名無し

すっごく沁みる話だった気がすると、ふんわり思い出したもののタイトルや作者名まで思い出せず、もやもやしていたところ、マンバの「思い出せないマンガ」のコーナーのおかげで再び読むことができました。
ありがとうございます。
さちこ瀬川環
と忘れないようにしておきます。
瀬川環さんの作品はちょうど全部読んでてどれもガツンと来て好きだったのでここが繋がって嬉しいです。

http://www.moae.jp/comic/chibasho_bokuwaanininaritakatta/1

引きこもりで依存気質の弟と、弟が書く小説の面白さを知っていてあたたかく見守る優しい兄。
そんなある日、弟の小説に出版社から声がかかり…。
そんな兄弟の話。

優しいまなざしの先にいて兄に依存していた弟、話題の渦中で兄にも変化があり、失いたくなかったばかりに。
優しさだけが正義ではなく、突き放すのも愛だ、とくるかと思ったら上をいかれた気分でした。
そしていつまでも兄の目線は変わらず。
いいラストでした!

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慈愛の兄、依存の弟、そして愛にコメントする
私の女神が今日も推せる ~これからも、いつまでも~
絡み合い重なり合う群像百合 #1巻応援
私の女神が今日も推せる ~これからも、いつまでも~
兎来栄寿
兎来栄寿
昨年、電子書籍のみで発刊された百合オムニバスがこの度新装版となり再構成されて紙・電子で発売となりました。 1話だけ切り取ってみても相当に満足度の高い百合短編が、相互に絡み合う群像劇として連作短編で読めるこの幸福感。 嘉神さんへの好意がクラスメイトにバレてしまい本人にまで伝わって困惑する大宮さん。 隣の席にいる多賀さんが逆隣にいる諏訪さんに向ける強い視線に気づいている、大宮さんの友人の匙本さん。 同じ塾に通う1位と2位で、それぞれの学校では1位の「最強」を目指す澄海(すみ)と尊(みこと)。 おのおの異なるさまざまな関係性から生じるストーリーは、それぞれに魅力的で胸を高鳴らせてくれます。 個人的には傍観者としても当事者になった瞬間も完璧な匙本さん、好きです。 西大路かれんさんはもっと好きです。 最初は高校生同士として出逢って絆を育みだした彼女たちの、その先の物語が描かれるのも味わい深いところです。共に過ごした時が積み重なるからこそ生まれる酸いや甘い。感情や、振る舞いに凝縮されたものが百合好きを幸せにしてくれます。 帯を缶乃さんが書かれているのもむべなるかな。百合好きの方はマストバイです。
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