KADOKAWAマンガの感想・レビュー2722件<<5758596061>>とにかく絵を見て。びっくりするから…玻璃の娘 まとり名無し完全に素人の感想ですけど、この漫画の作画、絶対何ヶ月もかかってそう…というくらいの超絶細密美麗筆致。これ以上のってなかなか見ないですよ(坂本眞一先生くらいじゃないか)。 ストーリーがどうとかいう前にまず絵を見てほしい。これ見て何も感情が動かないひとはいないんじゃないでしょうか。わかりませんけど… そしてストーリーですが、これも読んでくれとしか言えない(何なんだ)。 去年ウルジャンに載った首踊る大市場もよかったけど(こっちのほうがユーモア要素が多かったかな)、この青騎士のほうも良い。オチがハッキリ描かれてないけど「そういうことだよな〜」という。 このまとりさんという方、今後の活躍から絶対目が話せない。たまにはこういうのもいい…と思ったニックとレバー ミヤタキョウゴロウさいろく最初からくだらなさ全開なんだろう、と高を括ってたら想像を超える謎のマンガでした。 が、1冊読み終える頃にはオチまでなんとなく見える回もあったりして別の楽しみ方をし始めてしまう、不思議な魅力がある作品でした。 言われてみりゃートーン使われてないな…水彩っぽい感じの塗りがありますね、どうやって描いてるんだろう?ショートSF大好き偽史山人伝 詩野うらさいろく詩野うら作品は「有害無罪玩具」とこれしか知らないけど、ショートショート的なSFで、特に発想が面白いものばかりで好き。 本作は神がいっぱいいる。 神という概念に関しても面白い考察というか仮説というか、設定がある。 気持ち悪い系の話や絵に頼ることもほぼなく、不思議な雰囲気でむしろ緩くなって不気味さも恐怖も主張しすぎない、ストーリーがしっかり入ってくる。 ふわっとしつつも、マンガ読んだ感を得られる。ショートショートやっぱり好き。無表情なのに表情豊かでかわいい彼女顔がない女の子 てぃーろんたろん野愛のっぺらぼうののぺ子ちゃんがかわいすぎる! 顔がないから表情は見えないし、口がないから喋らないのに、彼のことが大好きなのがダダ漏れでかわいい。 照れたり心配してたり喜んでたり……どんな表情もかわいい。表情はないのに表情豊かに見えるから不思議です。 僕とのぺ子ちゃんがただただイチャイチャするだけの、ただただかわいいお話です。 ちょっと不思議で穏やかでかわいくてひたすら癒されます。 主人公と一緒にドキドキしたり切なくなったりするのもいいけど、幸せな日々をただ見守るような作品もいいですね。 なぜ少女は連続殺人鬼に生かされたのか?#1巻応援タナトスの栞 連続殺人鬼と文学少女 花星舞nyae※ネタバレを含むクチコミです。子供を持つのが免許制の社会星屑家族 幌山あき名無し※ネタバレを含むクチコミです。気になるあの子は、前髪で目を隠してる #1巻応援如月さんは眼光炯々 紫良河みあびsogor25高校2年生の佐藤くんは、隣の席の如月さんのことが気になっていました。 というのも、彼女は前髪がすごく長く、素顔が見えない状態だったので、彼女の素顔を見たことがなかったのです。 そんなある日、2人が話しているときに偶然、佐藤くんは如月さんの素顔を見てしまいます。 如月さんは「目つきが悪くて顔を見られたくない」から前髪で隠していたというのですが、佐藤くんは彼女の目を素直にカッコいいと思ったのでした。 この作品はそんな2人を描くラブコメ作品です。 顔を隠しているせいでミステリアスな雰囲気を醸し出していますが、 少し気弱で優しい性格の如月さん そんな彼女の2つの意味での"素顔"に触れた佐藤くんが、彼女と少しずつ仲良くなっていく様子が描かれる、初々しさの溢れる作品です。 