flowersの感想・レビュー205件<<12345>>コロナ禍でも多趣味だと退屈しなそうグレさんぽ ~コロナとか養蜂とか京都とか~ グレゴリ青山starstarstarstar_borderstar_borderかしこコロナ禍なので近場の話が多いですが、お出かけできなくてもグレゴリ青山さんのエッセイは面白いですね。特に今回はご趣味の養蜂の話が興味深かったです。子供の頃に家の中で蜂が群がっていてパニックになったことがあったけど、あれは分蜂中だったのかもしれない。駆除しなくてよかった…。あとは20代の頃のバックパッカー時代に中国を訪れた際に購入した漫画雑誌にプレミアがついて30万になっていた話と、日出処の天子を読んだばかりだったので奈良を訪れた話での厩戸王子ネタが嬉しかったです。「狼の娘」感想狼の娘 小玉ユキニーナ周りの人たちとの違和感をずっと胸に秘めながら、自分を抑えて生きてきた月菜。それはどれほど不安なことだったろうか。そして初めて出会えた仲間と言える存在。一度自由を感じてしまった心は、もう止めることなど出来ないんだろうな。ここから本当の意味で彼女の物語が始まっていくのかな。話も面白いし、キャラの凛とした雰囲気も好みだし、続きもめっちゃ気になる!「大学への数学」と「大学での数学」は違うと聞く数字であそぼ。 絹田村子starstarstarstarstar_borderゆゆゆtwitterで以前紹介されているのを見て、気になってた漫画が3巻無料なので手を出しました。 ちなみに登場する先生は、モデルになった先生がいるらしく、京大理学部に通う(った)方々には、「あ、あの先生かな」となるそうです。twitterの紹介を読んだときに知りました。 さて自分が学生だったころ、物理の先生がしばしば使う公式を、方程式から生み出してみせてくれました。 似たような文字を使うのに、さっぱり共通点が見えなかった物理と数学。 漫画「レヴァリアース」のシオンが言っていた、「すべての学問は繋がっている」という言葉が理解できた瞬間でした。 そしてさらに先生が「こんなのは数学の○○先生からしたら、子供の手習いのようなもの。あの人たちは次元が違う」みたいなことを言ったのも覚えています。 物理と数学をつなげる公式をすらすら書いた先生ですら、敵わない次元。 あのころ、ドラマ「古畑任三郎」で、とある公式の証明をめぐる数学者のストーリーを取り扱っていましたが、あのノホホンとした数学教師はそういう次元の方だったんでしょう。 数学をやっていると思ったら、哲学だったりする次元。 本作はそんな次元が違う世界に身を落とすことにした若者たちの物語です。 四姉妹海街diary 吉田秋生ユーカリ四姉妹の日常。 末っ子の周囲の人間関係が主軸になってる。 中学生とは思えない、考え方・言うこと・表情・気の使い方・恋愛感情… 君たち本当に中学生?とつっこみつつ読みました。 とはいえそんなこと気にならないくらい素晴らしい漫画だと思います。ストーリーも、登場人物たちの心の動きも。こんな心情描写を描けるなんて、漫画家ってすごいなぁなんて思ってしまいました。 サバイバル7SEEDS 田村由美ユーカリ絵柄からは想像できないサバイバル漫画。 昔見たドラマ「漂流教室」を思い出しました。 スピード感ある展開で、でもキャラクターの個性がちゃんと立っていて、それぞれの設定や伏線の回収も細かいところまで描いてくれてます。 過去エピソードは涙なしでは読めません。 読んでるわたしもチームの一員になったような気持ちでハラハラドキドキしながら読んでいます。ノスタルジックな作品です。坂道のアポロン 小玉ユキ名無しアニメを見て、漫画に辿り着きました。 1960年代の佐世保を舞台にした青春ラブバンド漫画です。 全くジャズは詳しくないのですが、楽しく読むことができました。 音楽よりも、青春している学生がメインだと思います。 赤白のボーダーのTシャツは60年代ではすごく珍しいと思います。 米軍から流れてきたものなのかな? でも赤✖️白は珍しい。青✖️白はあるんだけどな。不思議な出会い狼の娘 小玉ユキstarstarstarstarstar_borderNano人と違うことに悩む月菜は不思議な男性颯と出会う。私は人間じゃないの?私は何者なの?自分のことをちゃんと知りたい。自分なりに前に進もうとしている月菜はかっこいいし、颯さんはミステリアスだけど優しさを感じて素敵。 目の表現が好き。月菜と一緒にぞくりとするしどきどきもする。1巻読んでとにかく月菜に幸せになって欲しいと思ったな…。というか取り合いみたいなのきちゃうのか…ちゃんと少女漫画してるというかキュンキュンしちゃう。2巻楽しみ。 こんなゾンビマンガ初めて読んだ・・・桜の戦士 鯖ななこ名無し常に緊迫感がただよっているんだけど、赤ちゃんが出てきてから時間がゆっくり過ぎるような感覚もする読み心地でした 短めだけど映画一本分のドラマがあった。