その他の感想・レビュー3417件<<7980818283>>転移が一瞬すぎ!! 異世界転移のお約束を逆手にとったコメディフリーターが地味に異世界転移するマンガ あまおうななし※ネタバレを含むクチコミです。アニメの方を見たので…しろくまカフェ bis ヒガアロハ大トロアニメの方を見たので読んでみました。 動物たちがかわいいです! 私はペンギンくんが好き。押切蓮介の未収録短編(ホラー寄り)押切蓮介短編集 押切蓮介さいろくグリーンまで読了。 ホラーなのにホッとするのは押切蓮介センセーが描くホラーのゾッとするけど他人事感(遠い場所のお話というか)を感じるところであり、押切先生の体験談だったりするとm9(^Д^)プギャーって思うとこがある(ピコピコ少年やハイスコアガールで親近感を持っているからかもですが)からかなと思っています。 押切蓮介先生には壇蜜に負けないぐらいいいオンナと結婚してもらいたい…と思いつつ、場末のキャバ嬢とかとくっついて意外と普通にいい家庭を作ってしまいそう、という妄想も膨らみます。 そんな先生の短編集ですが、ホワイトはコンセプトはそんなに強くなかった気がするけどブラックはかなりブラックな内容に寄せている?と感じました。 グリーンは山っていうところが多いからグリーンなのかな・・・? グリーンのあとがきで「次はイエロードロップ」と言ってたので続きも出るでしょう。そのうち出したいと言っていたピンクドロップにも期待を膨らませつつ。マレーシアは関西だった…!? ヒーロー×宅配の南国ドタバタ劇!ライデン Zintななし9月にマレーシアコミックが2冊日本で発売されたときに購入したものをやっと読みました。想像していたものと全然違った! 初っ端から金持ちのおばさんの止まらないゲロで始まることから分かる通り、ヒーローモノでありながら立派なドタバタギャグ漫画でした。表紙詐欺〜〜! https://natalie.mu/comic/pp/inboundcomic https://www.cinemart.co.jp/article/news/20201001003282.html 絵のデフォルメの感じが独特。日本の漫画っぽさと、西洋風のお洒落な線画アートっぽさがいい感じで混ざっている。 描き文字の効果音はアメコミ風の英語なんだけど、登場人物たちは小気味よい関西弁で喋り…と、多国籍感が半端ない。 タイ人のキャラが喋る時、セリフの最後にずっと「(タイ訛り)」がついてる演出も面白かった。 学校を卒業してから36回仕事をクビになったというロン毛でロックな雰囲気ただよう主人公のキングがある日突然、ビッグJCというおっさんにヒーロー「ライデン」にされてしまい、ライデン運送という「手紙以外何でも運ぶ配送屋」で働くことになるところから物語は始まる。 ライデンの前には常に「ジャカフ」という敵が立ちはだかるのだけど、このジャカフが生まれた経緯が面白い。 ジャカフは元配送屋で、強盗に襲われ会社に戻ったら仲間は誰も信じてくれず悲しみのあまり自殺、恨んで化けてこの世に戻り会社を燃やす。みかねたジャカフの相棒・コディスが彼を止めようと、黒魔術師に頼んで超能力をねだり「ライデン」となる。その2者の戦いは子孫へと受け継がれながら続いており、ビッグJCこそがその子孫でキングの前のライデンなのだという。 配送屋から生まれたヒーローなので、キングのまわりにはライデンの相棒だったという喋る宅配ボックス・メイシー(女)や、元馬のバイク・フラッシュ(男)など不思議なお助けキャラがいるところが魅力的。 他の海外マンガと同じく、読み始めて作品になれるまでちょっと時間が必要でしたが楽しく読めました。先がどうなるのか全く読めないので気になります。 https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_CW01201874010000_68/ 前半の群像劇が好きかな世界は二人のために、二人は世界のために 六田登名無し半年前に本屋でジャケ買いして読んでみたものの、正直よく分からないと思ってしまいそのままになっていたが、本棚を整理したら出てきたので再読。今回もう一度読んでみて、前半の群像劇とクライマックスの震災後の話は分けて考えた方がいいのかもしれないと思った。 前半の群像劇は問題のある人間ばかり出てきてとても面白い。自分はとくにサイコパスみたいなお巡りさんが好きだ。