双葉社マンガの感想・レビュー930件<<1718192021>>疫病や内紛が飛び交う島国を描く戦争スナイパーアクション作GROUNDLESS 影待蛍太カワセミ㌠物語の舞台となる架空の島国アリストリアではとある疫病の蔓延と隣国の大陸政府や処置に不平不満を抱く人々達が暴徒化する等の内乱状態に突入しそれに主人公一家が巻き込まれた所から物語は始まりますが人々の魅せる混沌とした有り様や兵士となって戦う銃撃戦が非常にリアリティーが高く練りに練られたストーリー性も相まってとても読みごたえがありましたね 中でも一番目に付いたのが銃器や作戦内容に関するシーンで、私自身はミリタリーに詳しく無いのでちゃんと理解出来るか不安がありましたが洋画でもお馴染みのブリーフィングや上官からの説明シーンが意外に多くすんなり頭に入ったのもそうですが銃撃戦の運びや画力が素晴らしく作品の世界観に圧倒され続けられた等初心者にも満足出来る内容だったのが大きいですね ただ問題点として当たり前なのですが銃撃戦のグロさや疫病や内紛での混乱からなる暴力シーンが中々強烈な作品で巻を増す事にレベルが増し増しになっていきますのでそういった感じが苦手な方はやはり避けた方が良いですが私みたいに銃撃アクション・スナイパーや戦争物が好きならばオススメしたい作品ですね朝食ビールめっちゃやりたい夜明けのふたりごはん 湖西晶野愛ルームシェア中の女の子2人が一緒に朝食を食べるだけのお話。 明るい窓辺でゆったり朝食なんて優雅で健康的に思えますが、昼夜逆転の小説家・ほたる×夜勤専門の警備員・すばるの2人なのでビール飲んじゃうんですよね。最高。 これから会社や学校へ向かう人たちを眺めながら朝からビール飲んで眠くなったらそのまま寝ちゃったり。 昼夜逆転生活は大変そうだなと思っていたけれど、すばるとほたるを見ているとうらやましくなっちゃいます。 トーストでもパンケーキでもお茶漬けでも潔くビールを飲んでいるので、見てる側もビール飲みたくなります。 夜勤明けの解放感と朝からの背徳感、2人でいる安心感があれば合う合わないは関係なく美味しいし楽しいんだろうなあ。この世の仕組みに争う平安大河!童の神 深谷陽 今村翔吾たか※ネタバレを含むクチコミです。同居してる兄嫁がグイグイくるみつば君はあにヨメさんと。 イトカツ名無しぜんそく持ちのみつば(9歳)は、住んでいた東京から離れて海辺の街にある兄夫婦(新婚)の家に移り住むことに。 仲良くなろうとグイグイくる兄嫁の日菜子(21歳)に人見知りのみつばは押され気味。 う〜ん、羨ましい。 ドキドキをありがとう… #読切応援めぐちゃん、ぬいぐるみでえっちしたよね。 左津衣かおる名無し今年読んだ読切でもトップレベルに面白かったです。 左津衣かおる先生といえば、以前『気持ち悪いんだよ、死ね。』を描かれていて、こちらはこちらで衝撃的な話ではあって、名前の通り殺意を感じるというか読み手を殺しにかかってきているのを感じました。 そして今回、『めぐちゃん、ぬいぐるみでえっちしたよね。』は前作がマイナス方面への気持ちの働きかけだとしたら、今作はプラスの方へ心臓を鷲掴みしてくれる作品で、まったく別の印象として衝撃でした。 読後しばらくは高鳴った心臓が鳴りやまず、深夜に読んでしまったものでなかなか寝付けず大変でした。 えっちを理解しない子どもの頃に、くまの人形を使って疑似えっちをするという高度な遊びをしていた少女二人は小学校で別々になり中学校で再会します。 一方は学年一の美少女に、一方は絵を描くオタクに。 こんな二人の再会で何が起きるのか。 他人が自分にどうレッテルを貼るのか、どう見た目で判断するのか。 そういった価値観に左右されなかった幼少期のピュアな関係こそが尊く、一生胸の中に暖かさを与えてくれるものなのかもしれない。 素晴らしいドキドキをありがとう…。人の終わりに携わることとは終のひと 清水俊Pom 知ってはいたけど、中々ダークな内容だなって思い手が出せなかったんですが、やっぱり読みたいなと思い読んでみました。 途中で断念することもなく、3巻まであっという間に進みました。と言うか、読めてしまう。 葬儀屋の仕事を知ることができる。 