わたしもこの2ヶ月ほどのあいだに、たくさんやりましたよお取り寄せ。 スイーツ取り寄せではバウムクーヘン頼みがち(わっかる〜…!) エレファントリングというバウムクーヘンは、カンブリア宮殿で紹介された瞬間にポチッてました。美味しかったので私からもおすすめ。 この漫画を読んでいちばん気になったのは「祇園ボロニヤ」のデニッシュパン…ちょっと種類が多いのでどれを頼むか考え中です。。 五條堂のフルーツパフェ大福「鴻池花火」は売り切れてたので次のチャンスを待つ。 今回はほとんどがお菓子系だったので、おかず系のお取り寄せ漫画も読んでみたいです!
カバーの表裏に描かれた漫画のタイトルが単行本全体のタイトルにもなっている面白い一冊です。自分は紙版で持っているのですが電子版だとカバー下の3,4ページ目はどう表示されているのかちょっと気になっています。短い話ですがこういう切ないキスシーンは売野機子先生らしいなと思います。全体的にラブは少なめな短編集ですがときめくシーンはたくさんあります!シュチュエーションが全く違う話ばかりなので読めば必ずお気に入りの話が見つかるはず。
大好きな能條純一氏の麻雀漫画であるこの「風牌にふかれて」ですが、飄々として風の様に生きる主人公の麻雀を通しての出会いを題材にた物語です。同一作者のヒット漫画「哭きの竜」の姉妹編的な作品と捉えられますけど、並行して読むと、キャラは違うが容姿が同一な登場人物が被ってしまい混乱してしまいます。これから読まれる方は、2作品を別々に読んだ方が良い事をお伝えさせて貰います。
漫画をTVドラマにする際に、プロデューサーが原作にどんなアレンジを加えドラマ化するかを楽しみしている私ですが、この「JIN-仁-」に関してあえて勝敗を付けるならば、人物設定がシンプルであり分かり易く気軽に読める漫画の方に軍配を上げます。 南方先生もドラマに主演した大沢たかおさんみたいにカッコ良過ぎず、身近に感じられます。いずれにしろ抜群に面白い漫画である事は間違いないから読まない手はないですよ。ドラマを見ていたけど漫画は読んでいないというのはもったいないです。
夜の仕事であるホストの仕事の実態や苦労などか熱く描かれている漫画です。単純にホストと言うと、ただお酒を飲んで接待すれば良いというイメージだったのが、この作品を読んでみてアフターフォロー等も含めて誰でも出来るようなものではなくとても大変な仕事だということが分かりました。 ホストの仕事に興味ある人にオススメしたいですね。
霊感と動物と話せる特殊な能力を持っている主人公。動物たちとダイレクトに話ができるのはすごく羨ましい。その能力を活かした探偵をするという展開も面白い。 ミステリーですがちょっとギャグっぽいところもあり、思ったよりもずっと奥深い内容で楽しめました。絵もきれいで動物の描写も上手いので、動物好きの人には相性が良さそうだなと思います。
かつて大ブームを起こした「ちいさな恋のものがたり」の作者、みつはしちかこ先生のほのぼのファミリー漫画です。今回、「ハーイあっこです」も描かれているということもはじめて知りました。長年渡ってご活躍されているその凄さにも感動です。 漫画家のお姑さん"オヨヨさん"はおっちょこちょいで天然。お嫁さんの"アララさん"は明るいしっかり者。時々、お互いの失敗に呆れたり、辛口のコメントを口にしたりするのですが、困った時にはお互いに助け合ったり、フォローし合ったり、といいコンビぶりを見せてくれます。お姑さんとお嫁さんというより、お母さんと娘って感じかな。なんだかとっても良い関係で、羨ましくなります。かと言って、単に漫画の世界の夢物語に終わらず、結構現実味を帯びた"嫁&姑のあるある"シーンも多いんですよ。ただ、それに陰湿さを感じさせないのは、みつはし先生の作品らしく、どのキャラクターの短所にも愛すべき点があるのを基本に描いているからだと思います。クスッと笑える4コマ漫画仕立てで、軽く読めるので、仕事の合間やちょっと疲れた時の気分転換にページを開いてみるのもおススメです。