1巻応援 訳アリ女装彼氏×引きこもり系ヒロインが魅せるドタバタラブコメ作品現実もたまには嘘をつく にいちカワセミ㌠とあるオンラインゲームを通じ仲良くなった主人公の薫君とヒロインの七海ちゃんがリアルで顔合わせしようと決め実際に出会う所から物語は始まりますが、初っぱなからドタバタした出会い方やとある事情から主人公が女装する羽目になる等近年のラブコメ物でも中々ぶっ飛んでいた作品だっただけに大変面白いと思いましたね 特にストーリー展開が気に入ったのですが薫君を家に招くつもりで出会った七海ちゃんですが女性を招く気まんまんで出会ってしまい家族にどう言い訳するか悩んだ結果"薫君を女装させ家族には女性の友達が来た"事にしてしまいなんとか女装のまま押し進めようとする二人の誤魔化しっぷりからなるストーリー展開に毎回ホッコリさせられるのでそれがまた面白い所 ですがそれだけではなく勿論七海ちゃんの可愛さや天然っぷりからなるシーンや薫君の純粋にお付き合い+七海ちゃんを思うシーン等の王道ラブコメも勿論ありますのでご心配ありません とまさに一粒で二度美味しいラブコメ漫画として出来上がっている本作ですが気になった方は一度手に取って読まれてはいかがでしょうか?THE ORIGIN風F91完全版的作品機動戦士ガンダムF91プリクエル 富野由悠季 おおのじゅんじ サンライズカワセミ㌠漫画:おおのじゅんじ先生はご存じの通りジオリジンの外伝作品等を手掛けた事もありそれが影響してか絵の雰囲気もそれらの作品を思い浮かべる作風になっておりますがF91の世界観を崩す処かより一層洗練させた作風やストーリー展開へと昇華している作品と強く実感しましたね それにF91の再映像化や完全版の制作の声が昔から要望されている作品でもありこの度漫画化+完全版化された作品だと個人的に感じました 今作プリクエルはまずそう言った流れから前日譚のエピソードから始まり初っぱなからF91の性能テストやクロスボーンバンガードの訓練シーンに加えシーブック達の学生生活が描かれる等の気合いの入った始動を魅せた作品で一安心しましたが、既に存在する小説版やOVA作品の世界観にどう馴染ませつつも超えて行くかが非常に楽しみな大作でもあるんですよね熱き長谷川節で描かれるクロスボーンシリーズ最高傑作漫画 #完結応援新装版 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 長谷川裕一 矢立肇 富野由悠季 矢立肇・富野由悠季 カトキハジメカワセミ㌠無印クロスボーン(UC0133)から約3年後(UC0136)の世界が舞台となっておりドゥガチ総統が密かに計画していた神の雷計画なる作戦を引き継いだ新総統ら木星帝国とそれを阻止すべくトビア達クロスボーンバンガードの戦争が再び始まる所から物語は始まりますが、無印・骨の心を超える壮大なスケールかつ戦闘シーンに加え長谷川先生の色濃い台詞回しやストーリー展開に次々と圧倒され現在も続いていりシリーズの中でも一番の傑作と認識した作品となっております まずストーリー性や登場人物についてですが無印時代はF91の続編としての意識や木星帝国とは何か?といった説明的色合いが強くそれになぞった物語だったのに対し鋼鉄はそれらをより発展させつつも登場人物達やVガンダム要素の掘り下げが素晴らしく短い巻数ながらも調和が取れており広大スケールで描ききった様は非常に良かったですね 次に戦闘・メカニックについてですがガンダムシリーズならではの発展・新型のデザインや特長は勿論ですが何故この様なMSになったかの閃きやアイディアが非常に練られており特にラスボスやトビア達鋼鉄の7人作戦メンバーのMSが気に入りましたね 最後になりますが短編作ながらも一部ゲームや映像化に加えキット化する等人気上昇中となっている本作を無印から一気読みしてクロスボーンガンダムの世界観に足を踏み込まれてはいかがでしょうか? 客も店員もプロフェッショナル!全年齢の「メスガキヤ」にようこそ! #1巻応援メスガキのいる喫茶店 MIGCHIP天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。野球はしない女子野球漫画いにんぐ! 茶麻野愛野球は好きか嫌いかでいうとまあ好きなほうです。でも欠かさず見るわけではないし詳しくもないです。そんな人でも楽しめる、もちろんガチ勢もミリしら勢も楽しめる女子野球部漫画です。 部長のさくら、野球知識ゼロのゆま、新入部員のかなえ。以上3人が女子野球部です。3人しかいないので野球はできません。応援も観戦もしません。モノマネはめちゃめちゃします。 