仕事なんだよなぁ。。 所々で色々と考えさせられるマンガだと私は思います。推すってこういうことかもしれんな…ひかるイン・ザ・ライト! 松田舞mampuku衝撃でした。「アクションコミックスから出る美少女の漫画」というのを正直舐めてたと思います。 可愛さもドラマの面白さも、オジサン誌・マイナー誌的な甘えが一切なくてレベル高いです。 「人」と「才能」にフォーカスして、「推し≒主人公たちを応援したくなる」というアイドルコンテンツの本質の部分を漫画を通して疑似体験できる。 文字通り光属性のアイドル漫画ですね。いい作品! 漫画がうますぎる耳かきお江戸人情コメディ耳かきお蝶 湯浅ヒトシ名無し耳かき漫画ということで最初はおっかなビックリ読んでいたが中身は正統派(?)な「お江戸人情コメディ」でいい意味で裏切られた。漫画らしい大胆なデフォルメと、しっかりした江戸文化(天保)の描写がすごい。ギャグも「江戸時代の人間はそんなこと言わないだろ!」という忍たまスタイル。いい漫画でした。これまでの妖怪シリーズにないテーマだった峯落 岡田索雲名無しすごい作品でしたね。冒頭に「この話には性暴力に関する証言やセカンドレイプの表現があります。フラッシュバックなどの心配のある方はご注意ください。」の注意書きがあって「おっ?!今までの妖怪読切シリーズと違うな…」と思ったのですが、読み終わってみると問題に真正面から向き合ってる作品で山姥マサリの怒りがダイレクトに伝わってきて胸に残りました。少年フジトとの関係が希望のように見えました。どんなテーマでも面白いし、こういう真面目な作品でも水木しげるオマージュの脇役キャラが出てくるお茶目さが本当にセンスいいな!おもしろかった!未来人たち 熊倉献名無しこの作家さんの漫画たぶんはじめて読みましたけど、この読切だけでファンになりました。こういう視点でものを考えることもできるんだ、と気付ける感じ。良い結末を描いて"都合がいい未来"って言っちゃうところが面白いです。ふたりの最初の合作、いつか読みたいですw 前向きだからいいけれど清く貧しく 菅原じょにえる野愛いつでも明るく前向きで、貧乏だけど楽しく暮らす女子高生の亜美。 段ボールや不用品を使って遊び道具を作ったり、バイトも勉強も学校生活も全力で楽しむ姿勢がかっこいいです。 亜美の弟をバカにする男の子も、亜美を敵視するクラスメイトも、いつのまにか彼女の純粋さ天真爛漫さに魅了されてしまいます。 明るくて可愛くて性格も良くて頑張り屋さんで家族想いで働き者で……こんな主人公、最後の最後には報われるに決まってる! と思いながら読んでいたのですが現実は厳しいですね。現実は厳しいなんてわかってるので、漫画の主人公である亜美ちゃんぐらいは手放しで幸せになってほしかったんだなあ……。 決してバッドエンドではないのです。最後の最後まで亜美ちゃんは前向きだし笑顔でいるのです。いいお話だと思います。 でもさあ、と思ってしまうんです。亜美ちゃんが笑ってるからいいけどさあ……。これはすごいわ古代戦士ハニワット 武富健治starstarstarstarstarさいろく読めば読むほど、一体何を見させられているのかわからなくなってくる。 ドグーンという土偶型の破壊兵器のような化け物と闘う埴輪(埴輪土)だが舞台は現代! 埴輪を操るための儀式や流れ、完全に読者置いてけぼりであるが、察していくには十分! ものすごく細かな心理描写や説明も多いが、果たしてこれはどういう話なのか…!? 主人公だと思ってたやつは主人公じゃなかった…!すごいよ…! 絵も独特の線使いで羽生生純先生のような雰囲気が最初は強かったんだが細部までの描画は武富健治先生の方が多く、画角などもこだわっていてどれだけ凄いことが起きているかはわかりやすい! そして物語の展開がまたすごい…もう私の語彙力では伝えきれない!だが読む手が止まらなかった…!まだ6巻だけどこれはすごいよ。酔い子は良い子二日目の酔い子ちゃん 市川ヒロシ六文銭この著者の作品、なんとも形容しがたいのですが、好きなんです。 ふんわりというか、ぼんやりというか、優しい雰囲気。 この良い感じのゆるさに謎の魅力があってスルスル読んでしまいました。 