食・グルメマンガの感想・レビュー1668件<<2829303132>>憑依?タイムスリップ?生まれ変わり?寿司?元祖江戸前寿し屋與兵衛 内山まもる 白川晶starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男冴えない独身男が寿司の夢を見て寿司名人華屋與兵衛が憑依して寿司を作って問題を解決していくマンガ。40歳の男がいきなり寿司を握れるようになるが憑依の条件が精神の安定なのか寿司をバカにされたのがきっかけなのかもよくわからないまま進んでいく。途中で華屋與兵衛と主人公の性格が同一になっていったりして結局憑依なのかタイムスリップなのか生まれ変わりなのかがわからないままハッピーエンドで終わった こういうマンガはいつ読んでも良いな 方向性も内容もよくわからないが包丁無宿勝負旅 土山しげるstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男だがそれがいいとしかそれが土山しげるとしか言えない。包丁無宿という名前でもしかしてかの料理漫画の名作「包丁無宿」に関係あるのかなとか考えながら読み始めたが確かに関係があった。主人公の関係者が「暮流助」と一緒に働いていたとか「大日本料理会」が無くなって違うのになっていたとか懐かしい話もあった。 内容は高級路線に対抗して安い材料とひらめきで勝負していくと思っていたがそんなに勝負はなく修行の旅がメインだった。確か今日読んでまだ三時間ぐらいしか経っていないが内容はほとんど覚えておらず唯一覚えているのはすっぽんの回に登場した主人公に敵対するキャラの土山しげる独特の悪顔しか記憶にない。 食育の重要さを学ぼう澤飯家のごはんは長男の光がつくっている。 山田可南野愛子どもの頃からの食育って大事だな〜と思わせられる漫画がバズってますが、こちらを読んでも食育って大事だな〜と改めて感じます。 澤飯家は父ちゃん、光、瑞穂の3人家族。母ちゃんが亡くなってから、長男の光がみんなの料理を作っています。 母ちゃんの美味しい料理が自分達を支えてくれたという思いがあるから、光くんも美味しい料理を作れるんですよね。 家のことが忙しいし…と部活を諦めていた光くんが料理部に入って楽しそうにしているのを見るとこちらまで嬉しくなります。 作るのも食べるのも楽しいことが一番なんですよね。 なんで自分だけとかめんどくさいとか思うことも、手抜きだったりカップ麺の日も何も悪いことじゃない。 無理せず楽しく、自分も家族も喜ぶご飯を作る光くんの姿が素晴らしい作品です。まんが飯とは!?美川べるのといかゴリラのまんが飯 美川べるの いかゴリラ名無しいかゴリラさん昔から好きで久々にいかさんの漫画読みたくなって買いました。 漫画飯とのことでいつからご飯作ったり食べたりするのかなと、 ページをめくり…ページをめくり……、… 最後までいってしまいました!!!! 漫画飯ってそういうこと!? 漫画に出てくるご飯についていかゴリラさんと美川べるの先生と担当さんがしゃべり倒します! もう最初っからギャグで飛ばしていくタイプの漫画。 全員ボケで担当さんがツッコミ状態なようなw 元気もらいたい時に読みたい漫画ですね! 肉に正解はない!!肉極道 森尾正博 佐々木善章マンガトリツカレ男俺の好きな「スイーツ本部長 一ノ瀬櫂」の佐々木善章が原作をやっているのでいつか読もうと思っていたらちょうどセールだったので買って読んだ。 肉料理専門食堂「あさくら」を引き継いだ主人公が訳のわからない理屈を言いながら作る肉料理はめちゃくちゃうまい客 肉極道に指導されながら肉料理を学んでいく。基本のパターンは毎回同じで珍しい料理とかではなく一般的によく食べたことがある料理が登場し作る際の注意点などが細かく書かれていて面白いし試したい気持ちになった。 佐々木善章の料理マンガはどれも面白いな 低予算B級映画好きにすすめたい三大怪獣グルメ 久住昌之 ほりのぶゆき 河崎実nyae読みながら、すごい低予算B級特撮映画を観てるみたいだなって思ってたら実際に映画もあると知り驚く。あの巨大なイカタコカニの怪獣たちは、どちらかというと漫画よりも映画の方が映えそうだなと思います。多分観ることはないと思いますが…ギャルの説得力メシギャル! はたのさとし野愛ギャルっていいですよね。 