元ネタがわからないものもありますが、女子高生が渋い野球モノマネしてる時点で面白いんですよね。愛の深さは伝わります。 ゆまに1から野球のルールを教える回があるので野球知識ゼロの人も楽しめると思います。 投手は何する人かわかりますか? これがホームベースです という地点から説明してくれるのでめちゃくちゃ親切です。ゴリラ令嬢マンガ爆誕ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる シロヒ 神栖みか名無しニコニコ漫画で読むために生まれてきたような作品。 ベースは王道の女性向けなろう作品で作画もそれにふさわしい可愛らしい絵柄なのに「ゴリラの加護」とかいうおもしろ設定のせいでちょいちょいリアルなゴリラが出てくるのがシュール。 なろうド真ん中なのでキャラの髪型とか服装が妙に現代的なのもジワジワ来ます。この世界観であのジャージは流石に草。 単行本買う前にとりあえずニコニコ漫画で読むのをおすすめします。 https://seiga.nicovideo.jp/comic/54296 主従・吸血鬼好きには堪らない良百合作品吸血鬼ちゃんとメイドさん ざんかカワセミ㌠主従関係・おねロリ・吸血鬼やメイド物を数多く出掛ける百合絵師として有名なざんか先生の発単行本作品となる【吸血鬼ちゃんとメイドさん】ですがタイトルの通り主従や吸血鬼好きの私にとっては大満足な作品でしたね この作品はTwitterやFANBOX上で上げられた作品をまとめた所謂短編作でありますがざんか先生を知らない方でも十分に楽しめる作品に仕上がっていると思いますが特にキスシーンへ入る導入やシチュエーションが大変素晴らしくその1つ1つが尊くも美しい物語となっております と作品に関しては問題は無いのですが短編作と言うこともありこの主従やメイドに関する作品は全1巻だけとかなり短い作品なのが心残りだったのでvol.2等の正統的続編もしくは別のタイトルやシチュに変わっても良いのでざんか先生の次回作を早く読みたいとも感じた1作でもありましたね運命的な出会い!作りたい女と食べたい女 ゆざきさかおみstarstarstarstarstar干し芋需要と供給がぴったり一致している二人。 お家も隣同士だし、相性がばっちり!! 私は、食べたい方の人ですが、少しづつ、色んな種類が食べたいです。 って、言っても早々作ってくれる人もいないのですが…。 バケツプリン食べてみたいなぁ。 好きなだけ食べるとどれくらい食べられるものなのでしょうか? プリンは、大好きだけど、一生分食べたら、その後食べなくても満足できるものなのでしょうか? 話が、ズレましたが、エレベーターで出会ったときに、野本さんが、声を掛けて恐る恐る状況を判断しながら、少しづつ距離を縮めていく感じがいいですね。優しい気づかいと、自分の理想をすり合わせる感じが好印象。はしゃいで英会話力を上げたいフィリピンではしゃぐ。 はしゃさいろく一番の問題はそんな時間がないということ。 大半の人はそうだろう。でも世界って広いし、常識だと思って働き詰めでやりたいことやらずに幕を閉じるのはもったいないって思っちゃう。 そういう時、こういうマンガ(というかほぼエッセイ)があると代わりになってくれるか、背中を押してくれるかするのだ。 10代だったら、20代だったら・・・とかそんなのは言い訳でしかない。 自分に言い訳しても納得できるわけがない。言い聞かせるのももちろん大人として大事、時間を使うということは代わりに失うものがある。それが長期であればあるほど当然大きい。 本作では24歳のイラストレーターである著者がフィリピンに語学留学し、フィリピンのバギオのカレッジで過ごすフィリピン生活のお話。 日本人の感覚で考えると、東南アジアは物価がとても安い。 消耗品というか燃料が要るものはそこまで極端に安くはなさそうだけど(それでも安い)食べ物やマッサージなんかは本当に安い。 6時間のバスでマニラからバギオ。日本で6時間のバスだと5〜7000円ぐらいはかかるけど、自分でチケットを買っても1500円ぐらいだから大体1/4ぐらい。 90分のマッサージは日本だと10分1000円ぐらいがベースと聞いたことあるけど、フィリピンやタイなら90分で1000円ぐらいのところが多いので日本のをもっと安く見積もっても1/6〜1/9ぐらいの値段。 