ヒーローズコミックス ふらっとの感想・レビュー44件最推しグループは激アツ「セルフプロデュースアイドル」!アイドリバティ 詩原ヒロstarstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> セルフプロデュースで再起するアイドルの物語。 <ここがオススメ!> めちゃくちゃ熱いハートを待つキャラクターたちの超絶胸熱展開! アイドルなのにヒールな笑顔すら似合うアイドルグループ「アイドリバティ」 漫画クラスタ、アイドルクラスタ、はたまたロック音楽クラスタの皆様まで、誰もがどこかで琴線に触れる作品と言っても過言ではないでしょう! 歌って踊る彼女たちに会うためにも、今一番アニメ化に期待してる作品の一つ。 <この作品が好きなら……> ・ラプソディ・イン・レッド https://manba.co.jp/boards/152279 ・三十路病の唄 https://manba.co.jp/boards/144823 ・ヒーローは中にいる! https://manba.co.jp/boards/166526懐かしさと新しさが同居する優しい姉弟の物語。転がる姉弟 森つぶみstarstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 親の再婚により「姉弟」となった二人の物語。 <ここがオススメ!> 笑いあり、涙ありで、とにかく優しさに包まれる大傑作! 「だぜ」って言っていた時代が蘇ってくるような、「少年期」と「夏の思い出」が聴こえてくるような、愛情とどことないノスタルジーが渾然一体となって、これでもかと胸を打つ。 匂いや音、光や温度に湿度すら物語から漂ってくるようで、ふとした瞬間に涙が溢れ落ちそうになるのです。 <この作品が好きなら……> ・おとなのずかん改訂版 https://manba.co.jp/boards/151332 ・よつばと! https://manba.co.jp/boards/64649 ・いやはや熱海くん https://manba.co.jp/boards/159172先天性色覚異常の青年が撮る世界 #1巻応援その蒼を、青とよばない 文川あやstarstarstarstarstar_border兎来栄寿「タイトルに"青"や"ブルー"などの単語があると名作率が高い」という通称「青の法則」が私の中で密かに存在するのですが、本作も多分に漏れず良い作品です。 人とは見える世界がほんの少しだけ違う青年が、遅まきながら青春と出逢っていく物語となっています。 大学に入学したばかりの水瀬蒼太は、2型2色覚の先天性色覚異常を持つ青年。2年生・彩月ひなたが撮った桜と虹の風景写真に一目惚れしたことをきっかけに、同じ写真サークルに入部します。色覚異常があることはひなた以外には秘密にしながら、蒼太は自分が写真で撮りたいものを模索していきます。 同じ色覚異常を持っていてもプロのカメラマンとして活躍している人の存在や、色がないからこそできるモノクロという表現を知ることによって、徐々に世界を広げていきます。 その上で、同じ1年生でプロの写真家を親に持つ意識の高い鳥井茶佑に問い掛けられながら、自分の本当にしたいことは何なのかを探していきます。 作中でも書かれている通り、先天性色覚異常を持つのは男性の5%と少なくはなく、私の友人・知人にもいます。そのため、私はマンバ通信でたまにインタビュー記事を書いていますが、発言者の名前の色分けはそこに配慮して行っています。蒼太も、茶色と緑の見分けが付かずに嫌いな抹茶味を選んでしまったり、バイト先で商品の色が判らなかったりするなど、日常で少しの不自由をしながら暮らしています。 そうしたこともあり、見える色が少ないということは一般的にはハンデと思われるかもしれません。しかし、そうして世界を見ている蒼太だからこそ伝えられるもの・表現できるものも存在するはずです。そこへ近付いていく過程を見ると、嬉しさを感じずにはいられません。これから先、蒼太たちが表現していくものや関係性によって生じていく感情の色合いが楽しみです。 余談ですが『髪、愛でる君。恋、知らぬ私。』といい、文川あやさんは黒髪ロングヒロインが魅力的なのも個人的推しポイントです。たまらんなぁ転がる姉弟 森つぶみstarstarstarstarstarさいろく皆いろんな経験をして大人になったと思うんだけど、自分にもこういう時あったなぁって思い出したり、そうだねよかったねって感情移入したり出来るハートフルな作品。 