ヤングサンデーの感想・レビュー56件原秀則の漫画はあまり好みではないけどこれは傑作部屋においでよ 原秀則starstarstarstarstar瀧間の使い方が上手い、付き合い始めから徐々にズレていく二人 胸が締め付けられる読後感こんな愛の形があっても良い月光の囁き 喜国雅彦starstarstarstarstar瀧変態少年と普通の恋愛を求める少女がSMに目覚めてゆく異色のラブ・ストーリー 純文学的な作風による独特な世界観に引き込まれる予備校時代に読みまくった冬物語 原秀則六文銭※ネタバレを含むクチコミです。さすが高橋留美子先生1ポンドの福音 高橋留美子名無しプロボクサーなのに、減量ができないなんてクズ過ぎるんだけど、高橋先生の作品にはクズ男が必須ですからね。 そんなクズ男にはしっかりしたシスターが必要ですよね。 ボクシングよりもラブストーリーがメインなので、女の子も楽しめます。 高橋先生のヒロインって全部好き。スッキリします。クロサギ 黒丸 夏原武名無し人生を賢く生きるため必要な情報が詰まっていますね。 情弱が損をするのです。 悪者を騙すので、非常にスッキリします。 さらに短編なので、スッキリする頻度も高めです。 読んでいて学びにもなり、スッキリするのでGOODな作品ですね。 ドラマのキャスティングには問題ありですね・・・ 金田一みたいにジャニーズの息がかかった作品になってしまいました・・・・ ミスターサンデーと言って良い巨匠あだち先生の物語!実録あだち充物語 あだち勉starstarstarstarstar_border酒チャビンミッツあだちことあだち充先生のこれまでを、お兄さんであり、ご自身もマンガ家であるあだち勉先生がマンガにされたものです。 マンガ家マンガが大好きなので、これもすごく楽しめたのですが、それをヌキにしてもこの作品は面白かったです。少し赤塚先生風のタッチで、時折書き込み多めの真面目な感じを交えつつ、キレのあるギャグがとても楽しかったです。 ものすごく失礼なことにあだち勉先生の作品は、これまで読んだことがなかったのですが、こういうことであれば、先生の他の作品にも余裕があれば手を出してみようかなと思いました。 しかも、充先生の未発表短編であったり、COMに投稿したときのCOM誌面だったりといった一級の資料が収録されているので、資料としても貴重で、ご家庭の書棚に一冊おいておいても決して損のない仕上がりになっていると思います。 最後おまけで充先生によるアンサーマンガまで収録されています。10月の今期、平野紫耀君主演のドラマも始まります!クロサギ 黒丸 夏原武starstarstarstarstarこめつぶ詐欺師を食うクロサギ!詐欺師が詐欺師を騙す技は裏の裏の裏まで読んでいて気持ち良い騙し方! 色んな所に伏線が散らばっているので、どう騙すのか考えながら読むのが楽しい!全然私のヨミなんて当たりませんがw ドラマも漫画もサクサク進められてオススメです! クロサギのドラマは山P一択と思っていたので、紫耀君verがどうハマるか気になります!頭が良くてかっこ良い!クロサギ 黒丸 夏原武名無しドラマも漫画も、映画もあったっけ? 全部カッコ良い!ひかりの空の感想 #推しを3行で推すひかりの空 かざま鋭二 坂田信弘starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ヤングサンデーで連載中に読んでいたが今回久しぶりに読み返した。やはり主人公の星野ひかりのライバルキャラは強烈だった・・・ よくみると途中から坂田信弘が原作から監修になって外れていたんだな ・特に好きなところは? 24巻で唐突に「悪意ムンムン」で坂田信弘が登場したところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 坂田信弘/かざま鋭二のコンビが好きなら読むのはおすすめです 初期はゴルフを捨てた天才プレイヤー・杉本真が星野ひかりのゴルフの才能を開花させようとする話でこの辺までが坂田信弘原作のかざま鋭二のゴルフ漫画でしたが坂田信弘が外れたあたりから、ライバルキャラや周りの登場人物のおかしさが加速していく・・・ 映画もおすすめソラニン 浅野いにおstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi自分の将来への悩みや不安、きっと誰でも経験のある痛みに共感できる場面があります。 読む人によって考えることも違ってくる漫画です。昔こんな事あったなぁ。と懐かしく感じるかもしれないです。 映画化もされているので漫画&映画もみるともっと感情移入できると思います。 アジカンのソラニン聞くと脳内再生されます。花マル伝の感想花マル伝 いわしげ孝starstarstarstarstarひさぴよ「柔道部物語」世代よりも下の世代だった自分にとって、初めてハマった本格的な柔道部漫画。