モーニングの感想・レビュー812件<<1314151617>>漫画でも倍返しだ!!モーニングの新連載半沢直樹 池井戸潤 津覇圭一 フジモトシゲキ名無し自分は半沢直樹のドラマ流行ってたのに観てなかった人間です(※流行りすぎてると避けちゃうタイプ)です。ですが、あの熱狂的なブームからしばらく経ったので、あの話題作をみてみようじゃないのと読んでみた次第です。 太い線のスタイリッシュな絵が読みやすいなぁと思ったら、フジモトシゲキ先生って股旅グルメの人じゃあないですか…!!(納得) ストーリーの面白さも作画の素晴らしさも保証されているので、これは安心して読めますね。 ▼過去作掲載ページ http://www.moae.jp/comic/thegate_matatabigourmet ▼公式作品ページ https://morning.kodansha.co.jp/c/hanzawanaoki/グラゼニ、コロナ編に突入・・・グラゼニ~パ・リーグ編~ 森高夕次 足立金太郎トクコロナ禍のプロ野球2020シーズンをどう描くのか楽しみ。あえてインフルエンザにしていますねカバチ!!! -カバチタレ!3- 東風孝広 田島隆名無し※ネタバレを含むクチコミです。まさかの2週連続掲載Bye-Bye アタシのお兄ちゃん 竹内佐千子名無し先週のよりもさらに切なさが増していて動物モノに弱い私は泣いた… いちご、幸せになるんだよ…太った柴犬かと思ったらポメラニアンだったのかあ。 まいちゃんの口調に前世?の名残が出ちゃってましたね。 二人のまったりした雰囲気がよかった焼いてるふたり ハナツカシオリ六文銭私、恋愛にそんなガツガツしていない二人のかけあいが結構好きなんですが、本作も 仕事のできるクールビューティー×奥手の料理男子 という男女で、しかも「交際0日婚」という早い展開でゴールする。 週末婚というおまけ付き。 週末に二人でBBQ(主に肉を焼く)をやり、食事を通して仲を深めていく、このまったりした感じが凄く好きでした。 奥さんのお肉を食べるシーンも可愛いですし、旦那さんの一生懸命奥さんに美味しい料理を提供したいと頑張る姿も可愛いです。 個人的にWヒロインくらいな気分です。 少しづつ深めていく二人の関係を、縁側で静かに愛でていたい、じいさんの気分です。『変身のニュース』以前の、殺伐とした宮崎夏次系夕方までに帰るよ 宮崎夏次系名無し※ネタバレを含むクチコミです。マキマミ作者のSF読切ノア 町田粥nyae作者がtwitterで公開してたので読みました。 途中からなんとなくオチが予想できるけど、主人公のキャラクターがすごくいいので、あっそういう反応か〜!とほっこりしました。 ノアの方舟が題材でもありますが、人を見た目の違いで差別しない主人公の考え方もメッセージとしてありますね。他のクチコミにもありますが、「その後」が読みたくなるいい読切だと思います。 https://twitter.com/machi_kayu/status/1372147548492763138?s=21 見た目はJK!中身はオッサン!二科てすらは推理しない PEACH-PITANAGUMAその名は名探偵二科てすら!…という触れ込みで始めるのがぴったりかと思いきや、本作の主人公てすらはタイトルにもあるように「推理」をしません。 彼女が積み重ねるのは思考実験、机上の空論と称して仮説を組み立てることであり、興味があるのはあくまで謎そのもの。相棒のサラリーマン桃太郎がその実証実験として実際に動き仮説を確かめていく…というバディ・ストーリーです。ミステリアスな女子高生に翻弄される話が好みの方には刺さるかと。 そもそもこの二科てすらの正体ですが、中にいるのは元大学教授・二科恭哉、彼女の父親です。とある事情で入れ替わりが起きてしまい、その間「娘の人生を保全する」のが今の目的。女子高生の見た目で哀愁を漂わせたり達観したことを言うのが時折ドキッとさせてきます。 本作『推理しない』はあくまで序章ですが、オッサンJKてすらの不思議な魅力がたっぷり詰まっています。続編『二科てすらは見つからない』は二科家の家族の問題と絡め、物語が予想外の方向にドライブしていくのでこちらも読んでほしい!お小遣いを通した人生観が垣間見える定額制夫の「こづかい万歳」 月額2万千円の金欠ライフ 吉本浩二六文銭話題になっていたので、読んでみましたが、身につまされました。 結婚して家庭をもつと、特に、意識しなければならないのはお金のやりくり。独身のときよりも自由に使えるお金が減りますからね。 なので、毎月のお小遣いも、必然的に制限されます。 本作は、そんなお小遣いをやりくりする夫の話で、世の中の所帯持ちの男性は参考になるのではないでしょうか。 特に、自分もお菓子が好きなので、筆者の少ないお金で最大限の幸福を追求する姿勢は、唸るものがありました。 