双葉社マンガの感想・レビュー942件<<1819202122>>これはすごいわ古代戦士ハニワット 武富健治starstarstarstarstarさいろく読めば読むほど、一体何を見させられているのかわからなくなってくる。 ドグーンという土偶型の破壊兵器のような化け物と闘う埴輪(埴輪土)だが舞台は現代! 埴輪を操るための儀式や流れ、完全に読者置いてけぼりであるが、察していくには十分! ものすごく細かな心理描写や説明も多いが、果たしてこれはどういう話なのか…!? 主人公だと思ってたやつは主人公じゃなかった…!すごいよ…! 絵も独特の線使いで羽生生純先生のような雰囲気が最初は強かったんだが細部までの描画は武富健治先生の方が多く、画角などもこだわっていてどれだけ凄いことが起きているかはわかりやすい! そして物語の展開がまたすごい…もう私の語彙力では伝えきれない!だが読む手が止まらなかった…!まだ6巻だけどこれはすごいよ。酔い子は良い子二日目の酔い子ちゃん 市川ヒロシ六文銭この著者の作品、なんとも形容しがたいのですが、好きなんです。 ふんわりというか、ぼんやりというか、優しい雰囲気。 この良い感じのゆるさに謎の魅力があってスルスル読んでしまいました。 題材も、酒飲みの話。 二日目とタイトルにありますが、普通に一日目も描いているので安心してお読みください(何が?) 基本的には飲んで酔っ払ってグダグダして~な流れなんですが、よいこの飲みっぷりが良いので読んでいて気持ちいいです。 また食べ物も本当に美味しそうに食べるので、なんだか嬉しくなります。 グルメ漫画だから「美味しそう」ではなく、 よいこ、美味しいもの食べれて良かったね~ と、なんか餌付けしているような気分になるから不思議。 それだけ主人公が魅力的なんだと思います。 仕事もできるし、コミュ力高いし、何より色んな人に気配りできる姿は、まさに良い子そのものです。 最後によいこの名言のせておきます。いい言葉だなと思います。 お酒を飲むのが楽しいってことは、毎日が大変なおかげ 銭湯の歌姫が世界を駆けるアイドルを目指す!ひかるイン・ザ・ライト! 松田舞starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。転生したモフモフが試される大地の人々を温める話北の砦にて(コミック) 草中 三国司 明野たわさいろくまるでシベリア(行ったことないけど)のような雪国の兵士たちを、元現代日本(?たぶん)で若くして死んでしまった人間(たぶん女子)が転生した雪の精霊が癒やしまくる、というただただ和む話。 雪の精霊なのに見た目は小ぎつね、人の姿になれるまでには修行が足りないぜ、みたいなモフモフが主人公で、モフモフで癒やされる人々は過酷な環境の兵士達。 絵柄がちょっと女性っぽさが強いけど慣れればこれはこれで◎際限なきエスカレーション…!おさなづま 森高夕次 あきやまひできtoyoneko「おさなづま」は,原作:森高夕次(コージィ城倉),作画:あきやまひでき(現在は「アキヤマヒデキ」)がアクションに連載していた漫画です その内容は,表紙や,タイトルからは,全く想像もできないようなものです すなわち,この作品のストーリーは,天才漫画家ハタイチコ先生(16歳のおさなづま)が,ダンナ(37歳)から虐待されながらも,その才能を遺憾なく発揮し,傑作漫画「めぐみのピアノ」(「めぐピ」)を描き,その「めぐピ」が売れに売れて売れまくるという,ただそれだけのものです しかし,この「売れに売れて売れまくる」という部分がこの作品の何よりの魅力! ハタ先生は,苦難とかスランプにぶち当たることなく(ただし初期はダンナの妨害とかあります),その才能を延々と発揮しづつけ,めぐピは際限なく売れ続けます 売れまくる様子がどんどんエスカレートしていく様は,単純に楽しく,ストレスなしでずっと読み続けられます アニメ化にあたっての視聴率推移とかも派手すぎて最高でした ある意味で「なろう」に通ずるものがあるかもしれません 全10巻がKindle Unlimitedで読めますので,読んだことない方は是非ご一読を! …先ほど「ストレスなし」と書きましたが,ダンナの存在は,ある意味ストレスかもしれません しかし,これは物語構成上,どうしても必要不可欠な部分。