ムジナ
登場人物/ムジナ(修行中の忍者。忍者としての生き方に悩む)ゴキブリ(ムジナの父親。自分が生き抜くためダメ忍者を装っている)シロベ(下忍。首領の駒としての生き方に疑問を持ち里を抜ける)あらすじ/皆からゴキブリと呼ばれるダメ忍者の親父をもつムジナ。「この親にしてこの子あり」の如く、修行中のムジナもぱっとしない。ゴキブリは、首領のために死ぬ生き方の悲しさを秘術とともにムジナに教え、後日、任務中に囮として使われ死ぬ。ゴキブリの妻・アヤメは復讐のために首領に近づく。以前から、首領のために死ぬ生き方に疑問を持っていたシロベが里を抜け出す。このシロベの始末をムジナが所属する組に命じられた。死んだかに見せかけたシロベを発見したムジナ。口封じのためにシロベに殺されそうになり、追いつめられたムジナは、父・ゴキブリに教えられた秘術を使おうとする。▼第1話/鎌鼬(かまいたち)▼第2話/鮟鱇(あんこう)▼第3話/でんでん太鼓▼第4話/秘術▼第5話/月▼第6話/馬追虫(うまおいむし)▼第7話/抜け忍▼第8話/察気術(さっきじゅつ)▼第9話/鯣(するめ)▼第10話/糞(くそ)▼第11話/陰(ほと)▼第12話/猿(さる)▼第13話/簪(かんざし)▼第14話/死装隠れ▼第15話/再び秘術◆その一/手裏剣◆その二/忍び刀登場人物/ムジナ(卍衆の忍び、下忍の中でも劣等生)陣内(首領の息子、ムジナの友人)ゴキブリ(ムジナの父親、出来の悪い下忍)
ソラニン
芽衣子さんと種田くん。付き合って6年目、同棲して1年。この国で芽が出たばかりのボクらは、いったいどんな花を咲かせるの…?限りなく不透明なイマを生きる、僕らの青春狂奏曲!!
連続2日間にわたって10種目の競技を行い、総得点で争う陸上競技――デカスロン。すべてで一線級の成績を残さなければならないため、勝者はキング・オブ・アスリートと称えられる。無名の元高校球児の風見万吉、卓越した運動能力と底抜けの楽天パワーを武器に、国立競技場での挑戦がはじまる!!
「きっ嫌われたわ……っ!!」前任者の急死により、新卒ながら担任を持つこととなった美人高校教師・恩田さゆり。周囲からは期待されつつも、幼少期のDVがトラウマとなり常にマイナス思考に陥ってしまう彼女は、生徒を誘惑し、暴力をふるい、そしてさらに残忍な事件を起こし…。『サイレーン』『シマシマ』『はだかの林檎』など、常に話題を呼ぶ実力派漫画家・山崎さやかの初期代表作にして、魂を削って描かれた超問題作!連載当時、回収騒ぎとなった幻のエピソードも収録し、世紀をまたいで奇跡の電子書籍化です!
夏の甲子園大会、決勝戦。西東京代表の国分寺南高校は9回裏に逆転サヨナラ負けを喫したものの、春のセンバツ優勝に続き、夏も準優勝という成績を収めた。その原動力になったのが、海部一樹と武藤洋介という超高校級のバッテリーだ。ドラフトを前にし、2人のもとに名門・東京イーグルスのスカウトがやって来て…。甲子園をわかせた黄金バッテリーがプロに入団。プロ野球界にフレッシュな旋風を巻き起こす!!
昭和30年7月。水上真理雄をはじめ、凶悪犯とされる6人の少年たちが、湘南特別少年院に送られてきた。教官から虫ケラのように扱われ、屈辱的な身体検査を受けた後、彼らは二舎六房という部屋に入れられる。そこには桜木六郎太という年長者がいて…。俺たちは生き残る。いつか必ず外(シャバ)に出る!昭和30年、湘南特別少年院の二舎六房に入れられた7人の少年たちを描く、壮絶な時代の青春群像!!
