講談社マンガの感想・レビュー6229件<<213214215216217>>昭和を舞台に、銀幕のスターに憧れる少女の物語昭和ファンファーレ リカチ名無し昭和ファンファーレの感想を語りましょう〜最新話について語ろう!ちはやふる 末次由紀名無し※ネタバレを含むクチコミです。もし好きな人が犯罪者だったら?私の正しいお兄ちゃん モリエサトシ名無しモリエサトシ先生の新連載。 いかにも白泉社的なシンプルな絵柄と、分かりやすいラブ&サスペンスに満ちた導入。 主人公は筋金入りのブラコンだが、兄に似ている上に影のあるヒーローの魅力に抗える気がしない。 しかし展開しだいでは、実際の兄の行方と事件が絡んで、面白いミステリーになりそう。古くてクールで熱い!!双子の復讐譚百大兵器譜 陶延リュウたかまず絵がカッコいい…!細い筆で描かれたような線と、薄墨のような陰の塗りがシンプルで美しい…!!そしてアクションシーンでは筆ならではの荒々しさもあって最高!!アオリ・俯瞰、構図の切り取り方も好き! 岸本斉史、墨佳遼っぽいかっこよさを感じた。 古代中国が舞台にもかかわらず、SDキャラになってギャグをやるのが作風に馴染んでるのがすごい。 こういう歴史ファンタジー系の作品(特にホストみたいな髪型の妙に現代的な言葉遣いをする侍が出てきたりする漫画)は正直もう見飽きてしまってうんざりしてるはずなのに、この作品は街並みの絵だけで「うわこれ絶対おもしろいやつ…!」とワクワクした。 始めから終わりまでストーリーの見せ方が上手い、メチャクチャいい読切。 モアイ公式で全部読めます! http://www.moae.jp/comic/100daiheikifu 新大久保が舞台のイケメンわんさかグルメコメディ新大久保で会いましょう 香穂nyae売れない崖っぷち漫画家の花(30歳独身)、冒頭からいきなり彼氏に振られてどん底にいたところ、気分転換に美味しいものを求めてさまよい歩いていたら、最高美味しいグルメとイケメンの街、新大久保にたどり着いて… いきなり3人のイケメン(そのうちの1人は女子)と唐突に仲良くなって、まさにシンデレラストーリーが繰り広げられるかのように思えますが、 意外とラブコメ要素は少なく、イケメンたちとの交流の中で、美味しい韓国グルメに出会って感動しつつ、本業の方も少しづつ上向きになってゆく、という話ですね。 最近、新大久保の賑わいにやっと関心をもつようになって、出てくるのも本当にイケメンだったので、読んでみました。 イケメンたちと花が仲良くなる過程はかなりスピード感があってなぜそんなにみんなは花に惹かれるのかはあまり良くわかりませんが、 キャラそれぞれの人となりがとても魅力的で、本当にこんな子たちに会えるのかしら…と勘違いしそうになります。 自分的にはグルメ漫画としてよりは、4人が毎度繰り広げるドタバタを見てるのが楽しいです。sweet surrender 海月と私 麻生みことナベテツ漫画だけではないんですが、たまに「あ、この先の展開読めた」ってことがあるんですが、この作品は完璧な形で展開を読み間違えました。 3巻までに敷かれた伏線で、恐らく殆んどの読者が「こうなるのかな」と予想した展開に対して、作者は鮮やかな手つきで全く異なる物語を紡ぎます。多少なりとも漫画を読み続けてきた自信があり、舞台や映画でも伏線をまとめる手法も多少は読めると思っていただけに、この作品では本当に「やられた」という心地よい敗北感を味わいました。 勿論、作者が読者にミスリーディングを誘うその手法の巧みさを称賛すべきであり、敗北感を感じるのはお門違いも甚だしいというの勿論分かっています。ただ、この心地良い読後感と、作者の紡ぐ美しくて技巧に優れた漫画は、ただただ称賛に値する物語だと思っています。きっとあなたも、騙されると思います(そしておまけでニヤニヤすることも)。 一人でも多くの人に、この作品を最後まで読んでもらい、そして幸福な敗北感を味わって欲しい。 海月のようにとらえどころのない美女に、翻弄される男心。麻生先生の描く人物は、とても魅力的です。強烈無比な大「失敗」作バイクメ~ン 望月峯太郎(とりあえず)名無し『バタ金』で世に現れて以来、望月峯太郎(ミネタロウ)は、ずっと「今、一番カッコイイ」へ向かって漫画を描いてくれている。 『バタアシ金魚』は文句なしの最先端で、当時の「ヤンマガ」力をまざまざと見せつけた青春ギャグだった。鮮やかな作風チェンジをした『座敷女』は現在でも頭抜けたサイコホラーの傑作たり得ているし、『ドラゴンヘッド』の始まりは、『AKIRA』以降の漫画に「新基準」設定を強いるほど強烈なインパクトを与えた。 一方で、そのあまりに「センス漲る」個性ゆえ、物語が長篇化すると、著者の希求する感覚と作品世界の拡がりに軋轢が生じ、収拾がつかなくなる傾向がある。 