1巻が面白かったので2巻も購入。「面白い」という言葉が適切かどうかわからないけど。わたしが知ってる統合失調症の知識というのはネットやテレビで聞きかじった程度のものなので、何かを知った気になるつもりもないのだけど、それでもこのマンガは何かが凄い作品なのではないかと思うに至った。

そもそも、精神性疾患を取り上げた作品は世に数多くあるものの、自分の知る限りでは統合失調症を描いた作品はあまり見かけない。
外部からの視点で描かれた作品はあるにせよ、本人が自ら筆をとった漫画となると、さらに少ないはず。
(パッと思い浮かぶのは卯月妙子先生の作品くらい)

これは、当事者が「自己を客観視」して表現するということが、いかに難しいかを物語っていると思うし、まだ世間の関心や理解度が追いついてないという事かもしれない。

統合失調症日記」というストレートなタイトルの為、誤解されたり、敬遠されてほしくなくて、まず作者のきこりさんの独特の世界観だったり、ユーモアセンスがあって漫画として面白いので、少しでも興味があれば読んでみてほしい。

ちなみに、紙の単行本の値段設定は1100円ほどで、電子書籍版だと600円ほどで購入できる。

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特装版「女が叫ぶとき~戦争という地獄を見た~」

「ヒロシマのおばちゃん」を読みたくて購入

特装版「女が叫ぶとき~戦争という地獄を見た~」
ひさぴよ
ひさぴよ

https://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b110795.html 『漫画が語る戦争 焦土の鎮魂歌』(小学館クリエイティブ)で読んだ曽根富美子の短編「ヒロシマのおばちゃん」が衝撃的だったので、もう一度読みたいと思って電子書籍版を探してたら、この短編集に収録されていた。 「ヒロシマのおばちゃん」以外の短編は、戦争の話というよりちょっと昼ドラっぽい話が多いものの、それでも表題作を読むためだけに買っても損はないと思う。 作品の詳しい時期は分かってないのだが、状況からして1990年代頃の設定と思われる。広島での戦争体験を語り継ぐの”一人のおばちゃん”を通して、戦時中の自身の半生を振り返るところから物語は始まる。巧みな語り口と、曽根先生お得意の、不幸で陰湿な心理描写にグイグイと引き込まれてゆく。そしておばちゃんは不幸のドン底と同時に、原爆の日を迎えるのだが…。 変わり果てた広島の街を、怨念そのものとも言える鬼気迫るタッチで描き出し、一度目にしたら忘れられないような光景がこの漫画にはある。おばちゃんは最後に「あれは地獄だったよ」とだけ語る。と同時に、この出来事が教科書の中のたった数行に収まってほしくない、と願うのだった。 個人的には「はだしのゲン」と同じく、ぜひ読み継がれてほしい戦争漫画の一つだ。

とうごうしっちょうしょうにっき
統合失調症日記
統合失調症日記 2冊目 大学は出たけれど
統合失調症日記 3冊目
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マンガよもんが試し読み増量号

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木村きこりの統合失調症ライフ

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私はもう、トーシツを隠さない! 高校時代に統合失調症を発症した作者が、美大に通い、さまざまな出来事を経験するうちに自身の病気をカミングアウトする決意をもつまでを描く! 幻聴・幻視・幻痛と向き合いつつ、病気を客観的に描いた話題作『統合失調症日記』作者のスピンオフ!

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