イラストが好みだったので読んでみました。作品タイトルの「狂室」が、本筋としっくりくる作品です。 主人公はまともな思考を持っている一般人ですが、ヒロインや友人がサイコパスにしか見えません。死人が出ますが嫌悪感をもつようなグロテスクな描写はなく、ストーリーも分かりやすい漫画です。 ミステリーやホラーが好きな方にはお勧めです。
自分を捨てた母を憎みながらも、ひとりのモデルとして強く憧れた主人公が、同じモデルの道へ進むというストーリーで、思わず応援したくなります。数々の強敵に対して負けずに、モデルとしてのプライドを持ち頑張る主人公がカッコ良くてあっという間に最後まで見てしまいました。絵がとてもリアルなので、感情がすごく伝わってくるんですよね。主人公の悲しみや喜び、弱さなど共感できました。
切ないけど、心動かされる話だった。 柴は、自殺しようとしている所を便利屋、玄野に助けられ自分も同じ場所で働くことになる。 柴さん、色々依頼者に寄り添い突っ込みすぎじゃないかなと思う所もあり、、人との距離感って難しいなと思った。玄野は、冷たいけど本当は心優しい青年で。 二人のバランスが絶妙にマッチしていて、いい雰囲気を醸し出してる。 二人の過去の闇は深そうです。 でも自分の心の闇と向き合おうとしてる柴さんの姿に心揺さぶられるものがありましたね。 人助けとは。に果たして答えが出るのか。
私が初めて観たドラえもん映画、はじめて買ったドラえもんコミックス、新ドラに呼び戻してくれた作品、思い出いっぱいです。 大長編ドラえもんの中では、珍しいと思われる 「のび太たちの世界の直接の危機」 終始ミリタリー風味が感じられ、限られたリソースと鹵獲したザンダクロスでどのように鉄人兵団を迎え撃つか? ドラえもん作品と言うより、「ひとりぼっちの宇宙戦争」などのハードSF寄りな異色作では無いかと思っています。 敵である鉄人側にも彼らなりの正義で動いており、「ロボット奴隷を開放するために人間を労働力として使う、奴隷ロボットは幸せになれる」が、40年近くたっても刺さる内容です。 そしてゲストキャラクタであるリルルとしずかちゃんの交流もまた刺さる 「やっぱりほっとけないわ・・・。」刺さる ラストについては、藤子・F・不二雄先生自身「納得がいっていない」と何処かのあとがきに書かれていたと思います。(ソースは忘れしまいましたが・・・) 私は、あのラストには結構納得しており「藤子先生でも、ああする意外のび太たちを勝たせる術がなかったのだ」と思っています。 また、これは意見が別れるかもですが、 この作品は「原作漫画」「旧映画」「新映画」の3つのタイプで楽しむことができます。私的にどれが一番かと言うと、圧倒的に「新映画」となります。 原作・旧映画で薄かった、のび太サイドがキレイに補完されいるのが、原作主義派だった私に「ドラえもんと言うコンテンツが、藤子先生の手を離れた今でも、まだ生きているコンテツ」だという事を実感させてくれました。 好きすぎて映画館に毎週行っていた 「新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」超名作だから観てくれ・・・頼む・・・
小学生の時にジャンプで連載していて当時も読んでいたがジョジョとあんまり区別がついていなかったような気がする。クラッシュ・マリガンだけは覚えていたがひさしぶり読んでこんなに内容が難しかったっけと思った。 主人公の鬼哭霊気の血筋?守護神?十天闘神・毘廬遮那?バイローチャナ?五智如来?の設定がほとんど理解できないのと説明文の多さに迷いながら読み終わった。 大神魔王パズスのインパクトだけはすごかったがなんでこれを覚えていなかったんだろう...