ただ、添付のように夫婦間でセコイ喧嘩をするシーンがあり、 カルピスを多く飲んだくらいで、また味ごのみを1袋食べたからって、そない怒らんでも(ってか、勝手に食べちゃいかんでしょ)と思いました。 貧しくても、心まで荒むのはよくないすよね。 貧乏や苦労話のジャンルが個人的にトラウマなので、色んな人の小遣いをやりくりする話が続いて気が滅入りそうになりますが、 さっきの、夫婦喧嘩の仲直りの仕方が粋だったりと、読後感は総じて良いです。 金銭的な苦労話が中心ですが、ストーリー全体で暗くならないのが、本作の魅力かなと思います。 また著者の持ち味である人情系のエピソード(小遣いを通した家族の絆的な)もあって、これがすごく良くて、何度も読みたくなります。 お金の使い方はその人の価値観がでると言いますが、すなわち、お小遣いもしかりです。 お小遣いを通した人生観が垣間見える、そんな作品ではないでしょうか。マニラで過ごした日々を描く実録漫画 #読切応援ユウは何を見たか 近藤令名無し父を追ってマニラを訪れたニートの青年ユウ。時代は平成初期ということなので今から30年前くらい、出来事はすべて実話というフリで始まるのでどんな些細な描写もなんだか重みを持って見えてくるのが面白かったです。 何も持たず、さしたる目的もなくただマニラで時を過ごすユウの感覚がリアルで、4コマで淡々と進んでいくスタイルとよく合ってます。おやじさんの怪しさもいい味出ている。 終盤やばめなトラブルに巻き込まれるのですが「ここで終わり!?」ってところで終わってしまっていて、その唐突感も実話っぽいといえば実話っぽい。 ただやっぱり「何を見たか」がもっとわかる続きが読みたい!シリーズ化してくれないかな。 ヴェルサイユ宮殿×惣領冬実マリー・アントワネット 惣領冬実かしこ漫勉neoで「チェーザレ 破壊の創造者」の制作現場に密着されていた時も思いましたが、惣領冬実先生の描き込みはすごいですね。ちなみに今作はヴェルサイユ宮殿が取材や資料提供の協力、衣装・建築・王宮儀礼の監修されてるそうで、本物の臨場感があります。多くの日本人が持っているマリー・アントワネット像はベルばらが基になっていると思いますが、これを読むとイメージが変わるかもしれません。特にルイ16世が長身のイケメンだったのには驚きました。2人のやり取りが少女漫画のようにキュンとして微笑ましかったので、物語はフランス革命が起こるよりずっと前で終わりますが物足りなさはありませんでした。漫勉neoで「海外の人が評価してくれるのがモチベーションになってる」とおっしゃられてましたが、こんな傑作を描いてくれたらフランス人も嬉しいに決まってるよ…!笑いが高度すぎる!決してマネしないでください。 蛇蔵名無しなんか読んでてすごいなと思いまして。 笑いが高度すぎやしませんかね! アルコールを手に塗って一瞬だけ燃やして中二病になりきる、的なことを言っていた知人を思い出しました。 理論的にできることを全部やっちゃってギャグにされるともはや「わはは面白い!」よりも「すごい、天才なのか…」と思ってしまいます 豆知識たくさんの漫画で勉強にもなりますねこれ「スペキュレイティブ・フィクション」の方のSF新釈 うああ哲学事典 須賀原洋行hysysk哲学などでなされる思考実験をマンガにしたような短編集。概念を分かりやすく解説している回もあれば、不条理なショートショートのような回もある。こういう作品もっと読みたい。 連載されていたのは15年ほど前で、こんなのがモーニングに載っていたというのが驚きだが、度肝を抜かれた「現象学の理念」とも繋がっている。 扱われているテーマはかなり当時の思想状況を反映していて(というか自分が若かったから興味を持っていた)、2021年現在も全く古びていないどころか、今こそ本気で考えるべき問題も沢山ある。モデル14, 15の『ボーヴォーワールの「性」』(男女カップルがコールドスリープから目覚めたら国が分かれていて「男中心の国」「女中心の国」「男だけの国」「女だけの国」「男女平等の国」のどこに所属するかを決める)、モデル37の『哲学における「女」』(婚活を通して哲学者の女性に対する偏見を明らかにしていく)などは作者が表層的なリベラリズムやフェミニズムに厳しい理由が分かった気がした。 働く女性を描いた漫画の代表作働きマン 安野モヨコ名無し昔から人気作だとは知っていて、今更ながら読ませていただいたが非常に面白い。途中で終わっているのが残念。続きがあるなら今いちばん読んでみたい漫画。主人公が「働きマン」にわざわざ変身するシーンが好き。論理と愛嬌が溢れる学者バカのストーカー・コメディ決してマネしないでください。 蛇蔵名無し学者や研究者といえば、頭が良い人なのは間違いない。 だがその分、人間的な面白みに欠ける、とか 世間知に欠ける、コミュ障、といった負のイメージを 抱かれやすい感じもする。 論理的=冷静≒冷血、というか。 