このキャリア初期の長篇作は、そんな「暴走」が初めて記録された、稀有な失敗作だ。 だが、それが失敗であるからこそ美しいものもあるのだ。 こんなに一途に己の感覚を追い込み、そして暴走しクラッシュしてしまう才能! しかし、望月峯太郎は、何度もボロボロになりながら、常に新たな可能性に向かって立ち上がる作家でもあるのです。 ザ、王道!午前0時、キスしに来てよ みきもと凜名無し橋本環奈で実写と聞いて原作読み始めました。 これぞまさしく王道シンデレラストーリー!!! 夢と理想が詰まってる! 現代でシンデレラやったって感じでしょうか。 こんなにイケメンなら物怖じするというか自己嫌悪に陥りそうなもんですが何しろ主演が橋本環奈なのでキャスト負けすることはまず無いなという感じです。さすがの四季賞大賞作ないものねだり 三浦風名無し※ネタバレを含むクチコミです。罪を背負った臆病者エイス Aiming for the ace 伊図透ナベテツ年をとり、世間の垢にまみれ、世の中の汚さとか醜さを知ってしまった中年がいる。ただ、そんな男には、汚すことの出来ない、聖域とも言える無垢なる心の領域が、ある。 作者の伊図透さんが一貫して描くのは、そんな言葉にすることが難しい、魂の領域の話です。 薄汚れた中年であると自覚している自分はこの作品を読み返す度に、ああ、というため息が漏れます。 万人に受け入れられるような、間口の広い作品ではありません。作者にとっても、決して幸福な終わり方をした作品ではなかったのだろうな、とも感じられます。 それでもこの作品が持つ、暴力を孕んだ残酷な美しさは、読み手の心に深い点を穿ちます。川辺で語られた少年の日の言葉だけでも、広く読まれて欲しい。主人公のように皮肉な笑みを張り付けている中年は、いつか迷子の少年にそんな言葉をかけられるようになりたいと思ったりもします、 ヤスダスズヒト新連載ブーツレグ ヤスダスズヒトmampukuあーもう最高。大好き。「夜桜四重奏」のヤスダスズヒト先生がこれほど素晴らしい少年漫画を新連載してくれるなんて願ってもみなかった。 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156648232530 ぱらぱらと読んでみるとホントにヨザカルの人ぉ!?って感じだけど、強くて不敵ででもどこか隙のあるお姉さん(しかも何故かナース服w)をみてこれは紛うことなくヤスダ先生の作品だわと確信。 それにしても、3大少年誌でさんざんやり尽くされてハードルが高いとされるバトルファンタジー漫画も図抜けた実力者がやるとこんなにも新鮮でスタイリッシュで面白くなるのか……というより、少年漫画を散々読んで読み飽きた我々大人だからこそヤスダ先生の凄さがわかるのかも。そういう意味では「大人向け少年漫画」と言えなくもない。真島ヒロさんや久保帯人さんのようなキャリアの長い実力派の作家が少年漫画を書き続けることにはやはり意味があるのだな。FGO宮本武蔵が主人公の1.5部コミカライズFate/Grand Order-Epic of Remnant-亜種特異点3/亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負 TYPE-MOON 渡れいmampukuFGOのコミカライズも本編スピンオフ合わせると数多いですが、その中でもこの作品はかなり絵が良いです。 武蔵を主人公に据えた途中のエピソードなので、本編のシナリオやほかのキャラクターをある程度把握しておく必要がありますが、人気キャラだけあって非常に魅力的ですね。 苦戦して共闘したり成長したり、人懐っこさも含めあまり英霊っぽくなく、主人公主人公してて好きです。セクハラ男への鉄槌希望!大人の問題提起シリーズ さけび ももち麗子名無し毎度おなじみ、ももち先生の問題提起シリーズ。 セクハラ・パワハラに声をあげられないおとなしい派遣社員が、あっという間に追い詰められていく。 友達に相談するくらいええんやないの、と思えるのは自分がそういう性格だからで、誰にも言えない人もいるのだろう。 せめてSNSや公共の相談窓口に行ければよいのだけれど。 読者を引きずり込むような構成ブルーピリオド 山口つばさにわか※ネタバレを含むクチコミです。工業高校×合唱部のボーイミーツボーイはしっこアンサンブル 木尾士目たたみ声変わり以降うまくしゃべれなくなってしまった、ぼっちな主人公。 人と会話しなくてすむ仕事に就きたいと、工業高校に入学するが、そこに運命の出会いが待っていた。 それは1人で『合唱部』を作るべく奮闘する、変わり者の同級生。 周囲の生徒から白い目で見られながらも、まったくブレることなく自分を貫きとおすその姿に、主人公は少しずつ心惹かれていく……。 という序盤はかなり王道で、合唱×工業高校というあたりが今までにない世界観で非常に面白い、のだが。 