すごく良かった!「おひとりさま」で生きていきたい主人公に、「結婚=女の幸せ」と言われて育ち若くして死んだ幽霊が取り憑くという発想が天才。

おひとりさまライフをエンジョイしている28歳の女性・美月の前に、ある日、先祖に怨みがあって代々取り憑いて来たという霊のトヨコが現れる。
美月が結婚も出産もする気が全くないため、家系が断絶し晴れてトヨコは成仏できてめでたしめでたし…と思いきや、見守りすぎた結果もはや逆に「幸せになってほしい」らしく、美月は結婚を急かされることに。
困った美月は、同じく生涯独身を貫きたい友人でオカルトマニアの男性・竹谷に除霊を頼むが…。

美月が「私の幸せを見せてあげる」といってトヨコを雪山に連れて行く展開は痺れました!

3人の中では「おひとりさま派(竹谷と美月)vs結婚派(トヨコ)」で的にはおひとりさま派が優勢なパワーバランスや、トヨコが安易に竹谷と美月をくっつけようとする「結婚推進派あるある」が上手いなぁと思いました。

そして、トヨコ自体は古い時代に生まれた女性ですが、そんな彼女が持つ「結婚=女の幸せ」という価値観のことを美月は決して「古い」と呼ぶことはなく、「そういう価値観があるのはわかる」と認めているところがいいなぁと思いました。

WEBで公開されたらTwitterでメチャクチャ伸びそうなポテンシャルを感じました。沢山の人に読まれてほしいです!

すごく良かった!「おひとりさま」で生きていきたい主人公に、「結婚=女の幸せ」と言われて育ち若く...
読みたい
おせっかいゆうれいとおひとりさまたち
おせっかい幽霊とおひとりさまたち
1巻を試し読み
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
煩悩の鐘を鳴らすのはあなた(単話版)

煩悩の鐘を鳴らすのはあなた(単話版)

“絶対にエロ小説を仕上げなきゃいけない小説家”と“その小説家でミダラな妄想をする僧侶”。欲望ほとばしるふたりの前に現れたのは“すべての煩悩を消し去る鐘”で――…!?雪野ジュリアのペンネームで小説家として活躍中の根本さゆみ。祖父のお葬式で出会ったやたら美しいお坊さん・清信の顔をモデルに書いたエロ小説がまさかのヒット!!以来“坊主シリーズ”を執筆してるけど、元ネタである清信に後ろめたさも感じていた。そんなある日、自身のサイン会で清信に遭遇してしまい――…!?【やたら美しい僧侶】×【(エロ)小説家】(そして鐘)の煩悩増しましドタバタハイテンションラブコメディ!!!!!※この作品は『PRIMO Vol.4』に収録されています。重複購入にご注意下さい。

絶対に結婚したくない男女vs絶対に結婚させたい幽霊 #読切応援にコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。