何となく予想はつくと思いますが,ぜひ最後までお読みいただければと思います 終のひとの感想 #推しを3行で推す終のひと 清水俊名無し・ここ10話くらいどれも面白い。今回の社葬編は特によかった ・仕事漫画とありがちな勧善懲悪ではなく顧客にどう寄り添うかを基本に葬儀をとりおこなう難しさが描いてありいい ・絵も地味でスカッとするシーンはほとんどないですがいつか行うことになる葬儀や葬儀屋選びにの参考になるのではないでしょうかもしも同人作家の友人が亡くなったら…彼女の願い、私の望み 文川あや名無し※ネタバレを含むクチコミです。正直もっと長く読みたい未来人たち 熊倉献にわかブランクスペースの熊倉献の読み切り。漫画家を目指すも個性のない女子と、個性派のネガティブ男子の青春漫画。どっちも自己中心的でだからこそ噛み合っているという感じが良かった。つまりまぁ好きなキャラ達だった。 ”都合の良い”部分だけがピックアップされている感じが良いんだけど勿体無いなと思ったので、もっと長尺で見たいキノコみたいな地球外生命体兄弟キノコみたいな兄弟 岡田卓也名無し地球に落ちた隕石に付着していた胞子が発芽して生まれたキノコ型宇宙生命体の兄弟(兄弟なのか?)が、練馬区で普通の生活をおくってる話。銭湯にも行くし、かっこいい服も、買いに行く。 この兄弟が入ったあとの銭湯は独特の匂いがするらしいけど、それっていいのだろうか…異世界でもパパ活とな#1巻応援異世界パパ活おじさん(コミック) ゆげ けてる六文銭異世界系がどんどん幅広くニッチに先鋭的なっていくのですが、ついにパパ活漫画がでてきました。 笑いを通りこして、怖いものみたさで読みました。 あ、うん、これパパ活 in 異世界だという率直な感想。 主人公はS級とよばれる最高ランクの冒険者で、チート級の強さと荒稼ぎしたことで富も、唸るほどあるような男。 そこから、冒険者をシンドイからとリタイアして若いオンナの子とイチャコラしたいとパパ活を始める。 魔法学院の学費でお金に困っている子を手玉にアレやコレしていく。 うん、普通に現代の大学生とおっさんの関係ですね。 なんとも潔く、本能に忠実な主人公に、好感すらもてます。 最終的にパパ活していた女性たちとパーティー組んで1巻終了。 今後どうなるのか、どう発展するのか想像つかないので、逆に楽しみになってきました。 パパ活から恋愛に発展するのかね。 家政婦の仕事とは令和の家政婦さん 小池田マヤPom 面白い! 家政婦紹介所に勤める、4人の家政婦達。 皆、個性派揃いでお試しで雇われるも、中々の自己中っぷり発揮で継続にならず。 そこでSクラス級の里さんが現れて。。 一家庭に一歩足を踏み入れるって、きっと思ってる以上に厳しく、難しく、気を使う世界なのかなと想像する。 どんな話の展開になっていくのかな? 2巻までは4人の家政婦の話で、3巻からはようやく謎多き里さんメインらしい(?)ので、楽しみです! 小田扉流「異世界」な新連載!ぐるぐるゴロー 小田扉名無しwebアクションに小田扉が登場だ〜!!第1話から面白かったですね。街でよく見かける「一体どういうシュチュエーションなんだこれは…?」という変なポーズの銅像はゴルゴン地蔵のせいだったんですね…。これが毎話無料で読めてしまうなんていいのだろうか。ピュアだからこそ心を抉る恋愛漫画隣にりんごが届きました にたもと野愛高校生の春好くんが、お隣に引っ越してきた警察官のりんごさんに恋をするピュアなBL漫画です。 ベランダで壁一枚隔ててお話して、だんだん距離が縮まって、やがて想いが通じ合って……なんて都合の良い展開にはなりません。 年齢差もあって、名前と職業以外はよく知らない。しかも男性同士。距離が縮まっても最後の壁一枚を壊すことができないのです。 りんごさんへの気持ちは膨らむけれど、春好くんには安藤くんという恋人がいる。家族や友達にも相談できない。告白したとて受け入れてもらえるかもわからない。 恋とはなんて難しく、煩わしいものなのか。 