問題は、なぜ運命の相手が美少女ではなく『眼鏡男子』なのかという点である。 その答えは、作中にきっちり描かれている。 工業高校における圧倒的なリアル(女子率の低さ)が……。 とにかくこの作品には女子など不要。 ちゃらちゃら恋愛にかまけず、夢へと爆走するピュアな男子たちの青春物語を期待しつつ、主人公の成長を見守って生きたい。 ※もちろん大野さん的なキャラが登場してくれてもいいと思ryなんだこの終わり方!モテキ 久保ミツロウティモテ※ネタバレを含むクチコミです。 なにこれすごい…!!発想の勝利&疑似体験スケルアイロニー 三原すばるホラーマン※ネタバレを含むクチコミです。子育てならぬ、天使育てピカエル さらみnyae人々から存在を忘れられて、退屈な毎日を送っていた神様(高齢)のもとに、翼が折れてしまったかわいいかわいいエンジェル(ピカエル)が現れてからというもの、いきなり子育てならぬ、天使育てが始まって、神様は毎日振り回されっぱなし…という話。 最初は神様と天使のピカエル、たった2人の生活から始まりますが、 そのうち天狗(イケメン)や個性豊かないろんな神様、更には人間も登場、一気に賑やかになります。 主人公の神様が、鼻毛の長いじじいなので、あとから続々と出てくるイケメンたちが際立ちます。 素敵なのは、誰ひとりとして突然現れた正体のわからないピカエルのことを、邪険にあつかったりしないところ。 親(この場合は神様)だけじゃなく、「みんなで育てる」の理想形じゃないでしょうか。鳥宮はバカ!おもしろかった #読切応援鳥宮はバカ! 三原すばる名無しちょっとおバカな鳥宮は水泳部の先輩のことが大好きで、卒業式の半年前から第2ボタンが欲しいと交渉している。しかしファスナー式の制服なので残念ながらボタンがない!どうしても第2ボタンが欲しくて四苦八苦する鳥宮と、なんやかんや言いながらも優しい先輩のラブコメディー。第2ボタンの代わりになる物ってなかなか難しいね!!新企画も準備中らしいので楽しみ。もっとこの作家さんの描くラブコメ読んでみたい。 これは紙で読んでほしい!!スケルアイロニー 三原すばる名無し最後のオチのためだけに描かれたマンガ。 透視ができるようになった幼馴染の男子が、女子の心も読うとしたとき… あー!透けてるーーーーーーー!!!!笑 勘が良い方はなんとなく言ってることはわかると思いますが、 「透け」の仕掛け方が良いです。声出して笑いそうになりました。 電子版で読みました。不朽のフェーネチカ 竹良実名無しマザー・ドロテアの過去を遡るほどにドロテアの姿も若く、美しくなってゆくのが心に残ります。 そして、現在の姿からは想像できない、壮絶でせつなすぎる彼女の人生を知ることになります。 100ページ弱で読み切れますが、一本の映画を見たような読後感です。 多分、2度め、3度めと読むごとに違う感情で読むことができそうです。捕食系ラブコメあの人の胃には僕が足りない チョモラン名無し何だこれは!エロい!! 食べるという行為は実はエロティックだなとは思います。国によってはご飯を食べる番組が日本は多すぎるとかそんなことをテレビで言っていたようないなかったような。 美味しそうな少年が化け物の先輩と一緒に住んでしまう、というトンデモ設定。 これは恋なのかそれとも「食欲」なのか。。。 好きだ〜と思っていたら次はガブッと行ってしまう。 「あらしのよるに」のような関係でしょうか。作者が楽しんで書いてるのがとてもいいです。ムシャムシャ。 まだ年若いあなたにこそ読んで欲しい。神戸在住 木村紺ナベテツ天才・木村紺の処女作であり代表作。大学入学と同時に家族で神戸に引っ越した東京出身の一人の女子大生の物語。 淡々とした筆致で描かかれる日常風景は文豪が紡ぐ上質なエッセイのようであり、それだけでも一級の作品として評価されるものですが、この作品にはそれだけには止まらない、魂を震わす素晴らしさがあります。 まだ震災の痕跡が残る神戸の街と人々。少女は様々な出会いと、そして悲しい別れを経験します。作中の時期の、未だ復興を完全になし得ていない神戸という街の時代の空気感と、繊細な少女の成長という、この作品でしか描き得なかったフレーバー。彼女の受けた傷と、そこから立ち直る場面は、月並みかもしれませんが、明日を生きる勇気を与えてくれます。まだ年若く、何かを喪うことを恐れているあなたにこそ、読んで欲しい、そんな名作です。目標も言い訳も生き涯も生き様も、どれもが人生でどれもがロックンロールRRR(ロックンロールリッキー) 渡辺潤名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<213214215216217>>
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