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ななし
ななし
2021/02/18
ネタバレ
縄文オカルト恋愛奇譚 #読切応援
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やっぱ縄文時代っていいよなーと思わされた読切。文化、全身にする化粧や衣装といったファッション、そしてオカルトっぽいプリミティブな宗教観、全部がたまらない。 絵の癖も独特な感じで、縄文という空気にすごく合っていてよかった。 良い作者に出会えた。もっと色んな作品(できたらこういうオカルト系)読んでみたい。 【あらすじ】 多くの村から人が集まり3日続けて行われる「カガヒ」と呼ばれる祭りは、火の回りで歌ったり踊ったり野外フェスっぽい感じで、気が合う相手が見つかればそこかしこで子作りしまくるというイベント。 主人公のチガヤヒコは、ある晩に泉の近くで体中にイボ(※瘢痕文身…傷をつけてイボを作り模様をかくこと)がある女とまぐわうが、どこの村の者なのかがわからない。 次の晩に再びその女に出会い再び抱くと、その女は名前をヒキと言った。 最後の日の晩、チガヤヒコが「結婚して俺の子を産んでくれ」と言うとヒキは喜び、その場でおびただしい数の卵を産む。 すると、3晩だけヒトになりたいと月に祈ったヒキの願いは叶えられ、その場には仰向けに浮かんだ巨大な蟇(ヒキ)の死骸が残され、以来、チガヤヒコは正常位ですることができなくなってしまった。
ななし
ななし
2021/01/22
「男版CLAMP」な世界を渡る壮大なバトルファンタジー!
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「爆宴」という簡潔ながらパワーのあるタイトルがデカデカと力強い書体で描かれ、ドラゴンと上半身裸の男が燃え盛る炎を背負っている…。こんなん絶対自分が好きなやつじゃんと直感でジャケ買いしたら、想像以上に骨太で壮大なバトルファンタジーだった。 とにかく1話がクソかっこいい…! 崩壊する世界をただ1人眺めていた少女の前に、「親方! 空から男の子が!!」っていう感じで青年が現れる…というのがもうバチボコにエモい!!! https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156763047457 どうやら青年は他の世界からやってきたようで、いくつもの世界を渡っているらしく、主人公・晶は「公孫勝」という人物からかかってきた電話の指示を頼りに新たな世界へと飛ぶ。 自分は水滸伝知らなかったので、晶が言及するまでこの漫画が水滸伝を下敷きにしてるんだと全く気付かなかった。 作品のノリが「男版CLAMP」とでもいうか、なんというか90年代のファンタジーって感じがしてとにかく最高。 実際のところ、2巻まで読んでストーリー自体がすごく面白いとか、キャラがめっちゃ立ってる漫画というわけじゃない。 なんというかこの物語の世界観、「設定そのもの」がアラサーにぶっ刺さってくる。 そして絵が無茶苦茶うまくて、全部が見せ場というかどこを切り取ってもバチクソかっこいい。 自分の心の厨ニがワクワクする素晴らしい作品なので、ひとまず1話読んで格好良さを味わってほしい。
ななし
ななし
2020/12/25
ネタバレ
20世紀初頭の科学力で火星人に蹂躙される恐怖。
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人から借りた漫画のなかにこれが入っていて何の気なしに読んでみたのですが、1巻を読んだ日は夢に火星人が出てきて熱線で襲われたくらい強烈な作品だった。 人間とは似ても似つかない姿の火星人たちは円筒(シリンダー)と呼ばれる巨大な弾丸のようなもので地球へとやってくる。 三脚台(トライポッド)という自立型兵器で移動し、触れた部分だけ綺麗に消滅する恐ろしい熱線で街と人間を破壊する。天文学者によると円筒は次々に火星から発射されているらしく、その言葉どおり第2、第3…と円筒が何個も降り注ぐ。 火星人そのものというより、これほど恐ろしい存在に1901年の科学力で立ち向かわなくてはならないという事実に途方も無い絶望を味合わされる。 馬車とライフルと大砲しかないとか無理すぎる…。 この圧倒的な武力を前に、無力な人間が為す術なく一方的にすり潰される絶望が妙に心地いい。 「宇宙戦争」というタイトルですが、実際にはまったく歯が立ってないので戦争ではなく蹂躙と言うほうがふさわしい。 原作を知らないのでどんな結末を迎えるのか全く想像がつかないので楽しみです。