風呂マンガの感想・レビュー54件<<123>>顔面がイケメン!ババンババンバンバンパイア 奥嶋ひろまさ名無し吸血鬼ものにハズレなし。という持論があるのですがこちらも例に漏れず! それにしてもイケメンですね、描かれる男性キャラが本当イケメン。 吸血鬼×銭湯は未だかつて誰も書いてない気がします。 そんで欲するはまさかの18歳童貞の血! 面白くて絵がうまくてほんと、好きです…。全裸ガスマスクガール野湯ガール 吉田史朗 麻生羽呂野愛いきなりの全裸ガスマスクガール。 ド変態殺人鬼みたいな出立ちだけど、有毒ガスが充満する野湯に入るためなら仕方ない。 雪山を突き進むのも野生の熊と出会うのも野湯に入るため。 尋常じゃない野湯への愛ももちろんですが、身体能力高すぎでスタイル抜群のハイスペック美女なのに目立たないように生きてる主人公のヒバリに興味が湧きました。 温泉いいな〜わたしも野湯入りに行こう〜とはならないけど、ひとつのことを変態的に極めてる人を見るのは面白いですね。 全裸ガスマスクガールを描きたいから野湯がテーマなのかな?と捻くれた見方をしてしまったことを謝りたい。23区で余すことなく銭湯巡り東京23区 女ひとり風呂 小沢カオルさいろく東京育ちの自分としては特に銭湯好きなわけじゃないけど馴染みや行ったことのある銭湯がいっぱいあるのを思い出しました。 そのうちの1件しか紹介はされていなかったけど、銭湯だけじゃなく周辺地区のレビューも兼ねているのがいいところ。 北区の銭湯では清野とおる先生が出てくるよ!連載再開&2巻発売してくれ〜エルフ湯つからば 西義之nyae※ネタバレを含むクチコミです。厳選!読んでほしいこのマンガ虐殺ハッピーエンド著者:宮月新向浦宏和完結全8巻作品情報はこちら変態かのように見えて野湯ガール 吉田史朗 麻生羽呂さいろくただの変態です。 野湯マニアは秘境のような険しい場所にあるという野湯(人が入れるものであれば何でも良いんだと思う)に浸かりたがる。 いや、浸かりたガール。 可愛い恥ずかしがり屋の露出狂痴女っていう謎設定になりますが可愛いのでいいと思う。 そういやこれ、登場する野湯は実際に存在するものなのだろうか…?「まんだら屋の良太」を読み始めたけど…まんだら屋の良太 畑中純starstarstarstarstar_borderかしこ九州の山奥にある温泉旅館「まんだら屋」が舞台のお色気漫画です。色恋沙汰って言うとちょっと綺麗に言いすぎてるなって思うくらいエロのインパクトがすごいです。決して子供には見せられませんが、大人が読むと不思議といやらしいとは感じない作品だと思います。 文庫版で買ったんですが、文庫版は売れ行きが良くなくて途中で出版中止になってしまったんだそうです。最終回がどうなってるのか気になるけど、50巻全部読むべきか迷ってます…。文庫版では青木雄二が「畑中純さんの漫画を読んで僕も大人の鑑賞に耐えうる漫画を描きたいと思った」と語っていました。コロナ禍とサウナマンガ サ道~マンガで読むサウナ道~ タナカカツキ名無しコロナ禍になって感染者出始めの時に温泉行ったきりサウナには行けてません… 入り口にサウナ禁止と書いてあった様な 黙浴 今週のサ道もコロナ禍寄りな内容でした。こんな世の中だから人の言動にピリピリしがち! もっとおおらかに生きようぜ〜なサ道スタイルが好きです またサウナ行きます!超カワイイ東京銭湯案内!おんな湯にっき ふじたみきあうしぃ@カワイイマンガこちらは東京に実在する銭湯・温泉を巡るコミックエッセイ風な一冊。登場人物は架空キャラですが、きちんとした情報と絵で丁寧な紹介がなされ、読み応えあり。 とにかく、絵がとても良い! 緻密なペン画は味があり、扉や巻末のパース図風イラスト、手描き地図など、コミックエッセイの楽しい部分を美しく。そして女性キャラの、低い頭身に柔らかい肉感……これが意外にも情緒を増す! 