自由で明るくて友達思いで正義感に溢れていて曲がったことが大嫌い、不良にも優等生にも分け隔てなく接してくれてリーダーシップがあって実は家庭的な一面があって……そんなできた人間いる訳なくない?というクソデカ設定もギャルだと受け入れられるんですよね。 メシギャル!の滝沢まいながまさにそんな感じです。 廃部寸前の食育クラブを立て直すのも、校内で畑やったりケバブ屋開くのも、何故か教頭から目の敵にされ活動妨害されるのも、ギャルだもんな〜って納得してしまいます。 「アタシの料理、喰ってみ♪」ですよ。ギャルっていいですよね。ギャルってスティーブン・セガールみたいですよね。 初めて読んだ時の衝撃ダンジョン飯 九井諒子六文銭大好きな作品の1つです。 九井諒子先生自体 「九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子」 で初めて知ったのですが、オチが予想できないというか、童話のようなハッとする発見があって、めちゃくちゃ感動したんですよね。 今まであまり読んだことないタイプの衝撃でした。 その後も「ひきだしにテラリウム」など短編をあさってましたが、いかんせん作品数が少なくて悶絶していた中で、 この「ダンジョン飯」が連載開始! ということで、1巻から小躍りしながら楽しんで読んでおります。 上記短編同様、独特の発想力が本作でも健在。 「ダンジョンで何を食べているのか?」 というゲームやっている人間なら誰しもがもつ疑問を 「モンスターを食べている」 という斜め横の展開を見せつけてくれました。 しかも、誰が参考にできるのか?と言いたくなるようなレシピまで載っている丁寧さに感服しました。 ここまで非現実的なことやっておいて、例えば、クラーケンについた寄生虫を蒲焼きにして食べて、その寄生虫に食あたりおこすといった、ごく普通に食中毒を起こす描写もあるので(モンスター食べたらどれも食中毒起こしそうだし)、謎のリアリティも出してくるから、より面白くなるんですよね。 神は細部に宿る と言いますが、細かい設定を丁寧に描いているから全体がまとまっている感じがします。 思い残すことといえば、 笑い飯がM1決勝までいって何度も優勝逃したように、ダンジョン飯もマンガ大賞に何度もノミネートされて結局とれなかったのが、個人的に残念でした。 それくらい斬新で面白かったのですけどね。 11巻で、物語も最終章?に突入とのことですが、最後まで目が離せない展開なのと、結局何が一番美味しかったのかライオスが総括してほしいなぁと思いました。 「出る」場所で酒を飲むという発想!東京怪奇酒 清野とおる名無し出る場所で酒を飲む漫画です 「ドラマ面白いよ!」と友人に言われたのでまずは漫画一冊読んでみることにしました。 幽霊が出る場所で酒を飲む発想がすごい。。。 軽く不法侵入しちゃってる気がするんですがそんなことはさておきなんだか楽しそうに思えてきます。 清野とおる好きは読んでおいて損はないですね!!休肝日つくらないとな二日目の酔い子ちゃん 市川ヒロシ野愛飲み過ぎた翌日、部屋に謎のものがある現象は正直わかります。謎のレシート、謎のゴミ、謎の着信履歴…こわいですね。でもさすがに謎の朝定食は経験したことないかなあ。 そんな毎日二日酔い上等なよい子さんが主人公の作品です。 一歩間違えたらアル中のよい子さんですが、仕事はできるしコミュニケーション能力が半端ないし結構いいヤツです。 誰にでも何にでも興味を持って懐に飛び込んでいく姿勢が素晴らしいし、頑張ったあとの酒だからうまい!という美学も立派です。 二軒目以降は遠慮したいけど一軒目なら一緒に飲んでみたい気もします。 英国お菓子のススメ午後3時 雨宮教授のお茶の時間 鷹野久名無しイギリス書籍、イギリスドラマを見ると実際に出てきたお菓子やご飯を食べたいと思うことありますよね。 自分はスコーンとエッグベネディクトぐらいしか知らなかったです。 これは英国お菓子が好きな教授のお話。 タイトル通り午後3時に日光の当たる温室でアフタヌーンティーをするわけです。 どれも美味しそう…! ジャムローリーポーリー、トリークルタルト、ジンジャーナッツ、ウェルッシュレアビット… 自分的には聞いたことないお菓子ばかりでとても憧れを抱きました。 料理上手にも料理しない人にも楽しめそうな一冊です。