KADOKAWAマンガの感想・レビュー2722件<<5960616263>>転生者とタイムトラベラー、2人の物語は複雑に絡み合う #1巻応援雪と墨 Maritasogor25いとこ同士で同居している36歳の常磐と一回り年下の浅葱。2人にはそれぞれ自身の存在に関わる大きな秘密がありました。 常磐の秘密は「前世3つ前までの前世をあわせた4回分の記憶があること」。 そして浅葱は「1年ごとに違う時代に時間跳躍をしてしまう"タイムトラベラー"だということ」。 普段は会社員とフリーターとして普通に生きている彼らでしたが、ただの同居人だった2人の人生の歯車は物語が進むにつれて少しずつ噛み合い始めます。 また、2人の過去と現在を描いていく中で、2人の周囲の人々も彼らの物語に大きく関わってきて、さながら群像劇のような雰囲気も醸し出して来ます。 物語の歩みとともに徐々に情報が明かされていくこの物語の先に「全員が幸せになる結末」が待っているのかは分かりませんが、結末に至るまでの少しの間、その重厚なストーリーを楽しみたいと思います。 2巻まで読了。寂れた商店街は幻想的で不思議な世界への入り口 #1巻応援こもれび商店街のチェンジングワンダー 葵はづきsogor25この作品は、人付き合いが苦手な少年・須月 吾由(すづき あゆ)が、おつかいの途中に出会ったネコに導かれて、近くにある寂れた商店街「こもれび商店街」の中にあった不思議な世界に迷い込むという物語です。 現実ではほとんど人がいないこもれび商店街ですが、ひとたび不思議な世界に迷い込むと、そこにはたくさんの住人がいました。 そんな世界を舞台に吾由は、実は人間の姿になることができる最初に出会ったネコ・マリーとともに、行方不明になった女王を探すこととなります。 異世界は表紙の通り幻想的で美しく描かれていて、そんな中、女王探しの過程で少しずつ成長していく吾由が描かれてくファンタジー作品です。 1巻まで読了クズかわいいJKの日常みなクズ ハトポポコ野愛女子高生がだらだら喋ってるだけの漫画は癒されるし可愛いです。奇行に走ってもちょっと下品でもめちゃくちゃバカでも面白いな可愛いなと思えるもの。 でもみなクズの女子高生たちはクズです。 クズに憧れる長谷川、常識人っぽいけど自分に激甘な安藤、まじでクズの小泉、クズっていうかバカな山井。タイトルの通りみなクズです。 とは言え朝寝坊をお父さんのせいにしたり、弟をパシリにしたり、迷子を観察したりする程度なのでかわいいもんです。 ○○なときどうする?みたいな会話もワンランク上のクズさに満ちていて楽しいです。 法に触れるようなクズさではなく、愚かな人間たちをニヤニヤしながら見てるようなクズさ。性格悪いな〜と思うけど、毒とゆるさのバランスが絶妙でいいんですよね。 結局のところ可愛いし、ゆるさが心地よいので癒されてるのかもしれません。 こいつチョロいな〜って小泉さんに思われそう……ほっとする一冊泣きたい夜の甘味処 中山有香里む絵柄と色合いとで読んでてほっこりします。 優しく温かい漫画! おじいさんが漬けた梅酒をおばあさんがゼリーとして飲む話があるんですけどそれが泣けます! 気持ちが落ち込んだ時にぜひ。。 一成も伊田くんに劣らず中々のイケメンだけどな田舎の美少年 右野マコPom 田舎の美少年編としては、2巻で終わりなのか? ふふふと笑えるし、優しさを感じる作品だなと。 同級生も、味があって良い人ばかりだし。 何よりも、一成の伊田くん愛がすごい。 美少年、伊田くん上京してアイドルになるの?!それとも二人でか でも、一成、伊田くんの二人なら何でも出来そうな予感がします。 この勢いのままデビューまで行ってほしい。鋼の花嫁、めちゃくちゃよかったっす鋼の花嫁 あき名無し轢き逃げされた女性の首が吹っ飛んで、拾ったロボット技師のおじさんがサイボーグの身体をつけてくれて復活。 でも、元がかわいい女の子なのでこんなの嫌だとかもっとこうしてほしいとか、軽快なやりとりがありつつちゃんと色々回収する構成の無駄のなさと、単純に絵も漫画がめちゃくちゃ上手いし、画面内も適度に整理されてるから上手いのにごちゃついてないのがいい! 結婚式の前日って設定ちゃんと活きてくるんだ! コメディもSFもラブもアクションも入れて23pで描き切ってのすごい!『ワンコそばにいる』路田行先生の新作読切!