箱庭モンスター ~少女漫画家、ときどき紙袋~ 稚野鳥子
週刊誌から"魔窟"と呼ばれる少女漫画編集部へ異動した男
すっごく沁みる話だった気がすると、ふんわり思い出したもののタイトルや作者名まで思い出せず、もやもやしていたところ、マンバの「思い出せないマンガ」のコーナーのおかげで再び読むことができました。
ありがとうございます。
さちこ=瀬川環
と忘れないようにしておきます。
瀬川環さんの作品はちょうど全部読んでてどれもガツンと来て好きだったのでここが繋がって嬉しいです。
http://www.moae.jp/comic/chibasho_bokuwaanininaritakatta/1
引きこもりで依存気質の弟と、弟が書く小説の面白さを知っていてあたたかく見守る優しい兄。
そんなある日、弟の小説に出版社から声がかかり…。
そんな兄弟の話。
優しいまなざしの先にいて兄に依存していた弟、話題の渦中で兄にも変化があり、失いたくなかったばかりに。
優しさだけが正義ではなく、突き放すのも愛だ、とくるかと思ったら上をいかれた気分でした。
そしていつまでも兄の目線は変わらず。
いいラストでした!