛」がめちゃくちゃ面白かったので迷わずポチリ。「マコさんは死んでも自立しない」で作者ファンになった人は気をつけてくださいと言いたいところですが「異常者」と同じく表紙で完全に篩いにかけてきてるのであまり心配ないですね(?) 「異常者の愛」は極度のヤンデレで狡猾でサイコパスな少女に主人公の少年が追い詰められ絶望の底に陥れられていくサイコホラーの傑作でした。今回は"デスゲーム"や"魔法少女"といった、漫画のジャンルとしてはある意味手垢にまみれたテーマをどう料理するのかという点でとても興味深い作品です。 「異常者」とは逆で、今回は少女が主人公で少年が悪役。やはり三堂と秋葉、サイコっぷりが似ているように見えます。シチュエーションや関係性がまったく違うので、今後どのような手口で相手を支配をしていくのか、違いにも注目していきたいですね(1巻読了)以下一巻の感想。 テ…魔探偵ロキRAGNAROK~新世界の神々~ 木下さくらむぎちゃ以下一巻の感想。 ティーンの頃大好きだった作品で続きが出てたことは知っていたけどなんとなく読んでなくて、思い出して読んでみた。初期の頃を再びなぞるような展開は神話の再現性を象徴してるのかな?と思ってみたり。 絵がかわいくて相変わらずキャラクター達も魅力的だけど作者自身に漫画を描くことの根気や力がないのかなと思ってしまったりする箇所も。続きを読むかは微妙…。 以下21巻感想です。…ゴールデンカムイ 野田サトルむぎちゃ以下21巻感想です。 笑って泣いてたった一冊で一本の映画を観た感覚…。離別と邂逅を繰り返して活劇の運動の地場が渦巻きさらなる高み目指してるのめちゃくちゃ凄くないですか…? この巻のラストで「俺たちの冒険はこれからだ!」つって最終回でもまあまあいいのにまだ続きを見させていただけるの最高体験じゃないですか…???名悪役、氷炎将軍フレイザードDRAGON QUEST―ダイの大冒険― 三条陸 稲田浩司 堀井雄二名無しダイの大冒険には、魔王軍側に氷炎将軍フレイザードという名悪役が出てくるのだが、それまでダイたちが倒してきたクロコダインやヒュンケルは改心しダイ達の仲間になったのに対して、フレイザードは最後まで外道を貫き通し、魔王軍として死んだ。少しでも改心して仲間になるという流れは微塵もなく、最後まで憎まれ役を全うしたフレイザードこそが真の名悪役だと思う。能ある鷹は爪を隠す!海皇紀 川原正敏名無し海を支配する一族、ファン・ガンマ・ビゼンが活躍する物語。世界観としては、科学が魔道として古の伝説のような存在の世界。ファンはなまけものでも仲間思いでイザという時は活躍する、能ある鷹は爪を隠すタイプの主人公。修羅の門の川原正敏さんだけあって戦闘も読んでて楽しく、個の戦いだけでなく、船の戦いも見応えあり。 聖書デビルマンの並行世界デビルマンレディー 永井豪starstarstarstarstarさいろく※ネタバレを含むクチコミです。『うしおととら』は面白いから絶対読んでおけと先輩に言われたうしおととら 藤田和日郎名無し以前から先輩に『うしおととら』は面白いから絶対読んでおけといわれていたのだが最近の無料公開キャンペーンのおかげではじめて読むきっかけができた。1話目からヤバくて槍強いし妖怪怖いしホラー?かと思ったら主人公は明るいし根性あるし、女の子かわいいしおもしれーわこれ。ハッタリと強運カメレオン 加瀬あつしstarstarstarstarstarウマタロ喧嘩が弱く、いじめられっ子だった主人公・矢沢栄作がヤンキーとして高校デビューを果たし、ハッタリと強運だけで成り上がっていくサクセスストーリー。 次から次へと怖ろしく強いヤンキーに絡まれては、ハッタリを利かせた口上で相手をビビらせ、戦闘となれば狡賢く逃げまわり、最後には神風のような運を味方につけて勝利してしまう。 読者視点で見ると信じられない奇跡ばかり起きて笑ってしまうのだけど、ヤンキー目線では、矢沢が次第に大物に見えてくるから不思議。。 ピンチになっても世の中ハッタリでなんとかなるのでは?と当時は本気で思わせてくれたし、こんな強運を手に入れたいと思った。 いま考えるととんでもないストーリーだったけど、青春時代にちょっとした憧れを見せてくれた漫画だった。 宇宙とつながる少女漫画那由他 佐々木淳子名無し1980年代初頭の作品。身近な世界、少女の内向ものから一気に飛躍し、拡張した感のある少女漫画。