19もの店舗の紹介に、銭湯文化の豊かさと地元の人情を織り込む充実ぶり。例えば『ふろラン』に登場する二つの銭湯がこちらでも紹介されていますが、ああいった情緒を味わいたい方には、うってつけの一冊です。大人の青春、風呂三昧!ふろがーる! 片山ユキヲあうしぃ@カワイイマンガ大人の女性が「お風呂」を通じて交友を広げていく、とても弾けた物語。第1話の「孤独の風呂グルメ」的な雰囲気からの大きな変化に、読んでいてトキメキを抑えられませんでした。 主人公は人との交流を断ち、一人風呂を楽しむ為に生きる女性。しかしお風呂への探究心は行動範囲を自然と広げ、人と出会い、深く交流し始める。人との出会いで起こる主人公の「変化」は、お風呂に入る瞬間に綻ぶ顔の様に華やかで、極上のカタルシス。 それに加えて家風呂から銭湯、温泉地等、様々なお風呂の楽しみ方も知れて、かなり中身の濃い作品。コマ割りもかなり細かく、片山ユキヲ先生の細密な絵も情報量が多い。それでいて、主人公達のカタルシスに向かう勢いでぐいぐい読ませる。 登場するのは女性ばかり。男性はほんの端役でしか出てこないので、百合ではないけれども百合好きさんでも楽しめるかと。 お風呂で紡ぐ、大人の青春物語。テンション上がる〜!風呂ランJD本気で得る至福! #1巻応援ふろラン 石田裕揮あうしぃ@カワイイマンガ実はこの作品の前に『ゆめぐりっ!』という作品を読んだのですが、同じ東京下町の銭湯を楽しむ女子を描いて、こうも雰囲気が違ってくるのかと驚きました。 細かなペンタッチで描かれる下町と、そこを走ったり湯船で緩んだりする女子大生の肉感には、ふんわりキャッキャした『ゆめぐりっ!』とは違う、しっとりとした手触りがあります。 二人の女子大生は、銭湯を走って訪れる「風呂ラン」に興じる。風呂ランについてはネットでも知れるのですが、この作品でしか分からない事がありました。それは…… 走った後、湯船に入る瞬間の感覚。 それがひどく面白そうなので、ちょっと風呂ラン、試してみたくなるじゃないですか! 二人のランはかなりハードそう。しかしそのハードさからしか得られない至福がある。そして初心者女子の、上級者に追い付き並走したいという向上心が、意外にも熱い。どんな所でもついていく!だなんて百合百合しい……。 更に風情ある街の描写も多く、街歩き漫画の派生種としての楽しみ方も。何とも贅沢な一品なのです!銭湯と台詞でのぼせて近づく! #1巻応援ゆめぐりっ! いしいゆかあうしぃ@カワイイマンガ銭湯の娘・ゆの、同じ学校のお嬢様・巡、ゆのの幼馴染・温季。三人の女子高生はゆのの家の銭湯に集い、湯船に浸かり、仲を深めていく。一冊通して、まるでお湯に浸かっている様な温かさを貰えます。 きらら系に特徴的な、心温まる台詞が優しいのですが、反面それで照れてしまうお約束も。それが湯船で繰り広げられるので、読んでいる方ものぼせる感覚が味わえます。 1巻では家の銭湯の他スーパー銭湯に行き、2巻では温泉に行くらしいのですが、お風呂知識的な事よりは、裸の付き合いを通じて三人の関係性がグングン縮まっていくのを、温かく見守る作品だと思います。 舞台は東京浅草。古い銭湯は勿論、浅草寺や観音通り商店街など、雰囲気のある風景にカワイイキャラ達が楽しそうに馴染んでいるのが、とても良い感じです!男子高校生2人の趣味は…銭湯巡り!入浴ヤンキース 奥嶋ひろまさたか読む前からわかってたけどやっぱ面白れ〜〜…!!新連載のたびに「ヤンキー漫画の名手」と表現される奥嶋ひろまさ先生ですが、今回読んでやっぱりヤンキーをかっこよく描く天才だなとあらためて思いました。 タイガー&ドラゴン(懐かしい)と呼ばれている主人公2人のよく喋る方・竜哉の、畳み掛けるような銭湯レポートがたまらない…!成り飯でファンになった自分は「これだよこれ…!!」