兄や姉の人たちは最初からお兄ちゃんお姉ちゃんとして生まれてきたわけじゃない。そういう当たり前の事にも気付かされますね。俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件14巻まで刊行3.67starstarstarstar_halfstar_border著者:裂田秋乃かかし他1名結局は自分次第ってことかな。お下がりのオンナ 井上和郎 舞方パークstarstarstarstar_borderstar_borderPom 伊勢さん、少し行動が意味不明なとこはあれど(途中、巴と誉の関係にヤキモチ妬いた言動するあたりとか)最終的にあっさりと身を引いて、やはりかっこいい女性で終わった感じかな〜。 お下がりのオンナって、えっ!って思うけど、読んでみるとそこまでの驚きはありませんでした。 ただ巴と誉の出会いは、個人的に偶然であって欲しかった〜 まぁでも巴がすごく懐深い素敵女子でハッピーエンドのラストで良かったです。新連載その蒼を、青とよばない 文川あや名無しなんか空気感が良い 今後の話が楽しみ色弱の大学生がカメラを始める物語その蒼を、青とよばない 文川あや名無し冒頭、良い雰囲気でこの二人がどう関わっていくのか楽しみな始まり方でした。 コンプレックスとどう向き合っていくのかは自分一人ではなく他者との関りが必要で主人公にとって大事な出会いだったのかな? 今後、色弱の主人公がどうやって色やカメラに関わっていくのかやコンプレックスに向き合っていくのか楽しみです。結末の想像がつかない三角関係 #1巻応援紺青の恋 藤原撫子starstarstarstarstar_bordernyaeこれは本当に三角関係といっていいのだろうか?しかも3人の間にあるものが純粋な恋愛感情とも言い切れない感じ、非常に興味深い。3人の関係の行く末が全く想像できなくておもしろいです。 30代にもなって、自分のこの気持ちが恋なのか否か?を迷うことなんてあるのだろうかと少し不思議でもありましたが、人の心というものに敏感であるが故の迷いなのかもな、とこの漫画を読んで気づきました。 どんどん複雑になっていく関係性だけど、(今のところは)全くドロドロしてなくてむしろちょっと爽やかです。でもかなり続きが気になる終わり方をしているので2巻がとにかく待ち遠しい。ラストがどうも…ブランクスペース 熊倉献starstarstarstar_borderstar_borderかしこ予報にない雨が降り始めた日に1人だけ濡れてないクラスメイトがいた。彼女は頭の中で組み立てて創り出した他人には見えない透明な傘を差しているという。そうして構造が分かっているものなら何でも創れてしまうエスパーのスイちゃんがある事件を巻き起こしてしまう…という話です。 主人公2人の出会いにワクワクしたのも束の間、進級で違うクラスになってしまいスイちゃんが孤独にいじめに耐えてる姿を見るのは辛かったです。でもそこからのテツヤ誕生にはテンションが上がりました。最後はキャラも増えて大団円で終わったけど、ショーコの魅力が伝わりきらないまま終わったように感じたな…。個人的は2巻が好き!復讐の連鎖か、それ以上なのか #1巻応援最果てに惑う モモヤマハト兎来栄寿成年向け雑誌でも一般誌でも活躍しているモモヤマハトさんによる一般誌最新作。 モモヤマハトさんは何と言っても心を抉るような展開を得意としていますし、本作も1話からそういった方向へと疾駆していく設定です。 7年前に最愛の妹である由里が強姦され自殺してしまったことを受け、犯人である塾講師を殺して刑務所に入っていた主人公・一馬。出所後、既に生きていることに未練はなく、すぐに由里のもとへ行こうと思っていたところで殺した男の娘と思しき少女・椎花と出逢い関係を持ち始めていきます。 死ぬつもりだったにも関わらず母親からは 「あなたは十分苦しんだ これからは自分の幸せだけを考えなさい また家族で一緒に頑張っていこう」 と精一杯の笑顔で生を願われ、そして自分が憎むべき仇であろう椎花と逢って精神がグチャグチャになる主人公とその行く末が見どころです。椎花は椎花で他にもいろいろな背景があり、どこに進むにしても地獄。 今回は表紙絵も綺麗で売れ感もありますし、モモヤマハトさんのラフな線が重なって味になっている絵が好きです。 精神的なダメージを負うのはほほ確実としても、サスペンスとして続きが気になる構成です。今までの作品が好きだった方も、そうでない方にもお薦めします。