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あらすじ
鴨島友仁(かもしまゆうじん)と宝田多家良(たからだたから)は同じ劇団に所属している俳優仲間。安アパートに隣同士で住み、共同生活をしている。お互い無名ではあるものの、友仁は多家良の類まれな演技力を見抜き、その才能を世に知らしめるために彼を支えている。自身も「世界一の役者になりたい」という想いを抱えながら。やがて周囲は少しずつ、多家良の才能を見出していくが―――。
これはいい! 現時点で三話まで読んだけど、これからどんどん面白くなりそう! 高橋一生みがあってめっちゃいい。 二話あたりから勝手にあの声で台詞が再生され始めてしまった。 「わたしの宇宙」 「いかづち遠く海が鳴る」 「潜熱」 の野田彩子の新連載。 https://viewer.heros-web.com/episode/10834108156642488617 いまだ無名の天才役者・宝田多家良と、同じ劇団で彼の才能を見出して絶望し彼を世界一の俳優にするべく奔走する役者仲間(友人)の鴨島友仁。 世界はまだ天才を発見していない。 が、明らかな天才の片鱗はそこかしこにばら撒かれ少しずつバレ始める。 自分より明らかに突出した才能を持つ人がいたら、その人がその才能以外の社会生活能力が欠如していたら、どうにかうまくいくよう手伝いたくなる、光の当たるところまで押し上げたくなるという気持ちは分かりたくないが、すごく分かる。 二人の関係性は光と影というよりは、光と光の影というような感じ。 相反するものではなく、二人は共生し追随していく形がしっくりくる。 人前に出て脚光を浴びるのは宝田多家良だが、ある意味で前を行き手を引くのは鴨島友仁なのだ。いや、二人にはそうであってほしい。 事務所のマネージャー冷田一恵は一見クールな反面、冷ややかに熱い情念を持っていて、それが宝田多家良に対しての感想に現れててグッとくる。 淡々としているようで宝田多家良の魅力に冷静に熱を上げている。 これはとてもいいものだ! 細部にいたるまで褒め挙げ連ねるそれはもはやファンやオタクのようだ。 おかげで宝田多家良がそれほどまでに魅力があり、世界にバレるのを待っているような説得力が生まれている。 野田彩子さんは人と人の関係性、間にある空気、感情の機微、隠した感情と表れる表情を描くのが上手だな~と思っていたのだけど、なんて言えばいいのか今作でそれがより立体的になっているような気がする。 「わたしの宇宙」「いかづち遠く海が鳴る」のような少し変わった設定のSFめいたものでもなく、「潜熱」のような限定的な関係性でもない、その一歩先の、地に足の着いた社会や影響力、人生のような部分を描いているからかもしれない。 天才と、彼を取り巻く人々、その人生。 この作品を毎月webでの更新を待つか、単行本で一気に読むか迷うけど、うーん、これは毎月チェックしてしまうかな~。 楽しみ!
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
同じ劇団に所属している俳優仲間で、しかも同じアパートの隣同士に住んでいる2人、宝田多家良と鴨島友仁。多家良は一度演技に入ると類稀なる才能を発揮するが、自活力が皆無で日々の生活も友仁に頼りっぱなし。しかし多家良が友仁を頼っているのは生活面だけではない。劇団以外の演技の仕事も入り始めている多家良の劇団のほうの稽古の代役、それも友仁が務める。友仁は言う。「多家良の代役を演じられるのは俺だけだ。」そして「多家良の芝居は俺を裏切ることで完成する」と。 いわゆるバディものではあるのだが、純粋に対等な立ち位置というわけではなく、かつ演劇というテーマだからこそ成り立つ共依存の関係性が面白い。演技の場面と相まって、多家良と友仁、2人の人間的魅力が随所から伝わってくる。演劇の外における2人以外の人間との関わりのある開かれた空間と演劇の中の閉じられた、特に多家良と友仁の2人だけが共有する空間とのメリハリがあり、2人の醸し出す特異な空気感が感じられる。 これまでも「わたしの宇宙」「いかづち遠く海が鳴る」「潜熱」と凝った設定と独特の雰囲気の作品を描いてきた野田彩子さんだけど、個人的にはこれまでの作品はややニッチな読者層に向けられた作品が多かった印象がある。その中で登場したこの作品、意図的かどうかはわからないけど、一気に広い読者層に届きうる方向に舵を切り始めたように感じる。演劇がテーマということもあり、ドラマ化なんかして一気に人気に火がついたりしたら読者冥利に尽きるんだけど、関係者の皆様いかがでしょうか? 1巻まで読了
sogor25
sogor25
ぶらんくすぺーす
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あらすじ
ある雨の日、女子高生の狛江ショーコは、同級生の片桐スイが不思議な力を持っていることを知る。ふたりの出逢いをきっかけに、やがてひとつの街を巻き込んだ『空白』をめぐる物語が動き出す―――。
ころがるきょうだい
転がる姉弟
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あらすじ
父親の再婚で小学生の弟ができることになった女子高生の宇佐美《うさみ》みなと。「とってもかわいい男の子だぞ」と言われて期待を膨らませるが、やってきた弟・光志郎《こうしろう》は想像と少し違っていて―――。ほのぼのホームコメディ、開幕!