主人公・花マルは典型的な努力型主人公で、ひたむきに努力する姿は最初のうちは可愛いらしいのだが、強くなるにつれ、画像のような怖い表情をするようになっていたのが印象的だった。段々とライバルの天才・木元(イケメン)の方に感情移入するようになった人も少なくないのでは笑 試合では、投げ技の描写のキレが凄まじく、それまでの柔道漫画のイメージにはないスタイリッシュさに惹かれていたと思う。恋愛パートも甘酸っぱく爽やかな青春感に溢れていて好きだった。「バクネヤング」読んでみたバクネヤング 松永豊和かしこ自伝小説の「邪宗まんが道」を読んで執筆中に色々あったことを知った上で読んだので「あ、ちゃんと完結してる…」と安堵しました。でも、やっぱり大阪城に篭城している辺りの描き込み具合がすごくて一番印象に残るのはそこですね。このままの勢いで最後まで描くことが出来てたら、みんな「ワールドイズマイン」じゃなくて「バクネヤング」を読んでいたんじゃなかろうか。「邪宗まんが道」を読んで「こんなにブチギレてる人を今まで見たことない」と思ったんだけど、作者本人と主人公の馬久根昭一は何だか似てますね。バクネの最期と「邪宗まんが道」のラストもダブって見えました。新装版で読めばよかったソラニン 浅野いにおかしこ※ネタバレを含むクチコミです。超巨大熊という神話獣剣伝説 村上もとかstarstarstarstarstarひさぴよ村上もとか中期の作品。父の仇である羆を追う1人の青年とアイヌの物語。なのだが、表紙の熊が予想外にウソだろっていうくらいデカかった。全長9mを有に超えておりザ・ワールド・イズ・マインのヒグマドン(北海道時点)の全長8m以上、銀牙なら赤カブトの全長10mに匹敵する、大体その中間くらいのデカさだと想像していただいて差し支えない。 当然、現実ではありえない大きさなのだが、この作品は人を襲う化け物に復讐を挑む物語であると同時に、アイヌの神としての熊が消え去ってゆく物語としても描かれている。人と熊の神話の終わりを描いた一大叙事詩で、最後は言葉にならない感動があった。デカい虫が暴れていると…嬉しい!BUGS―捕食者たちの夏― 七月鏡一 藤原芳秀ANAGUMA自分がフィクションで初めて特殊作戦群っていう部隊に触れたのが本作だったのでよく覚えています。特殊作戦群デビューですね。 他の作品だと巨大化する虫や生き物って一種類に絞られてることもあると思うのですが、本作はタイトルに「バグズ」とある通り、スズメバチに始まりカマキリ、クモとバラエティ豊かな昆虫たちがデカくなって立ちふさがってくる大盤振る舞いの作品です。虫の生態に詳しくなれること間違いなし。 七月先生原作だけあってミリタリー描写がどっしり屋台骨になっているのも魅力だと思います。人知を超えた脅威に組織で立ち向かうっていう点で、今だったら『シン・ウルトラマン』とか見た人が読むと面白いのかも?最後まで読むと印象が変わるイキガミ 間瀬元朗名無し※ネタバレを含むクチコミです。ある連続殺人者の生涯ICHIGO[二都物語] 六田登starstarstarstarstarかしこ※ネタバレを含むクチコミです。クソ田舎の温泉街の高校卓球部が下剋上!球魂 岩田やすてる名無し無料漫画で見つけた作品。名前も聞いたことなかったけど1巻読んでみたらメッチャ良かった! 絵柄がなんというかヤンキー漫画っぽいというかザ・青年誌って感じで明らかにスラダンの強い影響も感じる。キャラデザは少年誌らしく大胆にデフォルメしたキャラもいて、ちょうど少年誌と青年誌の中間という感じで掲載誌が謎だなぁと思いながら読んだ。(実際自分が一度も読んだことのない、今はなきヤングサンデーだった) ・山奥で卓球の修行ばっかりしてた小柄なメガネ・スグル ・運動能力抜群でドイツ帰り(※サッカー)の運動神経抜群素人・明彦 ・闘争心抜群の下手くそ ・「テナガザル」と呼ばれるのがトラウマの腕の長いカットマン ・器用だけどスタミナゼロのデブ …というメンバーのバランス感覚が絶妙で、特にW主人公のビジュアルの対比が最高に漫画っぽくて好き! (序盤で他の3人を「卓球顔」呼ばわりするとこで不謹慎だけど笑ってしまった) 卓球勝負に負けた明彦がスグルのことをソッコーで「ご主人様」呼びしてて、その潔ぎよさと爽やかさが良かった。照れながらペアを申し込むスグルも素敵。 そもそも「卓球=温泉」という設定がうまいし、展開もド王道部活スポーツ漫画なのも「これこれ〜!」という感じだし、ワクワクしながらあっという間に1巻読んでしまった。 自分の知らない面白いスポーツがまだまだあるんだなぁ。賢明なる読者諸兄は…ムジナ 相原コージstarstarstarstarstarかしこすでにご存知だと思うがめちゃくちゃ面白い忍者漫画である。めちゃくちゃ面白いらしいと聞いてハードルを上げまくって読んだが、それでもめちゃくちゃ面白かった…。はぁ〜今すぐもう一回読みたい、マジでおかわりしたいくらい面白い。 ギャグ漫画と過酷な忍びの世界の描写をものすごく巧みに両立していて、まったく破綻していないのがすごい。