自らの恋を貫くと決めた春好くんの真っ直ぐさに心を抉られます。 傷つけても傷ついても前を向いて生きるしかないんですよね。「レコード全部やるよ」レコードは死なず(マンガ家編) よしもとよしとも名無し一言でまとめると ずっと昔に兄にもらったデヴィッド・ボウイの「ヤング・アメリカンズ」 というレコード盤を今も聴き続けている、という内容のエッセイ漫画だ。 わずか2ページかつ、ささやかな内容。 なのに、なぜだか胸にくるものがあるのはなぜだろう? よしもとよしともが今もなお描き続けているという ことを、私は嬉しく思う。ディープインパクト題材とな…令和 優駿たちの蹄跡 やまさき拓味名無し馬と女性の描写で始まり若干それ令和にはキツい対比ではと思ったが、ディープインパクトを描くとあらば期待しないわけがない。 悲しい始まりだけど大丈夫かな…。 名前知らない人がいないディープインパクトと、競馬漫画といえばやまさき拓味 楽しみです! 久しぶりに読み返した東京爆弾 矢島正雄 はやせ淳starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男家の本棚の整理をしていて見つけたので読み返した。人の欲望や願望を飲むことによって解決できる物が東京爆弾。 東京爆弾を飲むと能力が三倍になり、寿命も三倍になるが東京爆弾を服用するにあたって2つの条件がある。1.東京を出てはならない2.決して感極まってはならない…。どちらかの条件を満たすと東京爆弾は破裂して飲んだ本人は死ぬ 物語の流れは困っている人に対して主人公の爺さんが東京爆弾を渡してその後を見守るというパターンで「笑ゥせぇるすまん」に近い感じだが違いとしては主人公の爺さんが飲んだ本人と関わっていく。それがいい方向になる場合もあるし悪い方向になる場合もある 初期の方は一貫性があった感じだが途中から設定が変わっていく感じがしたりなにこれっていう回もあり面白い感情がめちゃくちゃにされる #読切応援大好きな妻だった 武田登竜門名無しまとめとかすごいバズってて読んだやつ。ただただ感情をかき乱されるすげえいい読み切り。 単話で発売されてバナー広告とかも出るようになったのでこれで作者さんにお金が入るといいな。 https://comic-action.com/episode/3269754496496695955本作まで読んで欲しい続・星守る犬 村上たかし名無しタイトルにもなっている最初の話、星守る犬はひたすら哀しく心をえぐったが、本作の最後まで読み終えた時には印象が違ったものになった。 短編連作のそれぞれが独立した話でありながらその実、全ての話が僅かな接点で地続きに繋がっている仕組み。そんな交錯していく登場人物たちの人生にロマンがある。最初の話以外の三作にはそれぞれに救いがあったのも大きい。 ただただ悲しいだけの話で終わらず、因果を感じさせてくれるのが短編連作の魅力の一つ。このシリーズはそれを十二分に活用している秀作だ。 「神童」「マエストロ」に続く音楽シリーズ第3作!!ミュジコフィリア さそうあきら名無し「神童」ではピアノ、「マエストロ」ではオーケストラ、そして音楽3部作のラスト「ミュジコフィリア」では現代音楽と作曲がテーマになっています。現代音楽も作曲もあまり馴染みのないマニアック度の高そうなテーマですが、読んでいて音楽が流れてくるような感覚になれるのは他の2作品と同じでした。しかも「ミュジコフィリア」は音楽だけでなく偉大な作曲家の父を持つ腹違いの兄弟の確執も見どころです。主人公は音楽の才能に恵まれているものの愛人の子供なので環境に恵まれた兄に引け目を感じてしまい、あえて音楽を避けて生きてきたのです。しかし現代音楽と出会ったことで自分の音楽への想いに向き合っていくようになります。優秀な学生を集めて作曲合宿をするシーンでは「未聴感の音楽とは?」について語られるのですが、まさに「いい漫画とは何か?」と一緒だと思いました。ここについてもっと掘り下げて知りたい人はさそう先生の「マンガ脚本概論 漫画家を志すすべての人へ」を読むことをオススメします。台詞がなくてもかわいいし楽しい女子かう生 若井ケン野愛面白くてかわいい女の子の日常系漫画が大好きです。 