内気な女子大生、人形作家でもあるマリエは、ある日「カレル」と名のる謎の青年によって洋館に監禁される。カレルの要求は、ここから出たければカレルのために「世界を構成する『ヒト』をつくること」。怯えるマリエに彼女が過去に作った人形たちが命を得て襲いかかる――!ゴシック人形ファンタジー!!
江戸時代初期――日本を代表する文化である歌舞伎の祖をつくりだした娘がいた。彼女はその生まれゆえ、「天下一」を目指すべく踊りつづける。その踊りは周りを魅了し、次第に徳川時代の一大勢力である「傾き(かぶき)」と結びつき天下を揺るがしていく――!!豪華絢爛大河活劇、ついに開幕!
柳原望の未収録作品集、待望の刊行!描き足しを含む決定版!「時間列車で旅をする」と「連鎖MODERNENIGMA」を収録。どちらも少し不思議で、しかし人の心のからまりを描く、良質の物語。のほほんだけではない、でも冷酷じゃない。人々を温かな目線と奇想に満ちた設定で魅せるハートフルな柳原ワールドへのよき手引書となる一冊!
黒のストライカ
あまねく夜を統べ、闇の眷属を従えた夜魔の一族、その最後の生き残りである高夜椋郎は正体を隠し、日本の高校生として平穏な日常を送っていた。ある日、元臣下である吸血鬼と吸血鬼狩りの戦いに巻き込まれてしまった椋郎。その日を境に、椋郎の回りには異能の美少女たちが集い始める。
疾走れ、撃て!
『あそびにいくヨ!』の神野オキナ原作、軍隊青春ラブコメのコミック版。中学卒業後、徴兵制度で入隊した田神理宇。つらい過酷な訓練を、持ち前のマジメさと幼なじみ・ミヅキの明るさに救われながらこなす日々。そんな理宇に下される驚きの任命とは…?上官の少佐が可愛らしい少女だなんて!?そう、紫神虎紅少佐は戦闘の最前線で戦う魔導士官だったのだ…!
韃靼タイフーン
200X年、北海道・函館。ロシアのタンカーが事故で爆発炎上、積み荷から猛毒ガスが発生した。住民には避難勧告が出され、街はパニックに陥った。非常事態下、主人公・荒脇卓馬は幼なじみのヒデコと一緒に入った廃船の中で、ロシア人の美少女に出会う。しかしその少女を狙う武装した謎の覆面軍団に卓馬は襲われてしまう。訳が分からないまま卓馬はロシアや自衛隊、さらにはやくざまでかかわる事件に巻き込まれていく……。
コンピューターが好きな高岡章(たかおかあきら)が、3年分のアルバイト料でやっと買ったコンピューターは、なんと美少女アンドロイドだった!?Hもできるそのアンドロイドは、ミミと名づけられ、普通の高校生活を送っていた章は、次第に桃色トラブルに巻き込まれていくのだった…。巨匠・新谷かおるが贈るセクシーコメディの決定版!!
今はなき辺境伯家の唯一の生き残りであるエアは、師ヨルダンから帝国の騎士章譲り受け、女の身でありながら騎士として生きていくことを誓う。しかし、蛮族の母親を持つエアは金髪碧眼という蛮族特有の外見のため、どこへいっても奇異の目で人々から見られ、さらに帝国には女性の騎士が極端に少なく、騎士仲間からも嫌われている。エアはそれでも、並外れた剣技と体術で他の騎士たちを圧倒し、真の騎士道を究めようと放浪の旅を続けている。
拘束乙女の聖歌隊
九条ヒナはどこにでもいるぼんやりした、ひどく音痴な女子高生。ある時手に入れたチョーカーをつけたことで彼女の人生は大きく変化する!歌うことで荒魂と呼ばれる悪霊を退治する力を手に入れた彼女。ただしそのためにはキツい拘束具に身を包まれ、限界までその豊かな肢体を締め付けなければならないのだ!渡されたチョーカーの意味とは、何故彼女にチョーカーが渡されたのか、そして歌の力の持つ意味とは?彼女の壮大な退魔譚が始まる!!
周囲の者の命運を喰らう獣の烙印を持つ少年クリス。細い身体に大剣を帯びた少女ミネルヴァ。ふたりは血煙舞う夜に出会い、そして運命の輪が加速度をつけて廻り始める…。全てを歪めていく烙印の力に翻弄されながら、ふたりの戦いの日々が幕を開ける!「神様のメモ帳」の杉井光原作の超本格王道ファンタジー開幕!
数学ガール
僕が憧れる女の子、ミルカさん。一人で数式と戯れるのが好きな僕よりも、ずっと数学に耽溺する彼女。長い黒髪、クールな美少女。不思議な距離感と明晰な頭脳。彼女とは、学年の男子の中で一番近しいのが僕なのは確かだけど、ミルカさんは僕のこと、どう思っているんだろう。そんな僕を慕う、後輩の女の子テトラちゃん。ちっちゃくてグラマーでかわいい彼女は、僕に何を伝えたいのだろう。数学が紡ぐ確かに積み重ねられる論理と、ふわふわとしてとらえられない好きという気持ち。数学の知識論理展開を学びながら、数式では解けない恋の行く末を描く、世界初の数学ラブコメ登場!
孫子の兵法
日本初!「孫子」の生涯を描いた大河コミック登場!孫子(本名は孫武)は紀元前の中国に実在した武将です。本書では、孫武は自ら編み出した兵法理論を駆使して、大国・楚との戦争を勝ち抜いていく様が、李志清の迫力ある筆で描かれています。紀元前6世紀の中国。周王朝の権威が失墜し、各地の諸侯が覇を競い合う春秋時代。大国・楚の暴君・平王に親を殺された2人の青年、孫武(=孫子)と伍子胥は、打倒平王を誓って楚を脱出する。伍子胥は、楚と対立する小国・呉に仕え、策略によって覇気に公子・光を呉王・闔閭として即位させる。また孫武は、天下の思想家・鬼谷子の下で学び、不朽の兵法書「孫子の兵法」を執筆する。こうして、2人の楚打倒の戦いが静かに始まった…。収録作品:第1章暴君、楚の平王/第2章敵の法で敵を討つ/第3章伍子胥、楚を出る/第4章廟堂で勝つ/第5章決死の士・専諸/第6章魚腸剣/第7章始計篇/第8章常造総監/第9章忠言、耳に痛し/第10章宮廷での演習/第11章楚攻略の秘策/第12章挙兵の大義/第13章烈士・要離/第14章平王出陣/第15章攻城の奇策/第16章墓前での決裂/「孫子の兵法」現代的活用法1
俺の大好きな新谷かおるの新作だと思って読んだら全く想像していなかった内容だった... 確か「砂の薔薇」と同時期ぐらいにやっていたんだよな 面白いかどうかと聞かれたら、「俺は新谷かおるの漫画は全部好きだよ・・・」としか言わんよ