というのもあって、慣れたら楽しいだろうなーっていうのを実際にレポしてくれているのだ。 数ヶ月スパンで「暮らし」たことはないけど暮らしたいなと思える魅力もあるし、かっちり英語力つけたいなっていうのもあるしで本当に行きたい。 だが日本に家族を残して仕事をほっぽって行くことも出来ない、言い訳が出来ない。つまらない大人になってしまう前に「がんばりゃ行けるんじゃね」って人は是非お試しを! 寂しがりの父、◯◯◯◯をなくす父のなくしもの 松田洋子さいろくさみしさ。 ごく普通のような、ノンフィクションな家庭の話。 読んでいたらわかる、お父さんの苦悩と寂しさ。 もっと不幸な人はいる!そんなの贅沢だ!と思うかもしれないけど、本作はそういう話じゃない。 ちなみに冒頭20Pぐらいで泣きそうになった。 「うおおおん」と泣く男の姿に、心奪われる。 生きとし生けるものは全て分け隔てなくいずれ死ぬ。 そのために生き、その間に葛藤があり、頑張って生きてきた証として誰かの思い出として残る。 それを実感することが出来た。激甘恋愛短編集なまいき★レシピ 雲屋ゆきお 雨宮うり 漣ミサ 中野まや花野愛甘酸っぱい恋愛漫画だろうなとは思いつつ、グルメ漫画っぽい匂いがしたので読んでみました。 甘酸っぱいどころじゃない、激甘でした。清々しいほどに激甘です。 彼女にイタリアンのコース作る彼氏とか、恋してる幼なじみを見守る男の子とか、同じ職場の後輩が自宅にケーキ届けにきたりとか、甘々すぎるお話がたくさん楽しめます。 性格悪いライバルとか勘違いとかすれ違いとか恋愛漫画によくある障壁がなく、ひたすら甘々ストーリーを享受できます。 たまにはこういうの読んで自分を甘やかすのもいいですね。ツイッターで見た表紙からビーストリングス 山本四角名無し知り合いがツイッターで上げていた表紙がうますぎて自分でも気になってポチりました。 うますぎる!! 十奏市に住む人たちをオムニバス形式で描かれております。 もうケモナー大歓喜というか、すごく好みです。ええ。好きです。 猪、へび、サキュバスなんでも出てきます。 脈絡もなくキャラが出てくるのに画力が凄すぎて全キャラ好きになります。 あと会話の中のささやかなツッコミが好き… なんか懐かしい気持ちになったのは私だけではないはず。 カラーだからアメコミ感もありますね。 絵が見たいと思って購入されても全然アリだと思います! 2巻以降期待。みなと商事コインランドリー 缶爪さわ 椿ゆずnyae※ネタバレを含むクチコミです。エンタメ性&現代性全開ファンタジービーストリングス 山本四角兎来栄寿ファンタジーと現代文明が融合した世界設定や、獣人やモンスター系も入り混じった多種のキャラクター設定が綿密に作り込まれており、それを非常に高い画力で全編カラフルに描いて現出させている読むテーマパークのような作品です。 幕間やカバー下にも詳細設定が掲載されていますが、こういったものを読み込んで世界に浸るのが好きな人にとっては堪らないでしょう。 魔法、ダンジョン、エルフにドライアド、忍者に吟遊詩人といったファンタジー要素がある一方で、スマホ、SNS、動画配信など現代性を感じさせるものが同居している世界観の中で、様々なキャラクターが群像劇的に描かれてそれぞれの物語が展開します。 筋肉で何でも解決しがちな市長や、BL妄想の激しい秘書サキュバスなど個性溢れるキャラたちも非常に魅力的。異種族間の恋愛要素もあり、好きな方には深く刺さるかもしれません。 また、画面の密度が濃い上に作劇のテンポも非常に良く、また構成も非常に良くて(影響を受けた作品にも解る解るとニヤリとします)、並の1冊のマンガを読んだだけでは得られない満足感が生まれます。 シンプルに絵もマンガも上手いので、今後のご活躍もとっても楽しみです。