主人公・公平の器の広く、人の心理を読むことにたけた頭の良さが光るホストとしての活躍ぶりがとても頼もしくて、毎回とても楽しみに読みました。家庭のある公平ですが、こんな夫を持つ奥様がとてもうらやましくなるほどです。 道をそれた同僚に対しても、慈悲深さと相手の心の根をゆさぶる行動で軌道修正してあげる情が素敵です。
最初の方は「これくらい可愛いもんじゃん」と思ってましたが…まさかあんなことになるとは。 バリバリ働いて息子を一人前まで育てたところまでは素晴らしかったのに、どうしてあんな風になってしまったのか。たぶん単純に嫁が疎ましかったんでしょうね。
こういう設定はあまり多くありませんが、結構新鮮だなと思いました。主人公のほんわか天然キャラを始めとして、周りのキャラクターたちも個性が強くて楽しいです。 ピュアな恋愛の展開なので途中でラストが見えてきてしまうという点もありますが、それでもやっぱり先が気になってどんどん読んでしまいますね。
くりた陸さん(お亡くなりになってしまいましたが)大好きでした!! 特にこの『ゆめ色クッキング』が好きで、よくコレ読みながらご飯とかおやつとか作ってましたね。 一番好きなエピソードは“虹色クレープ”です。自分では作れなかったけどシュワシュワのゼリーが美味しそうでどんな味か想像出来なくて…。食べてみたかったなぁ…。 南野さんと芹香ちゃんの恋愛も可愛くて良かったです。 久々に全巻読み直し出来て良かったです。
まあ奥が深いと言っても、私自身に知識がなくて知らないことがたくさん描いてあるなと思ったというだけなんですが。 Xジェンダーの定義は、心の性別が男女どちらでもない(どちらでもある)ということらしい。その中で著者は、体は女性で、恋愛対象は女性。 ここで心も女性であれば「レズビアン」に該当するのだけど、性的指向は男性寄り(性交ではタチ=攻めしかできない)なのでレズビアンではないようです。複雑だ。 物語としては、交際していた女性があっさりと男性と結婚し、しかも妊娠したという事実に大変ショックを受けたことで、女性同士の出会いを求めてオフ会へ参加しようとする…というものです。 フッた女性を見返して幸せになってやると意気込む主人公に良い出会いは訪れるのでしょうか。
酔庵ってすてきなお店ですよね。行きたいかと言われるとうーん、常連さん達がいない時間に行きたいかなあ。 あんな癖強め(とは言えマナーは割とちゃんとしてる…かな?)な常連さん達を適度にもてなし適度にあしらい、季節の美味しい料理を提供してくれるんだからいい店です。爬虫類のペット連れてっても怒らないし、煮汁とか持って帰らせてくれるし、ミカちゃんかわいいし。 常連さん達が癖強めになっちゃうのも、それでいてみんな仲良く呑んでるのも居心地がよくて気が利いているからなんだろうなあ…。 読めば読むほど酔庵に行きたいという感想しか出ません。 酒のほそ道の宗達はいろんなお店で呑んだり家呑みしたり多様な酒の楽しみ方を見せてくれますが こちらはひとつのお店に通う楽しさ、その中で季節を感じたり人間模様を観察したり…そんな楽しみ方を教えてくれます。 酔庵のマスターはラズウェル細木作品に出てくる登場人物の中で(珍しく…いや、唯一かも)人間的に好きです!!
※ネタバレを含むクチコミです。
ライドンキングは、とある国の大統領が銅像の下敷きになって、そこから異世界に迷い込み、いろんなものへの騎乗愛を楽しむというストーリーです。しかし異世界転生する主人公のプルチノフがどう見ても日本の北のほうにあるめちゃくちゃでかい国の大統領をモデルとしており、あらゆる格闘技を活かしてピンチを乗り越えていくというギャグ漫画でした。異世界転生ものでこういった趣向のものは見たことがないので新鮮でした。
高校生の幼馴染の話で、主人公の女の子はその気がなかったけど突然幼馴染から告白されてなんとなく付き合うことになるところから始まります。 唐突感はありますが、何も考えずに思ったままに恋愛していた自分の高校時代とかを思い出せて、恥ずかしいようなでもこういうの懐かしいなって思えます。 王道だからこそ、今現在アラサーの人には作品のテイストからいっても逆にマッチすると思います。難しく考えず、一気に読めるのでおすすめです。