どうせ明日も同じ君 路田行名無し路田行先生の新作読切が出てることに気づかずやっと読めました! ダイナーで働くマリは、10年変わらぬルーティンに飽き飽きしていた。 同じく10年変わらぬ景色の一部になっている常連のお客さんに話しかけると、マリの日常が変わり始める! めちゃくちゃいい話でした~! 常連の彼の変わらない理由がとても想像できないもので、変わらなさをむしろ愛していたんだなとか、でもマリとの出会いでまた影響もあって…。 路田行先生の軽快さも出てて大好きです。 よすぎる……衛宮さんちの今日のごはん TYPE-MOON TAa 只野まことANAGUMA最近FGO再開してFate熱が再燃してきたタイミングでついに読んでいます。アニメは何話か見ていてその頃から最高なのはわかっていたのですが、公開スケジュールが特殊だったのもあって「いつかまとめて見よう枠」に入れちゃっていました。もっと早く戻ってくるべきだった…。 TAa先生のあとがきにもこだわりとして書いてありましたが、キャラのリアクションが大げさじゃなくてあくまで日常のなかでご飯食べておいしい〜ってなってるようすがとてもステキです。かわい〜。 普段シリアスなひとたちがほんわかしているのを見ることでしか得られない栄養素を無限に摂取できる。無限です。Unlimited...。 只野先生のレシピもすごくわかりやすくて、ひと手間かけても作れそうと思えるというか、確かに作りたくなっちゃいます。「作ってみた」する方が多いのも納得。作画の際に登場する料理を実食されていたり、出てくる料理と同じように作品自体も丁寧に作られているのが画面からも伝わってきます。 今回電子書籍で買ったのでタブレットでレシピを見ながら色々作ってみたいですね。大事に読みます。奇才 三宅乱丈の髄ペット リマスター・エディション 三宅乱丈さいろく三宅乱丈作品はクセが強く、読み手は選ぶかもしれない。 でもこの「ペット」の概念は面白く、さすがだと思わされる。 不思議な愛情と地位とプライドが現代社会でイメージを持つ能力者たちの織りなす一つの物語になっていく様はとても魅力的で、理解が追いつく頃にはもっともっと読みたいと感じるようになってく。 やっぱクセが強い。謎の呪いにより滅んだ故郷を再興する騎士の物語 #1巻応援魔女と騎士は生きのこる 新川権兵衛 近本大sogor25主人公の騎士・アグレディオスが長い旅路から故郷の村に帰ると、郷の人々は1人残らず息絶えていました。 アグレディオスはそれを"禁忌の森"に棲む魔女の仕業だと考え、復讐のためにその魔女を狩ることを決意します。 しかし、森の中で見つけた魔女は自分の仕業ではないと言い、それどころか、これはただの始まりで、もっと多くの呪いが生まれると予言めいたことを言います。 この作品はそんなアグレディオスが魔女の力を狩りながら、故郷の復興を目指し奮闘する姿を描く作品です。 最初は食糧の確保すらままならない様子でしたが、双子の生存者を発見したり、近くの集落と合流したりと、少しずつ仲間が増えてきて物語に希望が見えるようになります。 しかし、村を滅ぼした"呪い"についてはまだ多くが明らかになっておらず、魔女の発する言葉も抽象的で理解が難しいため、今後の展開にはまだまだ予断を許さない、そんな緊迫感の漂う作品です。 1巻まで読了 1巻感想リアデイルの大地にて 涼風涼 てんまそ 月見だしお Ceez名無しアマゾンでおすすめに表示されて表紙が可愛かったので1巻を読んでみたのですが、人助けがメインのほのぼのとしたお話でした。 スローライフ的な世界観とサポートAIのギャップがすごいなと思ったのですが、この作品って実はSFだったりするんでしょうか(SAO的な)。和風バンド・デシネな格好良さ! #1巻応援SAMURA おくたか去年、Twitterでめっちゃお洒落で格好いいバンド・デシネっぽいフルカラーの和風漫画が流れてきておく先生のファンになって以来、今回の単行本の発売を楽しみにしていました! さっそく読んだのですがメチャクチャよかったです。 風邪引いてるときに見る夢のように脈絡のないストーリーなのですが、独特の世界・デフォルメバキバキの絵・華やかな色使いを見てるだけで楽しめてしまうので、そのストーリーのわからなさすら心地いい…! 