すごい読切りです。ゾンビとラガーマンを戦わせたのはナイスアイデア。ドラマを見てから漫画を読みましたミステリと言う勿れ 田村由美ユーカリ菅田くん推しなので、ドラマを全部見た後で続きが気になって読みました。 まず、アンジュさんがいもうとじゃなくてお姉さんなのがびっくり。でも妹が言うにしては違和感あるセリフが多かったので原作は姉でしっくりきました。 当たり前だけど漫画の方が一つ一つのエピソードをじっくり描いてくれているので、ドラマで終わらせずに漫画を読んでよかったです。 「いじめをする方が病んでる。カウンセリングが必要なのはいじめっこの方」ニュアンス違うかもしれませんがこのセリフがとっても印象的でした。 確かに、なんでいじめられた被害者の方がいつも逃げないといけないんだろう。おかしいよね。素敵な失恋失恋ショコラティエ 水城せとなユーカリよくできた話だなーって思うけど、決して現実的ではないということ。でもそれがいい。失恋したヤケでパリの名店に飛び込んで、いきなり修業させてもらえて、しかもそこの御曹司を連れて帰国するなんてもうマンガすぎ。 世の中、こんなに賢くて自分と向き合える人ばかりじゃないよなぁ。たとえばサエコさん。あれが無自覚でずるい女の人だったらそこら中にいそうだけど、自分のことを理解したうえであれだけの努力をしてるんだったらかっこいいし、むしろ尊敬する。そこに気づいて彼女から学び成長した薫子さんも、なかなか真似できない。嫉妬から離れて冷静になるのは案外難しいよね。 そういう人たちを間近にリアルに感じられて、感情移入できちゃうのがうまいところなんだろうなぁと思う。 たくさん学ばせてもらった物語。私も言葉を尽くして人と関わっていきたいし、何より自分とちゃんと向き合っていきたいと思った。 不器用な大人の恋愛模様娚の一生 西炯子starstarstarstarstarゆゆゆ子供の頃は、大人になったらもっと自由かと思っていたけど、どうやら大人になっても、大人という枷のせいで、なかなかストレートにハッピーエンドとはいかないものらしい。 「娚の一生」は、バリキャリ街道を突き進み良い年齢になった女性・つぐみと、つぐみよりさらに年上の男性・海江田の恋愛物語。 恋愛ものは10代20代の子がキャピキャピ言っているものだと思っていたので、初めて読んだときは30代と50代という年齢設定に衝撃を受けた。 その年齢設定のせいか、なんだかリアルな感じがする。 歳を経ていても美男美女だったり、当時だと外国のIT企業なみのフルリモートワークを許可されたり、海江田先生のようなすてきな男性が存在したりと、リアルな感じは薄いのに。 海江田先生のシブい艶やかさにメロメロになりつつ、先生に愛されている恋愛下手のつぐみちゃんを応援しつつ。 読み進めていった先、物語がどのような展開になるかは、読んだ方だけのお楽しみ。 私の場合、良かった良かったったという思いと、エエエエエという困惑が混在した。 ちなみに、表紙イラストが次巻表紙につながる形式の単行本なので、並べると圧巻。 ただ3巻で突然引きのイラストになり、どうみても破廉恥で、買うのが少し恥ずかしかったのを覚えている。説明し難い面白さ弱火の魔法【単話】 衿沢世衣子名無し※ネタバレを含むクチコミです。ずっと気になってた作品窮鼠はチーズの夢を見る オールインワンエディション 水城せとなstarstarstarstarstarNano少し前に映画化されていて、その前からタイトルだけ知っていてずっと気になっていたまま読めずにいたんですが…良いですね…。最初キスだけだったはずなのに描写がえっちでたまらん。 今ヶ瀬と恭一の2人が纏う雰囲気が何とも言えず尊い。こういうの好き。今ヶ瀬くんの愛が深くてしんどい。泣きそう。本当の恋、運命の人…色々考えさせられる。 素直な気持ちになれる💓金の国 水の国 岩本ナオstarstarstarstarstar干し芋童話を読んでいるような素敵なお話。 子どもたちにも分かりやすく、戦争、愛、困難に立ち向かうこと、常に前を向いて突き進むこと、思いやりが大切なこと、すべて詰まったいい作品です。サエコさんの本心がきになる失恋ショコラティエ 水城せとなstarstarstarstar_borderstar_borderママ子一途な爽太くんと天真爛漫、可愛すぎるサエコさん。薫子さんの切ない思いはビターチョコのようです。読んでいるとスーパーに並んでいるチョコレートではなくパティシエの作るチョコレートが無性に食べたくなります。バレンタインが近くなると思い出して読みたくなる漫画です。女性ならではの観点!ミステリと言う勿れ 田村由美starstarstarstar_borderstar_borderママ子人の深層心理を暴く展開が何度も読みたくなります。様々な生活スタイルの中でどの人にも共感出来るポイントがある気がします。