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父を追ってマニラを訪れたニートの青年ユウ。時代は平成初期ということなので今から30年前くらい、出来事はすべて実話というフリで始まるのでどんな些細な描写もなんだか重みを持って見えてくるのが面白かったです。
何も持たず、さしたる目的もなくただマニラで時を過ごすユウの感覚がリアルで、4コマで淡々と進んでいくスタイルとよく合ってます。おやじさんの怪しさもいい味出ている。
終盤やばめなトラブルに巻き込まれるのですが「ここで終わり!?」ってところで終わってしまっていて、その唐突感も実話っぽいといえば実話っぽい。
ただやっぱり「何を見たか」がもっとわかる続きが読みたい!シリーズ化してくれないかな。
【モーニング・ショートマンガ大賞 矢部太郎賞受賞作】父の背を追い、辿り着いた異国の地。ディープすぎるフィリピン探訪記!!(モーニング2021年15号)