と思わずニッコリしてしまいました。奥嶋先生の描くギャグシーンは毎回ボケがいいんですよね…かわいくて優しい。 そして「イケメンが風呂に入ったときにやってほしいカッコいい仕草」と言えばアレしかないと思うんですけど、それをバッチリ見せ場を作ってやってくれて「は〜〜!もう最高…!」という感じ。 しかもそのカッコいいシーンの見せ方がやりすぎてない、自然なところもまたいい。露骨に描きすぎると意図的なサービスシーンになってしまい「媚びてる」と感じるものですが、それがない。あくまでキャラの「カッコいい見せ場」というレベル。その匙加減が素晴らしい…! 2人が次にどんな銭湯に行くのか、今からメチャクチャ楽しみです。 【追記】現在、奥嶋先生が作画を担当しているBL作品『同棲ヤンキー赤松セブン』1巻の表紙も銭湯ですごく素敵です。こちらもヤンキー高校生が主人公ですが、生活描写がとにかく生っぽい実写ドラマのような作品ですのでこちらもぜひ…! https://comic-action.com/episode/13933686331613282934人生とはサウナだフィンランド・サガ(性) 吉田貴司野愛日常とは忍耐の連続である。なんやかんや耐えながらわたしたちは今日を生きている。 耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、浸かる水風呂の気持ちよさを知っているからなんとか今日も生きているのです。 人生とはサウナなのだ、と教えてくれるのがこの作品。 サウナチャンピオンの本庄は常に耐えている。チャンピオンであり続けるというのは耐えることなのだ。 甘酸っぱい記憶も、迷える人々も、心地よい水風呂も、すべてを背負いながら本庄は耐え続ける。 本庄が耐え続けている限り、わたしたちは前を向いて進むことができるのかもしれない。 耐えるとは止まることなのか。耐えるとは振り返ることなのか。耐えるとは進むことなのか。 わからないけれど、明日はやってくる。わからないけれど、きっと本庄は耐えているし、わたしたちも耐えていることだろう。もはや1人鉄腕DASH…! 1949年から始まる温泉旅館物語漫画 黒川温泉新明館 柴田敏明ぺそ1949年の熊本県黒川温泉。温泉旅館・新明館の長男である主人公の哲也さん(19)は暮らしを支えるため学校を辞め、家業の他に近所の農作業や土木作業をして働いている。ちなみに19歳というのは数え年なので今で言う17歳です。 道が舗装されていない、バスが通ってない、ズックが貴重だから普段はわらじ、家族10人暮らしで家にラジオがない、林間学校の生徒たちが米を持参してくる、家族で晴れ着で百貨店に出かける…というのが当時の暮らしぶり。 家でわらじを編んだり道がまだアスファルトじゃなかったことは、父や祖父から聞いた昔の話と重なり実感を持って読むことが出来ました。 温泉を引くための配管もまだ竹で高熱に耐えられないので4・5カ月に一度新しいものに替えなくてはならず、山から竹を取ってきて節を抜いて設置するのも哲也さんの役目。 そのことについて「わしは長男じゃからあたりまえばい」というセリフがあり、山道を2俵(120kg)の米や石炭を「おいこ」で運ぶ姿とあいまって「リアル炭治郎だ…」と、なんだか感じ入ってしまいました。 https://togetter.com/li/1612718 常に自分たちの温泉を良くしようと考えている哲也さんは両親に呆れられながらも、露天風呂から見える裏山の竹を切ってツヅジやサツキを植えたり、岩肌をノミで(!)彫って洞窟温泉を作ったり…。 向上心が強く勤勉な哲也さんの姿に頭が下がる思いがします。 新明館そして黒川温泉が今後どうなっていくのか続きが楽しみです。 【現在の新明館の公式サイト】 https://shinmeikan.jp/spa/人生が染みるお風呂オムニバス漫画おふろどうぞ 渡辺ペコ名無し渡辺ペコさんの短編ってすごく面白いですよね。