漫画ですでに完成されてるけど、できることなら湯浅政明監督に映像化してほしい(願望) まだ読んだことない方はまずはツイートで見てみてほしい作品です。 https://twitter.com/2964_KO/status/1490233805227302914?s=20&t=DQNp2XJR-5UQ2snPHraa2g https://twitter.com/2964_KO/status/1480534504079245312?s=20&t=DQNp2XJR-5UQ2snPHraa2gちょっと怖い母と呼ばないで のがみもゆこ名無し名前とか雰囲気で周りが勝手にキャラ付けしてくるの嫌だよね、という話、ですよね?最終的にお母さんキャラのレッテルが剥がれて喜ぶのはわかるけどエロい目で見られてHAPPYEND☆みたいになってるのちょっと怖かった。あとエロい裏垢がクラス中にバレたらもう学校行けなくない?え、考えすぎ? これ連載化してほしい!鬼はよく燃えているか 佐藤宮名無し※ネタバレを含むクチコミです。地球滅亡が迫ってるのにどこかゆるくて良い地球最後の日にオフ会 加角遠nyae隕石が落ちる影響でその日の夕方に滅亡予定の地球。そんな地球最後の日を誰とも過ごす予定がない人が集まったオフ会に急遽参加することになった写真家の男。しかし集まったものの地球が滅びるその瞬間までとくにやることがない。その中に数多のパワハラを受けてきた上司に最後に仕返しをしたいという人物が居て…そしてその仕返しと地球滅亡は意外な結末を迎えます。 作品全体のテンションが高くも低くもなく、地球最後の日って意外とこんな感じなのかなとか変にリアリティを感じて面白かったです。みんな幸せでいられる世界にご主人様と獣耳の少女メル 伊藤ハチ野愛孤独を抱えた女主人と獣人の少女メル。寂しさを分け合うように寄り添う2人の姿に心があたたかくなる作品です。 可愛らしい容姿の獣人が生活のパートナーとして広まりつつある世界。 広いお屋敷に住む心を閉ざした女主人が、獣人の少女メルを引き取り共に暮らし始めます。 純粋で健気なメルを大切にしたい。ご主人様と一緒にいると安心する。 主従関係を越えて、お互いを愛おしく想う2人。 しかし、獣人と人間という種族の違いが障害となってしまいます。 お互いの幸せを想うあまりすれ違ってしまうことがあっても、向き合って最後に残るのは「側にいたい」という純粋な感情。 どんな壁があろうとも、2人が一緒にいられればそれでよいのです。 現実社会でも、全ての恋人たちが幸せでいられる世界であってほしいと強く願います。 極寒の地フィンランドで働くある(訳アリ)ホテルマンのお話!? #いい冬のマンガ #マンバ読書会ホテル・メッツァペウラへようこそ 福田星良カワセミ㌠極寒の地フィンランドに佇む小さなホテル【メッツァペウラ】に異様な雰囲気を放つ青年主人公が突然現れその場の流れからかホテルに保護をされる所からこの物語が始まり、慣れぬ環境やホテルマンの仕事に悪戦苦闘し一風変わったお客さんへの対応や接客を経てその訳アリ主人公が成長していく日々を描いたお仕事系漫画になります 特徴としては雪や森林等の大自然に囲まれた北欧の美しい景色の描写は勿論ですがホテルにやってくる一風変わったお客さん達やコックのクスタさんやオーナーのアードルフさんとの関わり合いから起こるドラマ性ある物語が非常に良い作品でもあるんですよねもう少しじっくり読んでみたかった #完結応援私たちは凸凹している 慎結nyae※ネタバレを含むクチコミです。ささやかな疾走感と爽快感スーパーカブ 博 蟹丹 トネ・コーケン野愛両親なし、友達なし、趣味なし。何もない日々を過ごす女の子・小熊が、中古のスーパーカブと出会い世界を広げていくお話。 ちょっと遠出をしてみたり、バイトをはじめたり、同じカブ乗りの礼子と仲良くなったり、ささやかではあるけれど小熊の日常が変化していきます。 母親がいなくなっても学校にいてもご飯を食べてもポーカーフェイスだった小熊が、目を輝かせてカブに乗っている姿がとても眩しいです。 クールな子かと思ったら意外に気が強くて負けず嫌いで、読み進めていけばいくほど小熊がかっこよく見えてきます。 適度な疾走感と爽快感。少しずつ世界が変わっていくのがとても気持ちいい作品でした。 