あかり
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あらすじ
妻と死別し、生きる意味を見失った老ステンドグラス作家篝のもとに、生き別れた孫のあかりが訪ねてくる。ふたりはステンドグラスの制作を通じて心を通わせていくがーー。
にがくてあまい
1巻を試し読み
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あらすじ
仕事に燃える独身女・マキ。男色家の美術教師・渚。ひょんな事から出会った2人がなぜか一緒に暮らすことに…!? 男に恵まれない女と女に興味のない男。相容れない生き方をする男女の奇想天外な同居生活を描く、食ライフラブコメディ!!
にがくて美味い、と にがくてあまい、は違うものだと思う。 この漫画「にがくてあまい」に例えて言えば にがくて美味い、は、そのまんまBLでありゲイの味覚だと思う。 にがいのが美味いんだよ禁断の味で、というか、 ゲイとしてストレートに味わう快楽の味というか。 自分はゲイでもないしBL信者でもないので想像だが。 にがくてあまい、はBLでありゲイである男が 自分がゲイであることを自覚した上でそれでも 生きていくことで感じる心理的な味の事だと思う。 くどいようだが自分はゲイじゃないので想像だけれども 世の中に数多あるBLやらゲイやらの漫画は にがいのがうまい、を描いている「だけ」だと思う。 にがくてあまい、を描こうとするなら ゲイの心理にもう一歩、踏み込まなければ描けない。 この漫画「にがくてあまい」が凄いのは ゲイである渚の心理にも「だけ」でないレベルで 踏み込んでいるし、 同様に親子関係や仕事関係で屈折したものがあった マキの心理にも踏み込んでいく。 漫画家をめざし渚の兄と関わったミナミの心理にも踏み込む。 踏み込んで初めて見出せる「あまい」を見せてくれている。 単にイケメンのゲイとアラサー女の同居コメディではない。 ゲイという一般人がしらない禁断の味をあまいといっている わけでもない。 ゲイを切り口やとっかかりにして、 人の心や生き方に踏み込んでいくことでみつけられる 「にがくてあまい」を表現しているのだと思う。 さらに凄いのは、そうやってズカズカと渚やマキの 心に踏み込んだ上で、時によっては 単にイケメンのゲイとアラサー女の同居コメディとして 平気で渚やマキの心も 「踏み荒らしまくったりもする」 のだ。まあ主にギャグ回のオチとしてだけれども。 「人の不幸は蜜の味」という言葉もあるが、 唐突に無慈悲な面白コメディとしてソッチ方向に 舵を切って「笑えるにがくてあまい味」を 味あわせてくれたりもする。 そう思う。 くどいようだが自分はゲイではないので想像だけれども。
名無し
その蒼を、青とよばない
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あらすじ
大学一年生の水瀬蒼太は色弱者だということを誰にも言えず、普通の人とは違うという思いを抱きながら日々を過ごしていた。そんなとき、サークル展示で飾られていた一枚の写真に目を奪われる。普通の色がわからなくとも、その写真を綺麗だと感じた蒼太だが同時に他の人とは同じように見ることができない疎外感を感じていた。複雑な思いの中、自分には写真は無理だと決めつけてしまう。しかし、撮影者である彩月ひなたとの出会いをきっかけにして蒼太の見ている世界が大きく変わろうとしていた――。個性豊かなメンバーと共に写真を通し世界を知る青春ストーリー開幕!