実際にはそうでもないだろう(と思いたい)けれども、 漫画的にはソッチのほうがわかりやすく面白いのか、 とかく漫画では学者や研究者はロボットみたいな人間に 描かれがちに思う。 この漫画の主人公の掛田氏も完ぺきな理系人間で 色々とコミュ障な面はある。 しかし掛田氏も周りの人達も、十分に人間的で感情的だ。 女性が極端に少ない工科医大で学食のお姉さんに 恋をしてしまい、なんとか親しくなりたいと アプローチを試みる。 掛田氏の友人や教師も彼の恋を応援し手助けをする。 何度失敗してもあきらめずに。 ただしそのアプローチ手法が徹底して理系的というコメディ。 だがその理系的手法や周囲の協力からあふれ出している 愛嬌がたまらない。 その上に、あふれ出す愛嬌が、理系的でサラッとしていて 全然ベタベタ湿っぽくなく、一歩間違えれば キモくてエロいストーカーの世界になるところを 理系的な分だけわりと爽やか?に 笑えて楽しい世界になっていて、良い。 そして想われ人の飯島さん(学食のお姉さん)も、 結構ド天然なんだけれど凄く可愛らしい。 私的にはこれがツボった。 理系と天然の恋。面白過ぎる。 先を想像するだけで泣きそうだあせとせっけん 山田金鉄さいろく10巻読了、次巻完結が告知されていて、単行本派の私は11巻を待つまでネタバレを避けつつ過ごします(あんまりなさそうだけど) この2人の真っ直ぐな幸せイチャコラを見れなくなるのは寂しい。あとエロい。 ( ゚д゚)ハッ!でも!エロが強調されてるようで全然そんなことはなくて! エロ目的の人はそこまで期待に応えられないかもしれない! でも普通に真剣な恋愛でお互いに支え合う2人が営むシーンはストーリーというか背景ありきだけど良いものなのでなんというかこう、良いです! 山田金鉄先生の他作品を知らないけど、早くも次がどうなるのかなって楽しみでもある。全てが良い方向に行くといいなぁ ただ、ただ癒やされる#1巻応援ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ ナガノ六文銭(読む前)なんか、落書きみたいな絵だなぁ ↓ (読んだ後)あぁあぁあああぁぁああ かあぁああうえええええ 齢30半ばにして、精神崩壊しました。 かわいいす。 可愛い絵柄なのに、鮭とばとかビールをかっ食らうシーンが出てくるので、おっさんかよと思うも、またよし。 1ページ完結が基本ですが、たまに あれ、オチてなくない? と不安になりますが、もはや気にならなくなってきます。 可愛いは正義です。 1日1ページずつ読むのをおすすめします。望郷太郎少し読んでみた望郷太郎 山田芳裕名無しカーボンで弓を作るシーンがあるのだが、カーボンに靭性はほぼ無い。もし撓ったなら元には戻らないはずだが。 リアル風だか半分ギャグ漫画。最後まで難解だったが本格派な諜報マンガが好きな人には堪らないと思うサガラ~Sの同素体~ かわぐちかいじ 真刈信二starstarstarstarstarひさぴよ※ネタバレを含むクチコミです。 おばあちゃんと孫の優しいSF読切未来保険 樺ユキ名無し※ネタバレを含むクチコミです。恋愛マンガでもあり漫画家マンガでもある!レンアイ漫画家 山崎さやか 山崎紗也夏名無し子※ネタバレを含むクチコミです。ただのギャグ漫画だと思って買い始めたらハコヅメ~交番女子の逆襲~ 泰三子狐優曇華1話無料かなんかでさっと読んで、「なんか面白いな・・・」という雑な理由でコミックスを買い続けていくうちに、その緻密な構成や伏線、内容の考えさせられる感、現場のリアルな空気感が好きになりました。 うまく説明できないけど好き屋上のきりん 泥水真水名無し雰囲気がすごく良かった。嘘つきはお母さんからの遺伝かも…って話したあとに、取り繕ったように嘘って言ったところが好き。 最後に登場した屋上のキリンがなんとも言えないくらい切ない。チェーザレという男がイタリア統一を目指す話チェーザレ 破壊の創造者 惣領冬実 原基晶名無しマキャベリがチェーザレを『君主論』の主人公にしていたことをきっかけに読み始めました。本書はチェーザレの行動力や意志力の素晴らしさがよく伝わる内容です。<<1314151617>>
自分は半沢直樹のドラマ流行ってたのに観てなかった人間です(※流行りすぎてると避けちゃうタイプ)です。ですが、あの熱狂的なブームからしばらく経ったので、あの話題作をみてみようじゃないのと読んでみた次第です。 太い線のスタイリッシュな絵が読みやすいなぁと思ったら、フジモトシゲキ先生って股旅グルメの人じゃあないですか…!!(納得) ストーリーの面白さも作画の素晴らしさも保証されているので、これは安心して読めますね。 ▼過去作掲載ページ http://www.moae.jp/comic/thegate_matatabigourmet ▼公式作品ページ https://morning.kodansha.co.jp/c/hanzawanaoki/