人情刑事がおりなすヒューマンドラマ。 52歳の四方田が犯人を口説いて改心させる王道の話ですが絵柄もどこか懐かしく、犯人たちの哀しい事情も読んでいてほろりとします。 現実でもこういう刑事さんがいて欲しいな、実際にこういうお話とかあるのかな、と思いながら読みました。
雲の王国は本編を読んでから読むべし。
わりとシビアな恋愛をしています。シリアスなシーンも多いですがギャグが補ってくれているのでそこまで読んでて辛くないのが救い。綾人がリアリストな一面もあって恋愛ってきれい事だけじゃないんだなぁって思います。悲しいけれど、絵が綺麗なので読んでて楽しい漫画です。
主要キャラの女性たちがもれなく美しいのは言わずもがな。 お酒に対する関心があるなしに関わらず、誰にでもオススメできる素晴らしい漫画です。 バーテンダーという仕事を知るのにこんなにいい本はないのではと思うほど、バーテンの仕事と業界のリアル、そして「女性が自立して仕事をするとぶつかる壁」がちゃんと描かれています。共感できる人多いと思う。 出てくるキャラたちはみな「プライドの塊」といった感じで、バーテンダーという仕事に人生賭けて向かい合ってます。キラキラしてるだけじゃない。女の子がたくさん出てくるけど、それぞれただの仲良しというだけではなく、ぶつかったりしながら色んなかたちで刺激しあえる良い関係なのが、読んでて飽きない理由でもあると思います。 これ読んで、フレアバーテンダーのYouTube動画とか見るようになりました。
自殺探偵という、どんな探偵なのか想像もつかないところに興味をひかれて読み始めました。 絵のタッチが繊細できれいで好きです。美人で警視庁でも屈指の推理力を持つけど周りからはうとまれている女性がとてもアクティブにストーリーをひっぱっていくのでさらっと読めるテンポの良さがあります。 自殺探偵は、出会った瞬間には首をつっているし、何かと自殺スポット認定したり、とにかく自殺にうるさい探偵で、見た目の不気味さもあいまって、相棒の警視庁の女性との今後の関係がとても気になります。 自殺か殺人かを判断し自殺に傾倒している探偵が独自の視点で事件を解くという、ミステリーとしてもとても魅力的な作品です。 もっと長編でもいいなと思ったんですが、続編があると知ったので読んでみようと思います。
今週のヤンマガに載っていたのをたまたま読んだだけですが、読みはじめて一瞬で夢中になって最後まで読み切れました。「これがちばてつや賞で大賞を取る実力か…」と鳥肌が立つ思いです。 「命の大切さ」という、言葉にすれば簡単だけど、それってどういうことなのかを漫画として最高なかたちで伝えている作品だと思います。 1人でも多くの人に読んでほしい。
率直に、すごいものを見たなという感じです。正直最初は、低俗なエログロ漫画だと思っていましたが、しばらくすると、ページをめくる手が止まらない自分がいました。単なるエログロではなく、何か得体のしれない真理(しんり)みたいなものが見え隠れするんですよね。作者の意図するところは結局最後まで分かりませんでしたが、読後は非常に爽快な気持ちです。
稲井くんと田中くんが1年ぶりに帰ってきましたね! 「稲井がいない」からどうなったのか気になっていたので嬉しいです。 読切以上に稲井くんの熱いパトスが伝わってきました。
学校で大人気のイケメン結平くんが、保育園児のゆずゆちゃんを母親代わりとなって面倒を見ていく漫画です。見どころは、やはりゆずゆちゃんの可愛らしい姿です!こんな子どもがいたら私も可愛がりたいなってつい思っちゃいます。また、結平くんが愛情深くゆずゆちゃんの面倒を見ることで、2人の関係が深くなっていくところも素敵です。
この漫画は子供から大人まで、性別も問わずに読むことができる、とても親しみやすい野球漫画だと思います。 昔から少年漫画の野球漫画は色々あると思いますが、この作品は、絵のタッチがちょうどよく、文字数も多くないですし、しかもわかりやすいです。リアルで渋いタッチの絵と、可愛い系のちょうど間で、誰にでも愛されやすいキャラクターたちと読みやすさが、この漫画の一番いいところだと思います。そして、甲子園を目指す少年たちの姿に、すかっと爽やかな気持ちにさせてもらえるところも、この漫画の長所だと思います。 私は女性ですがスポーツが好きで、しかし漫画はあまり読まず、しかも野球はとても苦手なのですが、そんな私でもこの漫画なら楽しみながら野球に親しむことができました。