一人で問題を抱えて自暴自棄になっていた彼らが、それぞれに悩みを分かち合える相手を見つけて変わっていく…まさに「世界は二人のために、二人は世界のために」という話なので、そのまま物語が終わってもいいのになぁとも思わなくはない。 とはいえ、もともと東日本大震災のことを描かなくてはならないという気持ちから描き下ろしされたそうなので、最後の展開にうまく自分が乗れないのは震災が遠い日の出来事になってしまっているからなのかもしれない。ほんと弟と仲が良いですね文庫 アル中ワンダーランド まんきつnyaeやっちゃん(弟)が居なかったら、この方はとっくに死んでいたのではないかと思うのは大袈裟でしょうか。 アルコール依存症とはたぶん一生縁がない自分からすると、このようなエッセイはもう散々笑って終わりですが、少しでも依存症に近い人が読むとまた感じ方が違って、もしかすると救われる人もいるんでしょう。 しかし本編でも書いてるように、人生って何が起こるか分からないものだから、全くの他人事ではなくなるかもしれませんね。一応、気をつけたい。 今のところ犬を信仰してる点に関してのみ、私と同じです。ぼくもダルちゃんだったダルちゃん はるな檸檬名無し美しい装丁に魅かれて手に取った漫画。擬態という言葉にドキリとした。言葉にできない繊細な感情を丁寧に綴っていて、自分を作品に投影しながら読んだ。と同時に、ぼくも、他のダルちゃんを無意識のうちに傷つけていたかもしれないと思った。物語に流れる時間がとても清かで、とてもリアリティがありながら、ファンタジーにもフォークロアにも読める、これまでに読んだことのない読後感の素敵な物語だった。 猫好き悶絶のかわいさ!トラとミケ ねこまき(ミューズワーク)名無しトラとミケはもちろん、ほかの登場キャラも全員めちゃめちゃかわいい~!!!表情やしぐさにいちいち悶えそうにかわいいです! 物語も心にじんわり沁みます。 むかし名古屋に住んでいたのですが、この作品に出てくる言葉も風景も、ぜんぶなつかしい!泣けます!トラとミケ ねこまき(ミューズワーク)名無しトラとミケという老姉妹ネコのふたりと、居酒屋の常連さんたちの物語。擬人化されてますが、ちゃんとネコらしさもそこかしこにあって、可愛いんです。それでいて、物語は人生の喜怒哀楽が丁寧に描かれていて、そのギャップもあって、一層感動します。ほっこり、癒し系と評されることが多いねこまき作品ですが、よもやもよやの感動でした。「短編集」という名前の短編集短編集 魚喃キリコ名無しどんなに名作でも世代が違うと読むことがないままになってしまう作品ってあると思いますが、自分にとってのそれが魚喃キリコでした。こんなにハイセンスな漫画を読んでる人なんて周りに誰もいなかったですし、センスが高いからこそ若い感性に刺さるような作品なのかな?とずっと誤解していました。新装版が発売されたことをきっかけに大人になってから読みましたが、圧倒される面白さでした。全作品を読まねば!と思うほどです。 この「短編集」というシンプルすぎる名前の短編集には、「南瓜とマヨネーズ」の土田とハギオがまだ付き合っていた頃の話だったり、他の作品と繋がっている短編が多々あるようなので、魚喃キリコ作品を読めば読むほど感想も変わってくるんだろうなと思っています。 胸糞悪いの一言で片付けられないものが確かにある一匹と九十九匹と うめざわしゅんstarstarstarstarstarかしこ一緒に「えれほん」も読んだのですが面白いけど内容が難しくて脳が理解するのを拒否したので、読んだらとにかく何かを考えずにはいられなくなる「一匹と九十九匹と」の方が自分には合ってると思いました。 重い話なのは間違いないです。一巻は一話完結の短編が多いのですが、二巻は一冊で一話になっています。特に重いのは二巻ですね…。ヒミズのラストが延々続くような重さ…。しかも暴力的シーンがかなりあるので無理な人も多いかも。一巻を読んでみて大丈夫だったら二巻も読んでみるのをオススメします。 タイトルの「一匹と九十九匹と」は聖書が元になっているようですね。一巻の最初のページにも(百匹の羊を飼っていたとして、そのうちの一匹がなくなったら、残りの九十九匹を置いて、いなくなった一匹を探さないだろうか)という内容の一節が引用されていました。 どの話にも共通して世の中と交われない外れ者の一人が登場しましたが、彼らに対して自分がどう思ったのか、しばらく考える日々が続きそうです。