特に家族のありがたみや母親目線の描写があり女性から支持される漫画だと思います。作者の他の漫画も読みたくなりました。 やはり赤石路代先生は最高虹がすむ君の 赤石路代名無しコールセンターで働く森七香は人形劇団員、親しみやすい声から仕事のできる美女まで七色の声色を操る敏腕派遣社員。たまたま彼女の声の演技の凄さを知った社長の息子・月城CMOから、ある番号に電話をかけてほしいと頼まれる。 亡くなった姉の番号に電話をかけ続ける認知症の母を思っての依頼で、不和と家族愛が描かれた素敵な人情モノでした。 やはり赤石先生の描かれるストーリーって素朴な温かさがあるなぁと改めて感じました。絶対に結婚したくない男女vs絶対に結婚させたい幽霊 #読切応援おせっかい幽霊とおひとりさまたち いわさきふみstarstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。深い、素敵、刺さる、気付く、そんな感じ!ミステリと言う勿れ 田村由美starstarstarstarstarこめつぶ冷静に状況を見て大事なことをサッとストレートに言える整くんが印象的。 整くんの言葉は的を得ていて刺さる。浅はかに物事を捉えてるな〜まだまだだな自分、と気付かされる。整くんの物事を色んな視点見て感じて捉えられる感性、私にも欲しい。 整くんのミステリアスな雰囲気も素敵。 ドラマ化もして、これは月9だよね。と納得でした! 数学苦手な人は一度読んでみて!!数字であそぼ。 絹田村子名無し一度見ただけでほぼ暗記してしまう記憶力を持つ主人公はが、京都の有名大学に入ったら、暗記だけでは通用せずに試行錯誤する漫画です。 数学については中1で諦めて教科書を読まずに大人になった僕にとって円の面積の求め方とかを分かりやすく説明してくれており、この漫画にもっと早く出会っておけばと、悔やまれます。 数学の面白さや大学生あるある(僕は高卒なのでよく分かりませんが・・・)のギャクも詰まっていて非常に面白い作品だと思います。 大学って卒業するのも大変なんだな。 幼馴染って良いな。雨無村役場産業課兼観光係 岩本ナオPom フラットに物語は進んでいく印象でした。 スミオが、銀ちゃんのこと好いてるのは何となく初めから分かるので、、メグちゃんが切ない。。どうにもならない恋心はやはり辛い。 銀ちゃん、スミオ、メグの3人、自分には幼馴染と言える人がいないので何だか羨ましくもありました。 育った場所は一緒でも、大人になって選択肢も増えて色んな事抱えてそれぞれの場所で一生懸命生きていくんだよな。 田舎ののどかな雰囲気もあって、じんわ〜り染みてくる作品でした。海江田先生の魅力が。。娚の一生 西炯子starstarstarstarstar_borderPom 終始ドキドキしっぱなしだった。 これは海江田さんに惚れてしまうと思う。笑 近付いたり離れたり、受け止めてくれて優しい言葉もかけてくれたり。絶妙な、大人ならではの駆け引きがすごく良い。色気ある〜 素直にかっこいい、50代とはね。。渋みが違いますね。関西弁も含めてずるい人だな。 つぐみちゃん、元々美人さんですが、あまり感情見せない所も魅力的で男性心を誘うのかしら。 恋愛ってものからすっかりと過ぎ去った身ですが、、ハラハラドキドキモヤモヤとさせて頂きました。 ハズレなしの短編集鋭意執筆中につき ねむようこよみきり集 ねむようこ名無しアイドルのように美しい小説家とそのワガママに振り回される編集者。タイプの違うイケメン2人がわちゃわちゃしてるのが実に眼福!ですが、彼らにはとある秘密があって…という表題作に始まり、恋愛する男女をそれぞれの視点から描いた読切などマジでハズレなしの短編集でした。最近のねむようこ先生の漫画はどれも面白いですね。兄弟の深い深い絆。さよならソルシエ 穂積Pom ゴッホには、お兄さんがいたのですね。 ゴッホ展には美術館に見に行ったことがあったけど、彼の生い立ちまでは知らず、、読んでみて驚きの連続でした。 兄•テオドロスはゴッホの影の立役者だったのか。 テオもゴッホもお互いに対する愛が深い。 特にテオドロスの心の葛藤などなど盛り沢山で時に涙しそうな所も。 今や、ゴッホと名を出せば、誰しも知ってるであろう有名な画家だけれど、この漫画を読んで、再びゴッホ展行ったら見方が変わるんだろうな。 <<12345>>
コロナ禍なので近場の話が多いですが、お出かけできなくてもグレゴリ青山さんのエッセイは面白いですね。特に今回はご趣味の養蜂の話が興味深かったです。子供の頃に家の中で蜂が群がっていてパニックになったことがあったけど、あれは分蜂中だったのかもしれない。駆除しなくてよかった…。あとは20代の頃のバックパッカー時代に中国を訪れた際に購入した漫画雑誌にプレミアがついて30万になっていた話と、日出処の天子を読んだばかりだったので奈良を訪れた話での厩戸王子ネタが嬉しかったです。