特殊清掃という仕事は、当然存在して然るべき仕事なのだけど、これまた当然のように隠されている仕事でもある。実写だと生々し過ぎるし、文字だと想像がつかないので、漫画は最適な形式かも知れない。 自分がどのように死ぬのかは分からないが、死に様にその人の人生が垣間見えることは確かなようだ。コミカルな筆致が人間って所詮こんなもの、という悲哀と不思議なポジティブさを与えてくれる。
コロナ時代を反映した実験的なギャグ読みきり作品。リモート合コンに番長キャラが参戦ッ! 果敢にアタックするという設定。リモートの良さを活かしたギャグにはキレがあり、遠隔のツッコミ方も新しい。けど、ちょっと窮屈そうにも感じてしまった。これは難しい。
針、指圧、漢方を得意とする主人公がいろんな病気の患者を治療していく下町っぽい人情ドラマ。篠原とおるの漫画って女性主人公ばかりだとおもったけどこれはおっさんだった いい話もありいきなり終わる話もありよくわかんない展開の話ありだがそんなに難しい話でもないので寝る前に読むのにはよかった。 篠原とおるの漫画を最近読んでるが内容が娯楽って感じがしてすごいいい
装丁がぶ〜けコミックス風なのもとっても素敵!出版社が違うのに実現したのは松苗あけみ先生だからこそなんでしょうね。生い立ちから始まり、色んな漫画家さんのアシスタント経験談、連載秘話など、内容に関しては読み応えあり過ぎるくらいです!デビュー後もストーリー作りがなかなか出来なくて苦労したというお話はとても意外でしたが、松苗先生が謙遜してるだけで本当はそんなことないんじゃないのかな?という気もします。一条ゆかり先生のアシスタントをされていて一緒に旅行に行ったりするほど仲良しということはお互いの漫画にもよく描かれているので知っていましたが、内田善美先生ともお若い頃から交流があったとは驚きました。内田先生の作品は今だと普通に手に入れることは難しいし幻の作家さんだと思い込んでいたのでこんなに気さくな方だとは思いませんでした!内田先生のアシスタントさんが消失点を取る為に部屋いっぱいに紙を広げて奮闘しているシーンは感動しました。松苗先生ファンはもちろんのこと、熱意と努力によって生み出された華やかな少女漫画の歴史を知れる貴重な一冊です。
本当にこんな世界あるの?ってぐらいぜんぶ闇みたいな話のオンパレード。けっこう盛って描いてるのだと思いたいけど果たしてどこまでが真実なのだろう。主人公の「行けるところまで行ってやる」というスタイルは嫌いじゃないし、むしろ好感が持てた。
お酒自体好きではあったものの、独特の風味や匂いが合わず中々好きになれなかった日本酒。ですが、この作品を吟醸酒作りに人生を賭け取り組んでいる人達の熱い思いがあることを知りました。そして日本人でありながら日本酒に関する知識が無い事にも気付かされましたが、単に日本酒のうんちくを語るのではなく、主人公の佐伯夏子が出会う試練を通して教えられるので、嫌味がないので受け入れる事が出来ます。日本酒を飲んでみたくなる「夏子の酒」悪くないです。
その女子校で、まことしやかに囁かれる噂。月曜日に女子に触れると、心中した生徒に呪われる……皆がその噂に怯える中、転校生の真白は、タブーを犯す様に皆とスキンシップを取り、恐れられる。 何故そんな事をするのか……真白の涙と本心を見てしまった先輩の高瀬は、真白に惚れつつも、彼女の願いを叶えてやろうとする。 真白の願いは…… 「恋人のふりをして」 ♡♡♡♡♡ ある目的の為にタブーを犯す真白。自我を通す彼女の真っ直ぐさは(強気な時も涙する時も)最初から最後まで、強烈だ。 先輩の高瀬をからかううちに、変化していく真白だが、その時々の真っ直ぐさは変わらない。 一方、そんな真白に惚れ、彼女の願いのために何かしたいと願う高瀬は、次第に従順な生徒の群れから離れ、自分の意思を表明する様になる。最初弱々しかった高瀬の視線は、次第に強い眼差しとなり、恋と決意の表情にドキッとさせられる。 大切な人の為に、強く真っ直ぐであろうとする二人は、学園の呪いに打ち克つことが出来るのか……。 高瀬が入れられた反省室に隠された、過去の恋人達の手紙など、謎めいた雰囲気に心ときめく。手紙のイニシャルが仄めかすものとは……分かりにくいけどそれがいい!