題材も、酒飲みの話。 二日目とタイトルにありますが、普通に一日目も描いているので安心してお読みください(何が?) 基本的には飲んで酔っ払ってグダグダして~な流れなんですが、よいこの飲みっぷりが良いので読んでいて気持ちいいです。 また食べ物も本当に美味しそうに食べるので、なんだか嬉しくなります。 グルメ漫画だから「美味しそう」ではなく、 よいこ、美味しいもの食べれて良かったね~ と、なんか餌付けしているような気分になるから不思議。 それだけ主人公が魅力的なんだと思います。 仕事もできるし、コミュ力高いし、何より色んな人に気配りできる姿は、まさに良い子そのものです。 最後によいこの名言のせておきます。いい言葉だなと思います。 お酒を飲むのが楽しいってことは、毎日が大変なおかげ 銭湯の歌姫が世界を駆けるアイドルを目指す!ひかるイン・ザ・ライト! 松田舞starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。転生したモフモフが試される大地の人々を温める話北の砦にて(コミック) 草中 三国司 明野たわさいろくまるでシベリア(行ったことないけど)のような雪国の兵士たちを、元現代日本(?たぶん)で若くして死んでしまった人間(たぶん女子)が転生した雪の精霊が癒やしまくる、というただただ和む話。 雪の精霊なのに見た目は小ぎつね、人の姿になれるまでには修行が足りないぜ、みたいなモフモフが主人公で、モフモフで癒やされる人々は過酷な環境の兵士達。 絵柄がちょっと女性っぽさが強いけど慣れればこれはこれで◎際限なきエスカレーション…!おさなづま 森高夕次 あきやまひできtoyoneko「おさなづま」は,原作:森高夕次(コージィ城倉),作画:あきやまひでき(現在は「アキヤマヒデキ」)がアクションに連載していた漫画です その内容は,表紙や,タイトルからは,全く想像もできないようなものです すなわち,この作品のストーリーは,天才漫画家ハタイチコ先生(16歳のおさなづま)が,ダンナ(37歳)から虐待されながらも,その才能を遺憾なく発揮し,傑作漫画「めぐみのピアノ」(「めぐピ」)を描き,その「めぐピ」が売れに売れて売れまくるという,ただそれだけのものです しかし,この「売れに売れて売れまくる」という部分がこの作品の何よりの魅力! ハタ先生は,苦難とかスランプにぶち当たることなく(ただし初期はダンナの妨害とかあります),その才能を延々と発揮しづつけ,めぐピは際限なく売れ続けます 売れまくる様子がどんどんエスカレートしていく様は,単純に楽しく,ストレスなしでずっと読み続けられます アニメ化にあたっての視聴率推移とかも派手すぎて最高でした ある意味で「なろう」に通ずるものがあるかもしれません 全10巻がKindle Unlimitedで読めますので,読んだことない方は是非ご一読を! …先ほど「ストレスなし」と書きましたが,ダンナの存在は,ある意味ストレスかもしれません しかし,これは物語構成上,どうしても必要不可欠な部分。何となく予想はつくと思いますが,ぜひ最後までお読みいただければと思います 終のひとの感想 #推しを3行で推す終のひと 清水俊名無し・ここ10話くらいどれも面白い。今回の社葬編は特によかった ・仕事漫画とありがちな勧善懲悪ではなく顧客にどう寄り添うかを基本に葬儀をとりおこなう難しさが描いてありいい ・絵も地味でスカッとするシーンはほとんどないですがいつか行うことになる葬儀や葬儀屋選びにの参考になるのではないでしょうかもしも同人作家の友人が亡くなったら…彼女の願い、私の望み 文川あや名無し※ネタバレを含むクチコミです。正直もっと長く読みたい未来人たち 熊倉献にわかブランクスペースの熊倉献の読み切り。漫画家を目指すも個性のない女子と、個性派のネガティブ男子の青春漫画。どっちも自己中心的でだからこそ噛み合っているという感じが良かった。つまりまぁ好きなキャラ達だった。 ”都合の良い”部分だけがピックアップされている感じが良いんだけど勿体無いなと思ったので、もっと長尺で見たい キノコみたいな地球外生命体兄弟キノコみたいな兄弟 岡田卓也名無し地球に落ちた隕石に付着していた胞子が発芽して生まれたキノコ型宇宙生命体の兄弟(兄弟なのか?)