クロサギ
世に三種の詐欺師あり。他人を騙し、金銭を巻き上げる“シロサギ”。異性を餌とし、心と体を弄ぶ“アカサギ”。そして人を喰らわず、シロサギとアカサギのみを喰らう“クロサギ”がいる。家族を死へ追いやったシロサギを憎悪し、ただシロサギのみ喰らうことを生涯の目的とする男の、復讐の物語が始まった!
弱虫な竜馬は、近所でもいじめっ子の的で、姉の乙女に助けられる毎日。そんな竜馬も7つになり学問は楠山塾、剣道は日根野道場にはいるが、塾でも道場でも落ちこぼれ。とうとう塾を退塾となる。しかし母、幸は病の床でも竜馬を優しく見守ってくれる。そんな幸と花見に出かけた竜馬を見つけたいじめっ子達だが、幸の親切心に心を打たれた彼らは、幸のために捨てられた傘で日傘を作ってくれた。そこに通りかかった上士。土佐では禁止されている郷土の日傘を目撃された竜馬達は…。激動の幕末に一陣の風を送りこみ、炎のように生きた男・坂本竜馬。その英雄の若かりし時代を描く、幕末風雲大作!!
●登場人物 畑中耕作(向田ボクシングジムのホ-プ.しかし,意思が弱い(?)ため減量下手.シスタ-アンジェラに恋している).シスタ-アンジェラ(聖マリア幼稚園のシスタ-.耕作に惚れている?). ●あらすじ 天性の素質と妙なツキを持つ若きボクサ-,畑中耕作.しかし,根性がまるでない(!?)ためか,試合前になっても食べることを我慢できず,ジムの会長には世話をやかせっぱなし.そんな耕作は恋するシスタ-アンジェラのもとへ,毎度毎度,懺悔をし,またシスタ-アンジェラも耕作を心から応援する.その耕作が試合中にリングで吐いてしまい,「ボクシング界のつら汚し」ということで,以後試合ができない状態となってしまう.そんな中,ロ-ドワ-クで誤って殴ってしまった相手がプロのボクサ-で恨みを果たすために試合を申し込んでくる.そんな経緯も知らず,耕作は再びリングへ.天性の素質と妙なツキは通用するのだろうか?▼第1話/秤の上の迷える小羊…Part1▼第2話/秤の上の迷える小羊…Part2▼第3話/まな板の上の小羊…Part1▼第4話/まな板の上の小羊…Part2▼第5話/小羊どもが夢のあと…Part1▼第5話/小羊どもが夢のあと…Part2▼第6話/小羊どもが夢のあと…Part3▼小羊どもが夢のあと…Part4 ●登場人物/畑中耕作(減量もトレーニングも苦手な欠陥ボクサー)シスターアンジェラ(シスター見習い。耕作のあこがれの人)会長(向田ボクシングジムの会長)
闇のイージス
「イージスの楯」、それはギリシャ神話の女神・アテナが持っていた楯のことだ。勇者ペルセウスが退治した魔女・メドゥーサの首が埋め込まれていて、いかなる敵の攻撃も阻んだという最強の楯である。その楯の名で呼ばれている、闇の世界に生きる男・楯雁人。金さえ払えば犯罪者をも護衛するという、フリーランスのボディーガードだ。全ての攻撃を阻む鋼鉄の右手で、彼は今日も依頼者の命と心を護る!!
昭和27年、土木建設会社を営む梅川組二代目・梅川源二郎は「男と生まれたからには、都を造らなあかん。男と生まれたもののそれが宿命や…」が口ぐせの夢多き男だった。そんな源二郎の長男・一期(いちご)は生後間もなく急性肺炎になり、片肺を取るという大手術をすることになるのだが…!?
週刊ヤングサンデーの連載時に読んでいたが、その時も面白かったが最近読み直して本当の面白さを理解できた気がする。白土三平作品を読んでから読むとより面白い。 ストーリー上での伏線はほとんど消化しているし、過去の忍者マンガのパロディや、相原コージのギャグ漫画家としての実験や面白さも発揮されている。 白土三平の「カムイ伝」ばりの忍者内での階級闘争という重い内容でありながらエロやギャグを混在させて感動させるのはすごい 忍者武芸帳や伊賀の影丸とも違う忍者マンガの傑作だと思う