うさぎさんスイーツの数奇な運命たべられうさ。【フルカラー】 ウミバード野愛うさぎの親子がスイーツに転生というメルヘンでかわいい設定なんですが、絶妙にかわいそうでかわいいです。 生まれ変わったらお腹いっぱい美味しいもの食べたいなあ…と切ない願いを抱いて死んだせいで、なぜか美味しいものになってしまうという。自分の体を食べることはできるので一応願いは叶っています。 ゆるーい絵がかわいくて癒されるんですが、なかなか残酷な運命が描かれているのでそのバランスがシュールでおもしろいです。 ストーリーなんて二の次のように見せかけて意外と楽しめます。ほぼラーメン(パイン味)の感想ラーメン大好き小泉さん 鳴見なる野愛もはや漫画の感想でもなんでもないんですが、パパパパパインのエピソードを久しぶりに読み返したら想いが溢れ出してしまいました。 一時期西荻窪に住んでいたので、風景も店内も懐かしくてめちゃくちゃノスタルジックになります。 西友で買い物したついでにパインラーメン食べに行ってたな〜 限定のピピピピピーチとかブブブブブルーベリーはすぐ売り切れちゃって食べられなかったな〜 今は町田に移転したのであの店舗はもうないんですよね。ちょっとさみしい。 ほとんどラーメンの感想になってしまったんですが、実在する場所が描かれている漫画って思い出を呼び起こしてくれますよね。 久しぶりに読み返してみたら、パインの煮卵の味が蘇ってタイムスリップしたような気持ちになりました。 こういう体験をさせてくれるのも漫画の良さかなあと思いました。 車で始めるアウトドア! #1巻応援はじめてのキャンプさん 双葉末月あうしぃ@カワイイマンガ何か始めるのに、勢いって大事ですね。無鉄砲さ、浅慮、そして欲望で飛び込んで、夢中で進んでふと息をつき辺りを見渡す時、見知らぬ光景に感動する。この作品は、そんな行き当たりばったりの冒険の始まりの書です。 大学入学前に、勢いで車の免許を取った女子。その思い切りの奥にある「充実していたい」という思いは妙にしっかりしていて可笑しいのですが、その「充実」への欲望は後の行動を加速させる。 車があるとアウトドアは可能性が広がる。羨ましい……。飯ネタが多いですが、車のトラブルネタなどハラハラ。そしてアウトドアの解放感は爽快! 姉との活動と、アウトドアサークルの活動。興味と欲望のままに、時に危なっかしい主人公は、先達に導かれて「充実」してゆく。緩いけれどもワクワク感を共有できる、キモチイイ冒険の書でした。土曜日半ドンが楽しみだったあの頃土曜日のランチメイト 高尾じんぐ野愛土曜日の半ドン、なつかしいですね。 まるごと休みの日曜日よりも、早く帰れる土曜日の方が解放感があって好きだったような気がします。 そんな90年代の中学校が舞台です。 主人公の真穂は土曜日の放課後、調理室に忍び込んでこっそりお昼ご飯を作っています。 しかし野球部の宮森君に見つかってしまい、お昼ご飯を作ってあげることに…というストーリー。 普段はほとんど喋らないのに、土曜日のお昼だけ一緒にご飯を食べる関係性がいいんですよね。 食べたいものを知らせてくれなかったり、感想も言わずガツガツ食べる宮森君を「まったくもう男子ったら」みたいな目線で見守る真穂は妻のようでもあり母のようでもあります。 この男子・女子感も古き良き学園ラブコメっぽくていい!なつかしい! なつかしいなつかしい言ってますけど、結構読み進めてから「今って土曜日半ドンじゃなくない?」と90年代設定に気づきました。20代の子が読んだらすぐ気づくんだろうな…とちょっとだけ悲しくなりました。さみしいときはあたたかくて優しいパンを食べよう麦の惑星 鳥野しの野愛優しくあったかくて、読み終わる瞬間には少しさみしくなりました。あったかくて甘いもの食べないと…。 山の上でパン屋を営む紺太と、不時着した宇宙人まみ太が兄弟として暮らすお話。 さみしいという感情はよくわからないけれど、紺太のパンを気に入り順応していくまみ太に心あたたまります。 美味しいと触覚がポンって出ちゃうのがめちゃくちゃかわいい…! お互いの孤独を分け合うように寄り添う2人が本当の兄弟に見えて、ずっと一緒にいてほしいなあと切なくなりました。 辛いことさみしいことは忘れてしまえばいいと思ってしまうけれど、その中にも大切な思い出がたくさんあるんですよね。 紺太のパン食べてみたいなあ。