のんちゃんとアカリの感想 #めちゃくちゃおもしれー もっと人気出てほしいなのんちゃんとアカリ 日日ねるこ名無し・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 毎回大爆笑!! これ今よく予告編を見かけるホラー映画のAI人形ミ〇ガンの先行ってるんじゃね?!のんちゃん+アカリ=ミ〇ガン ・特に好きなところは? のんちゃんのツンデレぶりが良い。アカリのぶっ飛びぶりも。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 今さらだけど、もっと話題になってもいいと思う。 たぶん無理だろうけどアニメ化したら面白いだろうなー。仕事で出会った二人の男性との奇妙な三角関係紺青の恋 藤原撫子名無し仕事もしっかりこなし趣味もあって満たされた生活を送っていた32歳の主人公・慈が、仕事のつながりで同い年の男性二人と知り合う。気さくで話も合う"ひじりくん"と、いつもひじりくんのそばにいるクールな"伊野さん"。ふとしたときに、ひじりくんに対する自分の感情と伊野さんの感情に気づいた時に、奇妙な三角関係が生まれそうな気配がしたのでした。ドロドロするのか、それとも淡々と進むのか。気になります。刑期を終えて出会った少女の正体は最果てに惑う モモヤマハト名無し※ネタバレを含むクチコミです。ほのぼのしつつ意識改革をふたりでおかしな休日を 伊藤正臣野愛真面目なトシくんと陽気なゴンちゃん。 お菓子作りが趣味のトシくんが、体型を気にするゴンちゃんのためにヘルシーなスイーツを作って食べるお話。 自然体で仲良しな2人に癒されつつも、ゲイカップルならではの視点にいろいろ考えさせられます。 差別意識も偏見もないつもりでも、何気ない質問や会話に無意識の決めつけがあったりするんですね。 トシくんの同僚こずえさんのナチュラル失礼ムーブを見ていると、自分も気をつけないといけないなと思います。 美味しいお菓子とかわいい2人にほのぼのしながら、自分の意識を改めさせられる素敵な作品です。なんだかすごい「余白」の話ブランクスペース 熊倉献さいろく最終話を読み終わって映画を一本観たような感覚になれた。 充実感の得られる作品でした。 このぐらい完成度高い作品だと人にオススメしやすいし、ちょうどいい長さでもある。 読みやすいと思うしぜひ読んでみてほしい。心があたたかくなる、冬に読みたい1冊 #完結応援あかり 小日向まるこstarstarstarstarstarnyae連載時から読んでいて単行本を心待ちにしてました。タイミングを逃して最終話だけ読んでなくて、単行本で無事に最後までしっかり見届けられました。 物語のメインは「あかり」という女性とステンドグラス作家の篝が出会ってからの話ですが、あかりや篝(と息子)の過去の話がとくに印象的です。ステンドグラスですから多くの色が話の中にも出てきます。白黒の紙面からどんな色だろう、きっとこんな感じかな、とイメージするのが楽しいです。終盤にあるフルカラーの見開きで表現している場面では、今まで自分の頭に思い浮かべていたものが目の前に現れたような気持ちになり感激でした。 余談ですが白にもいろんな色がある、というところで某「白って200色あんねん」が脳裏をよぎってしまったことは紛れもない事実である。やたら解像度の高いクリエイター群像劇それでもペンは止まらない 熊田龍泉mampuku少女漫画と萌え漫画の中間のようなタッチでキャラをいきいきと美しく見せつつ、コメディ寄りにがっつりふざけながらもストーリーは骨太で面白い。何よりひたむきな主人公がバチクソに好み。程よいタイミングで5巻完結。いい漫画でした。 4巻のこの構図、すごく既視感あるのでなにかのパロディかと思うのですがどうしても思い出せない……想像力の物語 #完結応援ブランクスペース 熊倉献starstarstarstarstarNano完結巻発売されたら一気読みしたいと思ってとっておいた作品です。 自分の想像したものが現実になったらどうなるんだろう。みたいな話。 学校や職場が爆発しないかな~なんて、誰もが一度は考えたことあるはず。 スイちゃんはそんな想像を現実にしてしまう力を持っている。 最初は傘作れるなんてめちゃ便利やん!ショーコはアホっぽくてスイちゃんは冷静で大人っぽくていいコンビだな~と思ってたけど、だんだん不穏になってくる。 想像力って無限大で素晴らしいかもしれないけど、だからこそ怖いな…と初めて思った。 ラストすごいよかった…うまく言えないけどとにかくよかった。 ラストスパートの盛り上がりも最後の数ページもすごく好き。いい作品に出会えた。