ある雨の日、女子高生の狛江ショーコは、同級生の片桐スイが不思議な力を持っていることを知る。ふたりの出逢いをきっかけに、やがてひとつの街を巻き込んだ『空白』をめぐる物語が動き出す―――。
完結巻発売されたら一気読みしたいと思ってとっておいた作品です。
自分の想像したものが現実になったらどうなるんだろう。みたいな話。
学校や職場が爆発しないかな~なんて、誰もが一度は考えたことあるはず。
スイちゃんはそんな想像を現実にしてしまう力を持っている。
最初は傘作れるなんてめちゃ便利やん!ショーコはアホっぽくてスイちゃんは冷静で大人っぽくていいコンビだな~と思ってたけど、だんだん不穏になってくる。
想像力って無限大で素晴らしいかもしれないけど、だからこそ怖いな…と初めて思った。
ラストすごいよかった…うまく言えないけどとにかくよかった。
ラストスパートの盛り上がりも最後の数ページもすごく好き。いい作品に出会えた。
ある雨の日、女子高生の狛江ショーコは、同級生の片桐スイが不思議な力を持っていることを知る。ふたりの出逢いをきっかけに、やがてひとつの街を巻き込んだ『空白』をめぐる物語が動き出す―――。