最初はギャグ漫画表現の実験シリーズなんて別にいらないんじゃないかと思ってたけど、だんだん次はどんな実験をするのか楽しみでしょうがなくなってきた。忍びの厳しさも容赦なく描いてて女子供もバンバン斬られて死んでいくのが逆にいい。面白いクロサギ 黒丸 夏原武名無し名作だし勉強になるような感じもある高卒1年目の元バッテリーが名門と弱小に分かれプロで激突する1年間の物語 #推しを3行で推すバッテリー かわぐちかいじたか※ネタバレを含むクチコミです。「1ポンドの福音」読んでみた1ポンドの福音 高橋留美子かしこ高橋留美子先生の有名な作品は地元の図書館にもあったので大体読んでるんだけど、「1ポンドの福音」は今まで読まずにいてしまっていた。子供心にちょっと大人向けだなと思っていたのかもしれない(ちなみに「めぞん一刻」はアニメから入りました)。今回初めて読んでみて面白いなと思ったのは、まず絵柄の変化です。「1ポンドの福音」はヤングサンデーでの不定期連載で、約20年かけて完結しているので、最初と最後で絵柄がだいぶ違っています。それから「あしたのジョー」のパロディが多々あって、高橋留美子先生のちばてつや先生に対するリスペクトを感じられて興奮しました。そして高橋留美子先生は小学館のあらゆる雑誌で描いててマジですごいと改めて思いました。4巻以降はすごい好きお~い!竜馬 小山ゆう 武田鉄矢霧兵衛よかった点 ・幕末の感じと小山ゆうの人間臭い描写があっていて好き ・以蔵の最後は何回読んでもいい 総評 ・1から3巻が苦手で読み返す時はいつも4巻以降から読むが傑作だと思う ・「武田鉄矢」が嫌いだから読まないというのは勿体無い一読して、読み返して、何度も楽しめる良い漫画鉄腕バーディー ゆうきまさみ名無しYS(ヤング・サンデー)で連載された本作も、 YS休刊でBS(ビッグコミック・スピリッツ)で 連載された続編「鉄腕バーディーEVOLUTION」も 連載時に、どちらもほぼリアルタイムで読んでいた。 だが、あまりにも話が長く大きく内容も多岐にわたり、 正直、最初の頃がどうだったか途中でどうなったかとか 忘れていたりした。 なので改めて全巻通して読んでみたのだが、 やはり面白いし、 改めて読んだからこそ、ああそういうことで あのときそのあとこうなったんだったな、と ストーリーの機微や面白さや深さの再確認が出来たりした。 私の理解力や記憶力を棚上げにして言いますが(笑) 読んだ瞬間に面白く、読み返してまた面白い漫画です。 宇宙連邦の女性捜査官・バーディは異星人として 地球・日本で潜入捜査をしていたがミスで 地球人高校生男子・千川つとむ、を殺してしまいかける。 緊急措置としてバーディは自身の体に、つとむの意識を 取り込まざるをえず、本来のつとむの体の修復を完了し、 つとむの意識を本来の体に戻すまで、 一つの体に二つの意識を共有(もちろん周囲に秘密で)しつつ 地球人男子として日常生活を過ごすことになった。 しかし怪事件ともかかわらざるを得なくなり、 宇宙人捜査官・バーディとしての任務も 普通の男子高校生・千川つとむとしての生活も、 どんどんシッチャカメッチャカに。 さらに、怪事件は深く広く、宇宙的規模で 未来をも左右する大問題に拡大していって・・ 二心で一体という設定だけでも十分にSF的なのに、 そこからさらに多種多様な宇宙人や人造人間、 異種混血人や獣人からアメーバ的でいて知性がある生物など、 これでもかというほどに多士済々?なキャラが登場する。 そのうえで宇宙規模で連邦とか同盟とかの組織的対立もあり、 さらに宗教的黒幕も登場したり、旧帝国なんてのも出てくる。 よくもまあこれだけ多彩な登場人物と複雑な設定を 良い意味で面白い漫画として見せてくれたものだと思う。 とはいえ、さすがに話が大きすぎて複雑で、 そしてそれはそれで前述のとおり、 毎週にリアルタイムで読んでいた私は 理解や記憶が追い付かなくなってしまったが、 改めて今回に読み直して あ、やっぱ凄いわこの漫画、と思ってしまいました。 そういう意味では、今作品が単行本で全20巻、 続編のEVOLUTIONが全13巻と結構なボリュームなので 可能ならば1週間とか1か月とかの期間をかけて、 けれども間を開けずに続けて全てを読むのがおススメです。 一発でストーリー展開を全体像として 正しく理解したいならば。 そのように適度に集中しながら時間もかけて読まずに、 間を開ける読み方をしたらすぐにストーリーが 判らなくなりそう。(個人差はあるでしょうけれど) とはいえこれまた前述のとおり、 一話ごとの内容も面白いので、私みたいに一話ごとに 楽しみながら、気が付いたら色々と忘れていて あれこれってどういうことでこうなったんだっけ、と 思ったら改めて全巻を読み通すってのも良いかも知れません。 そういう意味で二度三度と読み返しても楽しめる漫画かも。 自分の脳力は棚に上げますが、面白さに太鼓判を押します(笑)。<<123>>