現代のアスリートにとって、「食」はパフォーマンスを左右する重要な要素であり、普段の体作りがいかに大切かよく分かるマンガ。 的確な栄養学に基づいた内容で、レシピも詳しく書かれている。 いかにもお昼のN○K番組とかで放送してそうな内容なのだけど、父と娘の二人三脚のドラマがとても良い感じで、話に入り込みやすかった。 作画の見原由真さんの画も、真っ直ぐで健康的な感じで、ドンピシャだと思う。 試合などの実践シーンはもっとあるかと思ったが、意外と控えめで、日常生活の描写が中心だった。
猫のふくまると、素敵なおじさまのお話。 ペットショップで売れ残っていた、ぶちゃいくな猫を、ダンディーなお紳士が買ってかえります。猫の気持ち、おじさまの気持ち、それぞれが描かれていて、どちらもキュンとします。 ふくまるはらこの幸せがつづくのか?と怖い気持ちもありつつ、おじさまと一緒にいられる幸せを噛みしめています。そしておじさまは、ふくまるに癒されていきます。 おじさまも、ふくまるも、幸せだけれど、どこか寂しさがつきまとっているのが切ないです。妻を亡くしたこと、ペットショップで見向きもされなかったこと、それぞれが抱えた寂しさのせいで、ふたりの関係がとても愛情深いものになり、ジーンときます。 おじさまの紳士っぷりは素敵ですし、亡き妻への思いや、ピアノへの向き合い方ど、猫との関係以外でも、気になることもたくさん。興味をもって読み進められました。 猫好きなひとはもちろん、私みたいなペットと無縁なひとでも楽しめる作品だと思います。
紅茶の中から出てきた紅茶王子こと、アッサムとアールグレイ。願い事を3つ叶えてくれるのに、奈子も美佳もなんですぐに願い事を言わないのかが不思議だった。自分なら願い事3つぐらいすぐ浮かぶのだけど。でも願い事を叶えて貰ったら紅茶王子は消えてしまう、それは寂しい。紅茶王子には、いつまでもお茶会同好会の仲間として奈子のそばに居て欲しい。紅茶のウンチクなどもあり、楽しい学園ファンタジー作品なのですが、内容の割には全25巻と長巻です。一気に読み通すよりも、お茶の合間に少しずつ読みたいマンガです。
幕末史を題材とした漫画はたくさんあってどれから読もうか迷いますよね。もし自分が子どもや歴史苦手な人にオススメするとしたら「お~い!竜馬」を推したいと思います。 ”武田鉄矢史観”とも言うべき、驚異的に分かりやいストーリーに加え、小山ゆうの描く偉人たちの人間臭いこと! 細かい史実や、内容の正確など二の次で良いと言わんばかりの人物像のオンパレードですが、歴史に興味を持つ取っ掛かりとしては、これくらいで丁度いいのです。 大クセのある武田鉄矢、小山ゆうの思想が強いので、幕末のイメージが固定化されないよう注意が必要です。 「お~い!竜馬」を読み終わった後は、他の幕末作品(壬生義士伝や風雲児たち)を読むとバランスが取れると思います。
1話目の表題作の男性がクズっぽく描かれてますけど、私は子供を欲しくなかったので、この同棲相手さんは羨ましい、と思って読んでしまいました。結婚する気はないのは困りますが、子供を欲しくない男性、良いですね~。私もこういう風に価値観のあった男性を選べば、離婚にはならなかったのかな~と思いよみました。途中から違ったタイプの男性が、出てきますが私なら同棲相手の彼氏を選びますね。
