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今はなき辺境伯家の唯一の生き残りであるエアは、師ヨルダンから帝国の騎士章譲り受け、女の身でありながら騎士として生きていくことを誓う。しかし、蛮族の母親を持つエアは金髪碧眼という蛮族特有の外見のため、どこへいっても奇異の目で人々から見られ、さらに帝国には女性の騎士が極端に少なく、騎士仲間からも嫌われている。エアはそれでも、並外れた剣技と体術で他の騎士たちを圧倒し、真の騎士道を究めようと放浪の旅を続けている。
今はなき辺境伯家の唯一の生き残りであるエアは、師ヨルダンから帝国の騎士章を譲り受け、女の身でありながら騎士として生きていくことを誓う。騎士として旅を続けるエアは、亡き父の旧友・レーブス伯の言葉通り、帝国騎士として名乗りを上げるために帝国騎士堂を訪れた。しかし、エアはそこで紋章官ボーテから騎士章が偽造であると告発を受ける。
帝国騎士堂で見習い騎士を務めるジベルの故郷・レーア伯領で異変が起きた。蛮族と揶揄されているオボトリートが侵攻してきたというのだ。帝国法によって動けない騎士堂に代わって、ラナはエアとジベルと自分の3人でレーア伯領に潜入すると言い出した。オボトリートの血を引くエアは複雑な思いを抱えて、オボトリート侵攻の真偽を確かめるべく、領主のいる城へと向かう――。