あらすじ今はなき辺境伯家の唯一の生き残りであるエアは、師ヨルダンから帝国の騎士章譲り受け、女の身でありながら騎士として生きていくことを誓う。しかし、蛮族の母親を持つエアは金髪碧眼という蛮族特有の外見のため、どこへいっても奇異の目で人々から見られ、さらに帝国には女性の騎士が極端に少なく、騎士仲間からも嫌われている。エアはそれでも、並外れた剣技と体術で他の騎士たちを圧倒し、真の騎士道を究めようと放浪の旅を続けている。