煩悩が"具現化"するようになった女の子のハイテンションコメディ #1巻応援おいしい煩悩 頬めぐみsogor25この作品は自分の"煩悩"が具現化するようになってしまった女子高生・甘原かんろと、 その"煩悩"を毎回退治してくれる後輩・言代まゆらという2人の関係を描くコメディ作品です。 甘原の"煩悩"は最初はおでこの大きなニキビとして現れて、そこから生まれた生物がどんどん成長して、甘原にしか見えないイケメンの人間の姿となり、やがて宿主であった甘原のことを唆して彼女を煩悩のままに行動させようとします。 対する甘原は自制心がめちゃくちゃ弱く、“煩悩”に唆されてすぐに暴走してしまう始末。 そこに、なぜかその煩悩が見える言代が現れて"煩悩"を退治していくのですが、その退治の方法が「甘原に懺悔をさせてそれを武器に戦う」というもの。 マンガでしか表現できないその退治方法には注目ですし、もちろんコメディとしても終始ハイテンションで物語が進んでいくのでずっと楽しんで読める、そんな作品です! 1巻まで読了戦国時代終盤、九州で狼小僧が大暴れ九国のジュウシ 西公平さいろく狼に育てられる、という点もそうだがこの時代ってまだニホンオオカミいたんだっ、九州に。(どうやら明治以前には本州・四国・九州に普通にいたようでした)というとこでへぇ〜と思ってしまった。 九国(くこく)が今の九州とは違う分かれ方をしていた戦国時代末期、島津と大友の争いにおいてはキリシタンに狂った大友宗麟が色々と奇天烈なエピソードを残していてどれが本当かわからなかったりする。 そんな大友宗麟の家臣(庶流)として有名なのは立花道雪。立花道雪と協力し、当時まさに鬼神の如く九州を下から平らげようとしていた島津を抑えるべく奮起し、歴史に残る戦いを見せたのが高橋紹運&その息子であり立花道雪の婿養子となった立花宗茂の親子である。 これを「岩屋城の戦い」と言います。 本作はこの岩屋城の戦いにおいて高橋紹運という男、そしてその息子、さらにはここに「いたのではないか」と言う"人外"を描いた物語。 タイトル、表紙からも当然主人公は狼小僧だと思って見てしまうがその実、本当の主役は高橋紹運という男。 というわけで、完結記念でクチコミを。 めちゃくちゃ好きな作品でした。各大名を好きだとより一層楽しめるでしょう。なにより、立花道雪がかっこよすぎて目頭が熱くなります。紹運も飄々としてるように見せていて長は、親は大変なんだなと。 大友宗麟のヤバい雰囲気もまるでへうげもののようでインパクト大。 淡々と進むところに惜しさも感じつつ、これはこれですごくいい味なんじゃないかとも思う。アニメ化されたティラミスより知名度では劣るが高機動無職ニーテンベルグ 青木ハヤト名無しこちらもなかなか面白くて笑えました。 ガンダムの基本を抑えてパロしながら、ニートやブラック労働など昨今の労働問題を風刺して、独特のシリアスな笑い作品になっています。 絵もギャグでごまかさず、普通のロボットもので通用するレベルなのが、それを引き立てて良かったです。 クズ中のクズがここに居ますよ!【合本版】サレ妻になり今は浮気探偵やってます 蒼衣ユノ コマポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。今風の会話がとてもいいBL…兄貴の友達 はなげのまい名無し学生の会話がリアル、展開が型にはまってない感じがすごく良かったです! 弟と兄の友達という何気ない組み合わせですがそこがまたいい <<5960616263>>
いとこ同士で同居している36歳の常磐と一回り年下の浅葱。2人にはそれぞれ自身の存在に関わる大きな秘密がありました。 常磐の秘密は「前世3つ前までの前世をあわせた4回分の記憶があること」。 そして浅葱は「1年ごとに違う時代に時間跳躍をしてしまう"タイムトラベラー"だということ」。 普段は会社員とフリーターとして普通に生きている彼らでしたが、ただの同居人だった2人の人生の歯車は物語が進むにつれて少しずつ噛み合い始めます。 また、2人の過去と現在を描いていく中で、2人の周囲の人々も彼らの物語に大きく関わってきて、さながら群像劇のような雰囲気も醸し出して来ます。 物語の歩みとともに徐々に情報が明かされていくこの物語の先に「全員が幸せになる結末」が待っているのかは分かりませんが、結末に至るまでの少しの間、その重厚なストーリーを楽しみたいと思います。 2巻まで読了。