中身のない話だらだらしててもよい、ガチガチのギャグ満載でもよい、部活しててもご飯食べててもとにかく何でも、楽しそうだったらこちらも楽しくなります。 台詞がなくても、楽しそうなら楽しいです。むしろこの作品は台詞がないからこそ、もも子ちゃんの無邪気な奇行っぷりが引き立つのかもしれません。 赤と白のしましまが今日のラッキーカラーだったから、その辺にあった三角コーンを持ち歩くもも子ちゃん。 ギリ犯罪じゃね?と思いつつ、三角コーンを片手に縦横無尽に暴れ回る姿に魅了されました。 エキセントリックでかわいい女の子、最高です。 台詞のなさが独特の浮遊感を作り出していて、日常なのに非日常な世界観に夢中になっているはずです!ケモナーホイホイ(ライト)狐の掟 中国幻想選 鮫島圓さいろくライト、と書いたけど自分にはケモナー属性がないので判断基準が違ったらごめんなさい() webアクションからの短編集。 一貫して中華な話であり、古い話であり、夫婦の話である。 獣じゃないのも混ざってた気がするけどソレもソレで良かった。 ちなみにハッピーエンドばかりではなく、昔話あるあるな残酷な終わりだったり軽く怖い話だったりもある。 「竜王の娘」と合わせてどうぞ。読んでよかった天国までひとっとび ゴトウユキコ名無し○○が死んだではじまる漫画本当嫌いで、人を殺せばお涙頂戴漫画で感動ものにできるのかと詰め寄りたくなるくらい過激派な自分です。 でもこの読み切りは好きでした! ゴトウユキコの爛れた男女関係も絵柄に合ってて好きだったのですがこんなに爽やかで気持ちのいい漫画も描かれるんですね。 気持ちがストレートに出てて読んでよかったという気になりました。 人が死んだ話ではなく、思いを伝えることができたor出来なかった、の純粋な恋愛話なのでこんなに読後感がいいのかもしれません。マジでただモフモフが可愛いがられるだけの読むと癒されるゆるい日常モノ 北の砦にて(コミック) 草中 三国司 明野たわ名無し結構前にバナーで見て買ってしまったやつ。なんにも悪いことが起きない…ただ砦の人たちにモフモフが可愛がられるのを見てるだけで癒される。 コミックと間違えてラノベの2巻(当時の最新刊)を買ってしまい腹が立ったのでアンリミテッドで1巻を読んでやりました。原作もなんも起こらず平和! モフモフが人型になる展開があるのでコミックも楽しみ! https://gaugau.futabanet.jp/list/work/5eccd7207765616a48030000事件を通して"生きづらさ"に寄り添う物語 #1巻応援きみは謎解きのマシェリ 糸なつみsogor25この作品は女性が外で働くことがまだ一般的でなかった昭和初期の日本を舞台に、女性探偵として働く星野美津子と、彼女が依頼人として出会った大学生の吉田朔というコンビの活躍を描く作品です。 昭和初期という舞台でありますが、登場する事件はトランスジェンダーや女性の社会進出など、どこか現代にも通じる問題を孕んでいるものばかりです。 そんな事件の数々を、自身も夢であった警察官への道を"女性である"という理由だけで諦めた過去を持つ美津子が、謎めいた雰囲気の朔が解決へと導いていく、謎を解決する痛快さと生きづらさを抱えている人々を優しく包む温かさを併せ持った作品です。 1巻まで読了<<1819202122>>
読めば読むほど、一体何を見させられているのかわからなくなってくる。 ドグーンという土偶型の破壊兵器のような化け物と闘う埴輪(埴輪土)だが舞台は現代! 埴輪を操るための儀式や流れ、完全に読者置いてけぼりであるが、察していくには十分! ものすごく細かな心理描写や説明も多いが、果たしてこれはどういう話なのか…!? 主人公だと思ってたやつは主人公じゃなかった…!すごいよ…! 絵も独特の線使いで羽生生純先生のような雰囲気が最初は強かったんだが細部までの描画は武富健治先生の方が多く、画角などもこだわっていてどれだけ凄いことが起きているかはわかりやすい! そして物語の展開がまたすごい…もう私の語彙力では伝えきれない!だが読む手が止まらなかった…!まだ6巻だけどこれはすごいよ。