優しい味がするんだろうなあ。 今いちばん好きなグルメ漫画 #1巻応援くるくるくるま ミムラパン 関野葵nyae移動式パン屋「ミムラパン」が巻き起こすハートフルな人情漫画ですが、あえて"グルメ漫画"として推したい。そのくらいパンが美味しそうに描かれています。そして単行本には登場するパンのレシピも掲載されています。ミムラパンのパンが家でも食べれるなんて!と思いますが、パン作りは難しいので慣れてない人にはハードルが高いかもしれないですね。でも読めばきっと挑戦したくなるはずです。 この漫画は、背景の描き込みが凄まじく、また漂う空気とか人の感情の移り変わり等の効果の表現が特徴的でどこかファンタジーな雰囲気があります。それでいて生きるうえで大切な「美味しいものを食べる喜び」もしっかり伝わるように描かれてます。 作中でも言われてますが、パン作りは本当に難しい。ましてや商売にしようとすれば挫折は当たり前。そんな中で、どうして諦めずにミムラさんがパン屋を続けているかという問いにたいして答えた言葉がものすごく響きました。つらいことばかりでも、何があっても忘れることのない「楽しい瞬間」。もしかすると1秒もないかもしれないその瞬間のために頑張れるって、誰にでもあると思います。 パンに限らず、なにか美味しいものを自分で選んで買って、気分ををあげようという気持ちにしてくれる漫画です。小学生男子2人の自炊withマンションのご近所さん今宵、グランディール神殿で夕食を 林らいすたかPixiv漫画でいつのまにかフォローしてたやつ(いつフォローしたのか全然覚えてない)があって気になって読んでみたら最高だった。ありがとういつかの私……! 母子家庭の一郎太は料理を作るのが大好きな小学6年生。お隣のおっさん家で勝手にパスタを作って一緒につくって晩ごはんを食べる…という驚異のコミュ力でたくましく生きている。 そんなある日、グランディール新田に新しく父子家庭が越してきてそこの子・和と一緒にご飯を作るようになるというお話。 私が通ってた高校の隣の駅が「〇〇新田」で、よく「『〇〇神殿』だったら名前超ウケるな〜」としょうもない考えてたのでこの作品のネーミングにはすごく共感してしまいました。 大胆な一郎太と料理初心者で慎重な和というコンビは見ててニッコリしてしまう。 絵の描き込みが素敵でご飯が本当に美味しそう!そのご飯というのが、一郎太の豪快で大胆な性格を反映した分量や切り方や時間気にしない、気楽にテキトーに作るご飯なのがまたいい。土井善晴2世……! マンションの住人たちがみんな個性的で、奔放に生きてるアンナちゃんとお姉様のカップルが特に好きです。 2019年から連載しているようですが単行本の発売はまだみたいで残念。早く売ってくれ〜!百合的三つの視点 #1巻応援酒と鬼は二合まで 羽柴実里 zinbeiあうしぃ@カワイイマンガ①依存百合 二人の女子大生・ヒナタとナオリのお話。ヒナタは人間に酒を与えられないと死んでしまう「鬼」。故にナオリにお酒を作ってもらうのですが、ヒナタはナオリに依存しつつも劣勢ではない。 ナオリは誰かにお酒を作りたいけれども陰キャ。そこを陽キャのヒナタに救われるような、絶妙なバランスの相互依存関係になっています。 ②同居百合 そんな二人は同居を始めますが、意外にも持ちつ持たれつの関係を築きます。ナオリがお酒を提供する代わりに、ヒナタが美味しいご飯を提供する。様々な意味でwin-winの関係で、楽しそうな様子がとても良いです。 ③アルコールと百合 ナオリのお酒オタクをヒナタが受け入れて始まる関係は、お酒を飲む度に打ち解けます。これはアルコールありの大人百合の醍醐味ですね!さらに相手をちゃんと見られる人になりたいナオリの真摯さに、信頼を深めるヒナタ。 もうパートナーへの道まっしぐら!? ヒナタの目的やヒト世界との関わり方、待ち受ける何らかの障害など、見どころが多くて次巻が待ち遠しいです。 何かを失っても、何かを得られる#1巻応援しあわせは食べて寝て待て 水凪トリ六文銭表紙から醸し出すそこはかとない「ロハスちっく」さに、 ジャンクまみれな自分は遠ざけていたのですが、読んでみてたら、これがすごく良かったです。 「凪のお暇」とか「サチのお寺ごはん」が好きなので、 同じような方はハマると思います。 主人公は病気によってフルタイムで働けなくなった女性。 