1巻が面白かったので2巻も購入。「面白い」という言葉が適切かどうかわからないけど。わたしが知ってる統合失調症の知識というのはネットやテレビで聞きかじった程度のものなので、何かを知った気になるつもりもないのだけど、それでもこのマンガは何かが凄い作品なのではないかと思うに至った。 そもそも、精神性疾患を取り上げた作品は世に数多くあるものの、自分の知る限りでは統合失調症を描いた作品はあまり見かけない。 外部からの視点で描かれた作品はあるにせよ、本人が自ら筆をとった漫画となると、さらに少ないはず。 (パッと思い浮かぶのは卯月妙子先生の作品くらい) これは、当事者が「自己を客観視」して表現するということが、いかに難しいかを物語っていると思うし、まだ世間の関心や理解度が追いついてないという事かもしれない。 「統合失調症日記」というストレートなタイトルの為、誤解されたり、敬遠されてほしくなくて、まず作者のきこりさんの独特の世界観だったり、ユーモアセンスがあって漫画として面白いので、少しでも興味があれば読んでみてほしい。 ちなみに、紙の単行本の値段設定は1100円ほどで、電子書籍版だと600円ほどで購入できる。
同窓会で久々に会った同級生はほとんどが結婚していて例外なく家庭の話で盛り上がる。確かに34歳ともなれば結婚している人が多いかもしれない。とは言え現在は結婚も遅くなっているから30代前半で結婚を焦らなくても良いのに、いや返ってその年代だから焦るのかもしれない。凛々子は独身介護士、アヤカは既婚だけど何か裏の秘密有り、桜はすでに離婚してシンママ。立場の違う3人が同窓会をきっかけに会うようになったものの会話にはいつも裏と表が有る。その裏の心の声(本音)がとても鋭くて面白い。女友達ほど、簡単に裏切るものはないです。だからこそ、この漫画を読んでいて、大きく肯くものばかりでした。男同士の友情より女同士の友情ほど、儚いものはないのがリアルの世界。思わず考えさせられてしまいました。ちょっとシリアスだけど、それなりに面白い。
権力と武力を持った王様が亡くなり、その息子2人の生き方を綴った物語。 出来ない長男・ボッジは周りや次男からも蔑まれるが、前向きに自分なりの強さを求めていく所が考えさせられる。 出来る次男・ダイダもいろいろな葛藤などと戦いながら成長していく。 兄弟で争いはなんだか切なくなるが、それぞれ違った強さを求めているようで、根本は同じ事を考えているような気がした。 気持ちにスッと入ってくる絵とセリフで、とても心打たれる作品だと思った。
4つ恋のお話の短編集です。ストーリーの短さで、どれもサクッと読めてしまうのですが、その中には「これぞ少女漫画‼︎」と言える要素が全て含まれています。恋する女の子の心のときめき、高揚感、幸福感、悲しみ、切なさなどなど、女性が共感できる気持ちがぎっしり詰まった作品です。まだ見ぬ恋に憧れている人、恋している真っ最中の人、恋を失ってしまった人、すでに家庭を持っている人、どんな状況にいる女性もこの作品が好きになってしまうんじゃないかな。個人的には、第1話が気持ちがスカッとするし、主人公ふたりのいじらしさ、可愛らしさもあって好きです。
将来を見ているかの様な作品でした。 孤独死って、ニュースなどでは取り上げられているけれど、私自身今生きている上でチラッと話すこと考えることはあっても、死に対して真剣に向き合い考えたことはなかった。 最後まで読みやすく描かれてるけどリアルすぎて、怖くなったり。 でも、勉強になってます。 女性を主人公にしてる所も、今後の日本を表しているかの様に思いました。
しょうたもさなちゃんもゆいちゃんもみんなピュアでかわいいーー!!!!青春って感じの恋愛模様が大人になって読むととても甘酸っぱくて素敵だなって懐かしめます。
わたしもこの2ヶ月ほどのあいだに、たくさんやりましたよお取り寄せ。 スイーツ取り寄せではバウムクーヘン頼みがち(わっかる〜…!) エレファントリングというバウムクーヘンは、カンブリア宮殿で紹介された瞬間にポチッてました。美味しかったので私からもおすすめ。 この漫画を読んでいちばん気になったのは「祇園ボロニヤ」のデニッシュパン…ちょっと種類が多いのでどれを頼むか考え中です。。 五條堂のフルーツパフェ大福「鴻池花火」は売り切れてたので次のチャンスを待つ。 今回はほとんどがお菓子系だったので、おかず系のお取り寄せ漫画も読んでみたいです!