ステンドグラスの光の描写に感動あかり 小日向まるこ名無し子ステンドグラス職人のおじいさんは最愛の妻を亡くしたショックでスランプになっていた。疎遠になっている一人息子は葬式にも来ず、孤独によって卑屈になってしまったおじいさんはこのまま職人を辞めようとしたところに…息子が離婚してから会っていなかった孫娘のあかりが訪ねてくる。ステンドグラスに興味を持った孫娘との交流によって元気になっていくおじいさんだったが、実はあかりには秘密があって…というお話。あかりの秘密がなかなかの衝撃だったのでハラハラしましたが、結末はステンドグラスの灯りみたいに優しくてホッとするものでした。 ステンドグラスを通した光の描写が美しくて本当に感動しました。いつもと使われている画材も違うような気がしてこだわりを感じました。後書きによると小日向まるこさんのおじいさんが実際にステンドグラス職人だったそうで、セリフやストーリー以外でもそういうところに想いが込められているのかもしれません。愛を糧に蛇になって戦う君の戦争、僕の蛇 中野でいちさいろくオロチと呼ばれる生体兵器を体内に移植されて生きられた検体、モルニエ。 モルニエの原動力はバディとされる恋仲相手の血液を摂取することでオロチを発動(?)することができ、襲いくる敵と戦う。 ヒーローズっぽいところもなんとなくあるような? 描写がちょっとだけストーリーの重さに追いついていない感じが否めないけど、絵柄には特徴がありそこが味になっていて割といい。 あと読みやすい、これ大事。朝日新聞ウェブサイトの人気連載がコミカライズ東京の台所 大平一枝 信吉nyaeタイトル見ただけでは全く気づかなかったですが、読み始めてハッとしました。この連載、すごく好きで一時期めちゃくちゃ読んでました。普通の一般の方の台所と、その方に人生とか生活にまつわる取材をして記事にするというものなんですけど、これが本当に面白いんですよ。まさかその連載が漫画になるとは思わなかった。web記事では取材を受ける方の顔は出てこないので読み手の想像力が広がるんですが、漫画では登場人物のキャラクター性が強く出るので、web記事の楽しみ方とはまた違いますね。これを機にweb連載自体もまだ続いてることが知れたので、また読もうと思いました。 https://www.asahi.com/and/serialstory/tokyo-daidokoro2/おかしと共に過ごす大切な2人の時間 #1巻応援ふたりでおかしな休日を 伊藤正臣sogor25この作品は、不動産屋を営んでいる山村俊光と、介護士をしている椿坂権太という4年間同棲しているカップルの日常を描く作品です。 きっちりした性格の俊光と おおらかだけど大雑把な権太の同居生活には、いろんなすれ違いやいざこざが生まれるのですが、そんな2人の間を繋いでくれるのが、俊光が趣味で作るスイーツを2人で食べる"おやつ時間"。 様々な出来事が起こる2人の日常を、毎話登場するスイーツと"おやつ時間"が優しく包み込んでくれている、そんなほのぼのとした作品です。 また、実は俊光は権太との同棲を職場では秘密にしていて、そんな彼とLGBTという言葉に変に興味を持っている従業員のこずえとのやりとりにはちょっとドキッとする瞬間も訪れる、そんな一面もある作品です。 1巻まで読了。現実世界の不思議な話。ブランクスペース 熊倉献starstarstarstarstar干し芋空想したものが、作れる力を持ったスイちゃん。スイちゃんにしか見えない透明なものだけど、周りの人は、音で気づくこともある。 いじめを受けているスイちゃんは、空想の世界で、作ったハサミや、カッターでじぶんを傷つけるようになっていた。そして、更には、巨大な斧を作り出そうとしていた。それに、気づいたショーコは、彼氏を作ったらと提案するのだった。そして、ついにスイちゃんは、作り出してしまったのだ、彼氏を・・・。 その他に、古本屋にあった『わが空白』という本を巡っての空想と現実の入り乱れた世界観が、今後、スイちゃんの作り出すものと同リンクしていくのか、楽しみ。 読者は、頭を使いながら空想する楽しみを教えてもらっている感じ。 2巻まで読了。和む。。転がる姉弟 森つぶみむPrime readingのジャケット買い、というかジャケットで選びまして。 可愛いしほのぼのしてるし好きな感じでした。 連れ子同士の結婚で新しい家族ができるぞという始まりなのですが、全然重くなく、クスッとするような微笑ましいようなテイスト。 弟くんがすごくデフォルメキャラクターなのがいいですねw 見守りたい気持ちになります。<<12>>