が、練馬区で普通の生活をおくってる話。銭湯にも行くし、かっこいい服も、買いに行く。 この兄弟が入ったあとの銭湯は独特の匂いがするらしいけど、それっていいのだろうか…異世界でもパパ活とな#1巻応援異世界パパ活おじさん(コミック) ゆげ けてる六文銭異世界系がどんどん幅広くニッチに先鋭的なっていくのですが、ついにパパ活漫画がでてきました。 笑いを通りこして、怖いものみたさで読みました。 あ、うん、これパパ活 in 異世界だという率直な感想。 主人公はS級とよばれる最高ランクの冒険者で、チート級の強さと荒稼ぎしたことで富も、唸るほどあるような男。 そこから、冒険者をシンドイからとリタイアして若いオンナの子とイチャコラしたいとパパ活を始める。 魔法学院の学費でお金に困っている子を手玉にアレやコレしていく。 うん、普通に現代の大学生とおっさんの関係ですね。 なんとも潔く、本能に忠実な主人公に、好感すらもてます。 最終的にパパ活していた女性たちとパーティー組んで1巻終了。 今後どうなるのか、どう発展するのか想像つかないので、逆に楽しみになってきました。 パパ活から恋愛に発展するのかね。 家政婦の仕事とは令和の家政婦さん 小池田マヤPom 面白い! 家政婦紹介所に勤める、4人の家政婦達。 皆、個性派揃いでお試しで雇われるも、中々の自己中っぷり発揮で継続にならず。 そこでSクラス級の里さんが現れて。。 一家庭に一歩足を踏み入れるって、きっと思ってる以上に厳しく、難しく、気を使う世界なのかなと想像する。 どんな話の展開になっていくのかな? 2巻までは4人の家政婦の話で、3巻からはようやく謎多き里さんメインらしい(?)ので、楽しみです! 小田扉流「異世界」な新連載!ぐるぐるゴロー 小田扉名無しwebアクションに小田扉が登場だ〜!!第1話から面白かったですね。街でよく見かける「一体どういうシュチュエーションなんだこれは…?」という変なポーズの銅像はゴルゴン地蔵のせいだったんですね…。これが毎話無料で読めてしまうなんていいのだろうか。ピュアだからこそ心を抉る恋愛漫画隣にりんごが届きました にたもと野愛高校生の春好くんが、お隣に引っ越してきた警察官のりんごさんに恋をするピュアなBL漫画です。 ベランダで壁一枚隔ててお話して、だんだん距離が縮まって、やがて想いが通じ合って……なんて都合の良い展開にはなりません。 年齢差もあって、名前と職業以外はよく知らない。しかも男性同士。距離が縮まっても最後の壁一枚を壊すことができないのです。 りんごさんへの気持ちは膨らむけれど、春好くんには安藤くんという恋人がいる。家族や友達にも相談できない。告白したとて受け入れてもらえるかもわからない。 恋とはなんて難しく、煩わしいものなのか。 自らの恋を貫くと決めた春好くんの真っ直ぐさに心を抉られます。 傷つけても傷ついても前を向いて生きるしかないんですよね。<<1718192021>>
物語の舞台となる架空の島国アリストリアではとある疫病の蔓延と隣国の大陸政府や処置に不平不満を抱く人々達が暴徒化する等の内乱状態に突入しそれに主人公一家が巻き込まれた所から物語は始まりますが人々の魅せる混沌とした有り様や兵士となって戦う銃撃戦が非常にリアリティーが高く練りに練られたストーリー性も相まってとても読みごたえがありましたね 中でも一番目に付いたのが銃器や作戦内容に関するシーンで、私自身はミリタリーに詳しく無いのでちゃんと理解出来るか不安がありましたが洋画でもお馴染みのブリーフィングや上官からの説明シーンが意外に多くすんなり頭に入ったのもそうですが銃撃戦の運びや画力が素晴らしく作品の世界観に圧倒され続けられた等初心者にも満足出来る内容だったのが大きいですね ただ問題点として当たり前なのですが銃撃戦のグロさや疫病や内紛での混乱からなる暴力シーンが中々強烈な作品で巻を増す事にレベルが増し増しになっていきますのでそういった感じが苦手な方はやはり避けた方が良いですが私みたいに銃撃アクション・スナイパーや戦争物が好きならばオススメしたい作品ですね