いいヤンキーギャグBLだ10年後の和美ちゃん アオダ名無し※ネタバレを含むクチコミです。リアル同性カプは甘々で複雑 #1巻応援女の子同士で付き合ってます。 みしぇあうしぃ@カワイイマンガ普段から百合漫画を嗜んでいると、つい女性同士のお付き合いについて「知った気」になっていて、それではいかんな!と思って手にした、エッセイコミックである本書。どうだったかと言うと…… めっちゃ甘々やないかい! 作者は元々は男性が恋愛対象。パートナーは性自認は女性でありながら恋愛対象は女性。そんな二人が付き合うまでは確かに複雑なのだが、共通の友人の少し異常な男女関係が同時進行で描かれる時、キチンと互いに向き合う二人の「真っ当さ」の方が浮き上がる。 そして思いが通じてからのお付き合いは、やはりどこまでも「真っ当」だ。互いを受け止め肯定する遣り取りは優しく、甘い。女性同士だから分かり合える部分もありつつ、それ以上に相手への気遣いに溢れている。 同性だろうが異性だろうが、共に在るのに必要なのは、恋愛感情以外の部分だとはっきり気付かされる。あらゆるカップル(予備軍)に読んで欲しい、パートナーシップ指南書だ。 遭難しても生き抜けるようになる漫画サバイバル さいとう・たかを斎藤jrただし、ナイフを持っていないやつはダメだ誤植から生まれる植物の優しくて不思議なお話誤植の弟 新國みなみぺそ※ネタバレを含むクチコミです。高校生になった『おらが村』のかつみかつみ 矢口高雄hysysk大好きな作品『おらが村』のかつみが主人公で、田舎の暮らしに憧れて東京から森田家にやってきた北川との生活が中心。北川が村の生活と農業に馴染んでいく過程で、田舎の良いところも悪いところも見えてくる。人間模様だけでなく、生活の知恵や習慣、野生の動植物の解説も描かれており、資料としても非常に素晴らしい。これを読めば片栗粉の作り方まで分かる。 当時の恋愛観や結婚観は今と違って非常に厳しく、自分は嫌だが、tinderとかで「ピピー!可愛すぎ警察の者です!」みたいな文章を送ってる人には最低3回くらい読み返して欲しい。 最後が『おらが村』に出てきた政太郎の言葉で締められていて良かった。 ポスト「はだしのゲン」夕凪の街 桜の国 こうの史代なかやま学校に置いてあるマンガは人生に大きく影響を与えると思う 『マンガで作ろうマンバ学級文庫』学校に置きたいマンガを語るマンバ読書会開催! ということで真っ先にこの作品が思い浮かびました。 第二次世界大戦後の広島の被爆者とその家族をテーマとした作品です。 すべての地域・年代かはわかりませんが、私の学校には中沢啓治先生の「はだしのゲン」が学級文庫に常備されており、それこそ読み漁ったものです。 その影響は凄まじく、戦争の悲惨さ無残さが私の中に深く刻まれました。 ただ、一部のニュースや投書を見ると「はだしのゲン」は「内容がグロすぎる」という意見があるようです。 (私はそのグロさも含めて知る必要がある事実として捉えていますが、この意見に対して否定はしません) この作品はこうの史代先生の優しいタッチもあり、表現こそマイルドではありますが読後の心に刻まれる気持ちはゲン同様だと思います 是非学級文庫へスポーツ少女漫画の名手が描く1970年代女子バスケ #完結応援栄光への出発 灘しげみたか※ネタバレを含むクチコミです。慈愛の兄、依存の弟、そして愛僕は兄になりたかった さちこ名無しすっごく沁みる話だった気がすると、ふんわり思い出したもののタイトルや作者名まで思い出せず、もやもやしていたところ、マンバの「思い出せないマンガ」のコーナーのおかげで再び読むことができました。 ありがとうございます。 さちこ=瀬川環 と忘れないようにしておきます。 瀬川環さんの作品はちょうど全部読んでてどれもガツンと来て好きだったのでここが繋がって嬉しいです。 http://www.moae.jp/comic/chibasho_bokuwaanininaritakatta/1 引きこもりで依存気質の弟と、弟が書く小説の面白さを知っていてあたたかく見守る優しい兄。 そんなある日、弟の小説に出版社から声がかかり…。 そんな兄弟の話。 優しいまなざしの先にいて兄に依存していた弟、話題の渦中で兄にも変化があり、失いたくなかったばかりに。 