「タイトルに"青"や"ブルー"などの単語があると名作率が高い」という通称「青の法則」が私の中で密かに存在するのですが、本作も多分に漏れず良い作品です。 人とは見える世界がほんの少しだけ違う青年が、遅まきながら青春と出逢っていく物語となっています。 大学に入学したばかりの水瀬蒼太は、2型2色覚の先天性色覚異常を持つ青年。2年生・彩月ひなたが撮った桜と虹の風景写真に一目惚れしたことをきっかけに、同じ写真サークルに入部します。色覚異常があることはひなた以外には秘密にしながら、蒼太は自分が写真で撮りたいものを模索していきます。 同じ色覚異常を持っていてもプロのカメラマンとして活躍している人の存在や、色がないからこそできるモノクロという表現を知ることによって、徐々に世界を広げていきます。 その上で、同じ1年生でプロの写真家を親に持つ意識の高い鳥井茶佑に問い掛けられながら、自分の本当にしたいことは何なのかを探していきます。 作中でも書かれている通り、先天性色覚異常を持つのは男性の5%と少なくはなく、私の友人・知人にもいます。そのため、私はマンバ通信でたまにインタビュー記事を書いていますが、発言者の名前の色分けはそこに配慮して行っています。蒼太も、茶色と緑の見分けが付かずに嫌いな抹茶味を選んでしまったり、バイト先で商品の色が判らなかったりするなど、日常で少しの不自由をしながら暮らしています。 そうしたこともあり、見える色が少ないということは一般的にはハンデと思われるかもしれません。しかし、そうして世界を見ている蒼太だからこそ伝えられるもの・表現できるものも存在するはずです。そこへ近付いていく過程を見ると、嬉しさを感じずにはいられません。これから先、蒼太たちが表現していくものや関係性によって生じていく感情の色合いが楽しみです。 余談ですが『髪、愛でる君。恋、知らぬ私。』といい、文川あやさんは黒髪ロングヒロインが魅力的なのも個人的推しポイントです。
兎来栄寿
兎来栄寿
ハンドレッドハンドルズハンドリングザ・ワールド
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あらすじ
隕石の落下により人類が終焉を迎えた未来の日本。家族と乗っていたヘリが墜落し、ひとり命を救われた少女・カイナは隻腕となりながらも恩人である荒薪火山と幸せに暮らしていた。だがある時、火山の元に人の“腕”が持ち込まれ、カイナが内緒でその“腕”に触れたことで、ふたりの関係は一変。突如牙を剥く恩師に為す術なく追い詰められたカイナは、ひとつの決断を迫られるーー…。
こんじょうのこい
紺青の恋
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あらすじ
劇場職員として働く坂井慈・32歳。大好きな劇場で働き、仕事のあとは趣味の舞台観劇を楽しみ、“恋愛”抜きでも充実した日々を過ごしていた。そんなある日、仕事の関係で出会った聖と伊野をきっかけに、慈の心の奥底に沈められた何かが動き出す。--これを人は、恋と呼ぶのだろうか?三人の男女の“名もない心”を描いた、奇妙で優しい三角関係の物語。
ふたりでおかしなきゅうじつを
ふたりでおかしな休日を
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あらすじ
お菓子作りが趣味のトシくんと、甘い物が大好きなゴンちゃん。一緒に暮らすふたりの楽しみは、週に一度のお家カフェ。「今日おやつ(スイーツ)何食べる?」
アイドリバティ
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あらすじ
元BiSで現PIGGSの社長兼プロデューサー兼メンバーとして活躍する人気アイドル“プー・ルイ”激推し! 大人気アイドルグループでセンターを飾った人気アイドル「五月メイ」こと五十嵐めい。人気絶頂の最中、突然のグループ脱退を発表…芸能界を電撃引退してしまう。そして5年後。一般人として生活を送るメイに運命の出会いが待ち受けていたーー。「オンラインの羊たち」「冥婚の契」の詩原ヒロが贈るネオ・アイドル青春譚、開幕!!
のんちゃんとあかり
のんちゃんとアカリ
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女子高生の上野アカリが引越し先の洋館で出会ったのは、呪いの人形 のんちゃんでした。出会ってすぐに「一生一緒にいたい」と気持ちを告げるのんちゃん。アカリは戸惑いながらもその申し出を受け入れるのでした。すてきな友情が始まる予感です!【電子限定特典】連載バナー2種とカラーイラスト2種を収録!
それでもぺんはとまらない
それでもペンは止まらない
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あらすじ
頭が上がらない編集者と自由過ぎるアシスタント達に、日々振り回されている中堅漫画家・美空輝子――。凹むこともあるけれど…いつか報われる日がくる! その日を目指して、今日も漫画を描くのです!!