その中で超能力や人物の描き方がファンタジーになり過ぎておらず、SF少女漫画が苦手な方にもお薦め出来ます。宇宙と時間や人間関係が絡み合い、読後も余韻を残す作品です。デュエマやらんかった世界線の切札勝舞 #1巻応援切札勝舞はマジック:ザ・ギャザリングを使いつづける 松本しげのぶ コーヘー放浪者「マジックは子どもにはムズすぎる!デュエマ作ろ!」という当時のウィザーズの判断はまぁ正しいと思いますが、タイアップマンガのキャラが突然別のゲームを始めるのは相当なパワープレイだったと今でも思います。 とはいえ読んでいた頃は「まぁそんなこともあるかな」と思っていつの間にやら受け入れていました。実際周りみんなデュエマ始めたし。子どもって順応性が高いんだな。 しかし大人になって思い返すとあれって結構寂しいイベントだった気がしてきます。友だちと同じゲームで遊べなくなるのってかなりドラスティックなできごとなので…。本作の中でも各キャラそれぞれ笑いを取りながらもその切迫感を訴えてくるので、色んなカードゲームを渡り歩いてきた身としてはちょっと胸にキました。 そう考えると意外と真面目な作品なのかもしれません。しらんけど。 ともあれカードゲーム好きなら間違いなく楽しめるはず。ノリはフザケてますがデュエルはそこそこ真剣に展開されるのもずるい。大体こんな感じっていう画像も貼っときますのでこれで笑った人には読んでほしいですね。ルール無用の残虐ファイトバキ 板垣恵介名無し前作グラップラー刃牙では異種格闘技が主題でしたが、格闘技はルールがあるからこそスポーツ、或いは競技として成立している訳で、ならばそう言ったルールを取っ払ったならば、格闘技者はルール無用の犯罪者に勝てるのか?と言う、ストリートファイトのような戦いが主題になっています。 当然、主人公達も使える物は何でも使うのですが、彼らはあくまで格闘技者なので、最終的には素手に頼みを置くと言う哲学のような物があります。 そんな彼らが不意打ち、武器、毒、催眠術、人質等と様々な要素にあらがう様は、格闘技者達の限界はどこにあるのかと言う事を詳細に描いた傑作であると思います。 15巻まで読んだ感想トモダチゲーム 山口ミコト 佐藤友生名無し個人的に今1番面白いと思うのがこの作品。複雑な環境で育った主人公がはったりやデマで人を騙す。読者でも騙される。爽快感があり、読んでいてとても楽しい気持ちになれる。特に最新15巻では、今までの伏線が回収され謎が解けていく気持ちよさがあった。老兵は死なず、戦い続ける銀狼ブラッドボーン 艮田竜和 雪山しめじANAGUMA『バトルシップ』という映画が大好きなのです。 米軍の新鋭艦でも歯が立たない宇宙人の兵器に、大戦時代の骨董戦艦ミズーリと、その乗組員だった退役軍人のジジイたちが立ち向かう。そして勝つ。これです。歴戦の古兵が現役復帰する展開が無性に好きなあなたにぜひ読んでいただきたい。 最強を誇った吸血鬼ハンター、人類の英雄ハンスもいまや齢70を超えたおじいちゃん。余生をまったり過ごしていましたが新たに現れた人類の脅威を前に、再び立ち上がります。 「かつては最強」「だが今は衰えている」この設定があるおかげでどんな敵を相手にしてもカタルシスと緊張感が続くのが見事で、レベルの高いアクション描写と合わせて説得力抜群。今最もアツいジジイバトルマンガのひとつであることは間違いないです。 少年マンガらしい群像劇も魅力です。ハンスを中心とした人間たちの勢力、かつての仇敵ファウストの率いる吸血鬼陣営、新たな怪物グリム一派。それぞれ以前の因縁を抱えたまま戦いに身を投じていくのですが、ここにドラマが生まれないはずがありましょうか…! 大事なことだから最後に付け加えますが、ダンピールのココウィルちゃんが最高のヒロインをしており、つまり最高のじじロリがあるので、そういった観点からもよろしく頼みます。<<130131132133134>>
競艇をまったく知らなくても面白く読めます。競艇についてめちゃくちゃ丁寧に解説してあり、選手の生活の裏側なんかも知ることができる。レースにおけるスタートの重要性とかターンの難しさとか、ペラの調整に至るまで、競技そのもの見方が変わると思います。趣味全開の漫画だけど、競艇ファン以外にも読んでもらいたいと思う作品。ちなみに、しっかりラブコメ要素もあるのだが、これについては意見がわかれるとこなので触れないでおく。