優しさだけが正義ではなく、突き放すのも愛だ、とくるかと思ったら上をいかれた気分でした。 そしていつまでも兄の目線は変わらず。 いいラストでした! ショワワワ!昭和「時代」という衝撃19XX昭和の旅 徳光康之hysysk先日「昭和時代」という言葉を目にして驚いたのだが、考えてみれば自分も明治や大正のことは「明治時代」「大正時代」と呼ぶので、令和からすれば「昭和時代」でもおかしくはないだろう。 作者の記憶と共に当時の流行や風習が紹介されていて、とにかく熱量がすごい。合間に手書きの解説も入るのだが、これが本当に昭和のオタクという感じでめちゃくちゃ良い。 私は昭和57年生まれなので、全然知らなかったものから「あったな〜」というもの(口裂け女とかパワーリストとか)まで、とても面白く読めました。長らく不況とはいえ、今の方がよっぽど成熟してるし多様化してるし充実してると思うけど、少しはあの頃のワイルドさを思い出してみてもいいかも知れない。連載でまた邪龍ちゃんに会いたい!!300年封印されし邪龍ちゃんと友達になりました【同人版】 八木戸マト名無し主人公の陽太が召喚した邪龍は、300年間の封印による孤独のせいでコミュ力がよわよわとなってしまっていた・・・!という話。 邪龍らしい尊大な口ぶり多少残っているものの、だいぶメンタルがやられてるみたいでかなりの寂しがりやさん(ちょっと魔王城でおやすみの魔王に似てるかも) やってることは邪龍ちゃんがベソかいては陽太の言葉で立ち直るってそれだけなんだけど、邪龍ちゃんの愛くるしさが存分に出ていて見ていて飽きない。 あとがきによると連載の準備をしているとのことで楽しみです。 https://twitter.com/yakitomahawk/status/1209025067989864449?s=20読むと頭が空になるやつじょじむらのじゆうちょうまんが!! じょじむら名無し本になったと知って購入。日下幹之先生が漫画家デビューを目指して頑張っていた頃に、自尊心を回復するために始めた「女児セラピー」がこのじょじむら爆誕のきっかけだったと思うのですが、それがまさか本になるとは…感慨深いです。 https://twitter.com/jyojimura/status/994921225116831744?s=20 一番好きな話はアザラシのやつ。なんの脈絡もなく唐突に迷路が始まって吹きました。女児すぎる。 あとチョコにタイガーバームつけるやつはガチで自分でやってそうで怖くて笑った。 全体的にイカれた調子なんだけど、うつネコとげんきネコのエピソードは毎回いい話で清涼剤になっていていい。 ちなみにこのうつネコが主人公のお話が「きみが元気のない時に見る本・きみがさびしい時に読む本」というタイトルでKindleインディーズで出てて¥0で買えます。 https://www.amazon.co.jp/dp/B08BS2MLZY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_CpZVFbM04JECH ちなみにこれ1冊目の星の評価が1000件越えていて呪術廻戦1巻に肉薄するレベルなのですが、その理由は読めばわかります。全人類元気のない時に読んで…。 考えるな感じろという1冊なので頭を空にしたいときに読みましょう。 5年ぶりの単行本!ドゥフフ!よりみち日記 道草晴子かしこみちくさ日記の続編になります。 内容としては下北沢のカレー屋や学童でバイトしながら、トーチwebに漫画の持ち込みをして、初連載作のみちくさ日記が完結して単行本なり、そして続編のよりみち日記を描くことになるまでのお話です。 下北沢ってオシャレだから人気なんじゃなくて、本当にいい街なんだって初めて分かりました。やっぱり道草晴子さんのはただのエッセイ漫画じゃないですね! ちなみに今はよりみち日記2を連載中のようです!これすごい好きだったんだよな肥前屋十兵衛 富沢ひとしマンガトリツカレ男少年チャンピオンでの連載時に楽しみにして読んでいた。今読んでも面白いしなんで続かなかったんだろうと思う。内容はトレジャーハンターのような感じで依頼があればなんでも仕入れる天才商人が依頼されたものを手に入れるために冒険の旅をする。 「肥前屋十兵衛」と「エイリアン9」の作者は同じとわかっているのだがあたらめて絵の違いにびっくりしたな<<7980818283>>
※ネタバレを含むクチコミです。