描いていた自分とのギャップに鬱屈した日々を過ごしていたところに、 引っ越しの内見で、少しおせっかいだけど素敵な大家さんと出会う。 お隣に住んでいる大家さんの家には、息子と称する男性がいて、薬膳など健康的な料理に詳しく、心身ともに少しづつ回復していくという流れ。 ほんわかした絵柄とマッチした内容に、読んでいてとてもほっこりします。 主軸はあたたかい人間関係ですが、健康によさそうな食事なども出てきて、グルメ漫画の要素もあります。 現実は、色々挫折したり、悲しいことも多いけど、なんてことはないという気にさせてくれ、元気になります。 何かを失っても、その分何かを得られるし、今まで見えてなかった世界が広がるんだと思います。 そこに、人間の想像力というか、生命力の強さを感じます。 健康をテーマにしつつも、大家さんの息子(実際はアレですが…)さんと、職場の上司との関係も何やら発展しそうで、今後が楽しみです。 ママ〜〜!!ママもご飯も大好き!! #1巻応援なつみママのただいまごはん。 香田直天沢聖司チョーカーをつけたアッシュヘアの若くて可愛いスナックのママがお客さんに家庭的な料理を振る舞う優しいお話。可愛いくて優しいママと庶民的な料理の組み合わせは「ネオ深夜食堂」って感じでソッコーでどハマりしてしまいました。 もうママに……ママに癒されたい……!これがバブみという感情なんだなと本能で理解しました。ママ〜〜!! なつみママはとにかくどこまで自然体に優しくてママキャラにありがちな不自然に性的に誇張された母性みたいなのと無縁かつ天然で「これを求めてたんだよ!!」って感じの女性で最高…! 近所にこんなスナックほしすぎておかしくなりそう……ママ……😭男女混合戦艦擬人化×海軍メシおふねごはん 牧ぺそ表紙可愛い!海軍グルメ面白そう〜!と思って表紙買いしたら戦艦擬人化漫画でびっくりしました。 絵が優しくて柔らかくて素敵♫ ご飯目当てで読んでまさか軍艦の知識が身につくとは! 個人的にはご飯目当てだったのでもっとお料理や食事シーンが見たかったなぁ……でも雰囲気が素敵でご飯がとても美味しそうなので興味のある方はぜひ! 煙の向こうがわの幸せいぶり暮らし 大島千春野愛一点の曇りもなく寸分も狂いもなく幸せな日常を過ごしている人達なんてきっといない。 わかっているはずなのに隣の芝生が青く見えて、自分の日常がうまく愛せなくなったり。 そういうリアルさを忘れさせてくれるひたすらほのぼのした日常漫画かと思ったら、ひたすらリアルな日常漫画だった。 同棲中のカップル・頼子と巡が休日に燻製を作って食べるお話。 相手のことがわからなくなったり、将来に不安を感じたり、他のカップルと比べてしまったり。 何も起こらないように思える毎日の中、言葉にならないモヤモヤとした感情が生まれては消えていく。 それでも、美味しいものを作って一緒に食べれば間違いなく幸せで。 痛さも甘さもほろ苦さも全て含めて愛おしい日常なんだと教えてくれる作品でした。 もちろん料理漫画としてもすごく面白い! 燻製コーヒー飲んでみたいし、たこ焼きやカレーの具材を燻製にするのも美味しそうでやってみたい。ハイテンション社会主義この社会主義グルメがすごい!! 河内和泉 内田弘樹野愛異国の食生活と歴史を学べる漫画かと思ったら……学べるは学べるんだけどハイテンションで情報量がすごいので圧倒されてよくわかってません。 社会主義の擬人化ってすげえな…しかもあんまり飯美味そうじゃないな…とうっかり資本主義に感謝しそうになりました。 透明コーラのエピソードは面白いので記憶に残りましたね。 資本主義の象徴であるコーラをバレないように味わうため、なんか現代にも通ずるようなお話だなあ。 かわいい女の子の形しててもお家にソ連そのものがやってきたら嫌かも。<<2829303132>>
冴えない独身男が寿司の夢を見て寿司名人華屋與兵衛が憑依して寿司を作って問題を解決していくマンガ。40歳の男がいきなり寿司を握れるようになるが憑依の条件が精神の安定なのか寿司をバカにされたのがきっかけなのかもよくわからないまま進んでいく。途中で華屋與兵衛と主人公の性格が同一になっていったりして結局憑依なのかタイムスリップなのか生まれ変わりなのかがわからないままハッピーエンドで終わった こういうマンガはいつ読んでも良いな