蝶鬼×花嫁達が送る儚くも尊い神百合作品 #完結応援 #マンバ読書会吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん 嵩乃朔カワセミ㌠物語は舞台となる学園に転入してきた主人公の沙羅が偶然にもとある見てはいけない現場を目撃し、それを知った生徒会長兼【蝶鬼】であるヒロインのアイリスがとある制約を結ばせ、沙羅を自分の【花嫁】としてしまう所から物語が始まります そこから蝶鬼や花嫁達へと課せられた制約や謎が明らかとなっていくシリアスな展開や制約に関わるある行為に加え、主従関係や学園ならではの尊い百合の数々が読者達の前に突きつけられますが、それらが破綻する事無く見事に調和しているのが大変素晴らしく第1巻から世界観に惹かれてしまった程であり、未読な百合好きな方々に今尚オススメしている作品でもありますので皆さんも【吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん】を読まれてはいかがでしょうか? ホントに地獄だなマウンティング夫が地獄です ふゆ六文銭コレ系のエッセイ大好物なのですが、誤解していただきたくないのは、決して 人の不幸は蜜の味 と、その蜜の味をねぶり尽くしたいわけではなくて 反面教師 として、あつかっているんです。 自分も気づくと、知らない間にやっているんじゃないか?という恐怖感から、学ぶものがあれば知りたいという欲求なんです。 意外と同じようなことをやってたりして冷や汗かくケースもあるので。 本作は、他のレビュワーの方も書かれていましたが、マウンティングというかモラハラですね。 恐ろしいです。 定常的に無視したり、奥さんに暴言はいたり、子供ができてもDNA鑑定させようとしたり・・・ 毎度思うのですが、こういう人ってどうして結婚できるんだろ?って思いますね。 もっと優しくて思いやりがある男性なのに、(したくても)結婚できていない人いるのに・・・。 優しすぎてもつまらない、ちょっと悪いくらいがちょうど良いので、 結局、モラハラ気質に引っかかるのかな?とか考えちゃいます。 業が深いです。 大人になると性格も変えるのは難しいですが、それでも妥協点というか歩み寄りは大事ですよね。一緒に暮らすならなおのこと。 自分の気持ちばかり優先しちゃいかんですね。 子供ができて、自分よりも大事なものができて、夫よりも自分が変わろうと歩き出した主人公に、やはり母強いなと痛感しました。これはいい年の差マンガだ #1巻応援シロとくじら tunralnyaeショタくんとおじさんでおなじみtunralさんの新作。これまたかわいいショタボーイ・くじらくんと、髪の毛が真っ白な青年・シロくんの日常を描いてます。シロくんは最初、外界との接触を拒む引きこもりかと思ったのですが、家族とのやりとりや突然現れた幼児への対応力などを見て、あ違うんんだとすぐに気づきます。今のところはただの無職らしい。 普通は家にいきなり元気100倍の幼児が来たらてんやわんやの生活が始まりそうなところですが、くじらくんとシロくんの相性が抜群なのか、ずっと続いてほしいと思える平和な光景が続きます。世話をするというか、年の差がある友達って感じです。ただくじらくんは前に通っていた幼稚園で起こった問題?によって転園を余儀なくされて急遽シロくんの家へ来たっぽい。 見え隠れする色んな要素に注目すれば、キャラクターそれぞれに平坦ではなかった過去があるんだろうと想像できますし、それによって物語が上っ面だけじゃないものなってると感じました。 こういうテンションのマンガって多分他にもあるけど、いくらでもあってくれと思えるくらい好きですね。いくらでもあってほしいし、永遠に続いてほしい。<<5758596061>>
完全に素人の感想ですけど、この漫画の作画、絶対何ヶ月もかかってそう…というくらいの超絶細密美麗筆致。これ以上のってなかなか見ないですよ(坂本眞一先生くらいじゃないか)。 ストーリーがどうとかいう前にまず絵を見てほしい。これ見て何も感情が動かないひとはいないんじゃないでしょうか。わかりませんけど… そしてストーリーですが、これも読んでくれとしか言えない(何なんだ)。 去年ウルジャンに載った首踊る大市場もよかったけど(こっちのほうがユーモア要素が多かったかな)、この青騎士のほうも良い。オチがハッキリ描かれてないけど「そういうことだよな〜」という。 このまとりさんという方、今後の活躍から絶対目が話せない。