この「おふろどうぞ」はお風呂が舞台になるオムニバス漫画です。色んな事情がある人々がお風呂に入ります。シリアスな環境にある人もたくさんいるのですが、淡々と丁寧にストーリーが進むのでネガティブな感覚には全くならないです。素っ裸になると人って弱さも丸出しになるんだな〜と思いましたが、そういう人に対して渡辺ペコさんの視点がとても優しいんだってことに今気づきました。個人的に一番好きなのは熟年不倫カップルが連れ込み宿で一緒にお風呂に入る話です。二人は大学時代からの付き合いで、理由は分からないけど結婚には至らなかったし、お互いに家庭も上手くいってるけど、今も大事に続けている関係で…というお話です。人生って深いいなと思いました。水分補給は忘れずに極上!サウナめし 橋本智広野愛サウナは好きと言えば好きなんですが、5分くらいで出たり入ったりしちゃうのでまだ真の魅力までたどり着けていないなあと思う今日この頃。正直なところ、お風呂のほうが好きです。 でも昨今空前のサウナブームだしちゃんとした楽しみ方を知ればもっともっと気持ちよくなれるのではないかと思っています。 こちらはまさにサウナのハウツー本といった感じですね。 サウナ〜水風呂の入り方、全国各地のサウナ情報、近隣のグルメなど、ちょうどいいテンポでちょうどよく紹介してくれます。サウナのあとのビールは最強に魅力的!!! そしてプロ熱波師にして「サウナそのもの」という異名を持つ井上勝正氏も登場しています!! 実際のサウナ内での熱波を受けたことはないですが、プロレス会場で井上勝正氏の熱波を受けたことはあります(ただのプヲタの自慢)。サウナじゃなくても熱波は熱いのです。 わりと気軽に行ける範囲に魅力的なサウナがあるんだなあということを知れたので、今度こそ「ととのう」体験をしたいなあと思ったのでありました。 ドラマ化やぞ〜!マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~ タナカカツキ名無し画像はモーニングより 今週のモーニングでストレス溜まってる方が整った時ひとしおって言ってた 自分どうしても水風呂入れないんだけど今度試してみようかしら…温泉に浸かると心身に染みるのは何故だろう。ゆとのと 泉紗紗Pom 大阪の湯阪温泉が舞台のお話。 経営の話かなと思いきや、湊を主にして、家族の話、恋愛も少しだけあってドロドロ話ではなかったからサラーっと最終巻まで読めた。 湊のお父さんの成長、湊との関係の変化が如実に現れていてよかったなと。 何よりも温泉まで足を運ぶこと、の意味を教えてくれた漫画だった。水風呂のよさを知る人は共感度が高いはずお熱いのがお好き 大町テラスかしこサ道、湯遊ワンダーランドに続くサウナ漫画の登場です。サ道は元祖サウナ漫画だしサウナを学びたいなら先ずこれを読めって感じ、湯遊ワンダーランドはサウナ好きじゃなくても読んだらハマる面白さ、お熱いのがお好き?はサウナ気持ちいよね!を素直に共感できる漫画でした。 主人公がアラサー女子なので最近よくある妙齢女子のモヤモヤお悩み漫画っぽい印象を持ちがちなんですけど、これって自分がサウナにハマってないからそう感じるんじゃないかな?と思って読んだ後にサウナへ行ってみたんですよ。やっぱりそうでした。水風呂のよさに目覚めるとめちゃくちゃ共感度が上がります。 サウナはお肌ツルツルになるけど髪はパサつくからヘアオイル持ってた方がいいよ〜!とか、いつもカバンに入れて持ち歩いてる最低限のお風呂セットの中身とか、友達みたいな感覚で教えてくれるのもいいですね。さっそくマネしようと思います。秋本治は何書いても面白いないいゆだね! 秋本治マンガトリツカレ男こち亀で女性キャラは多くなってから秋本治の漫画はちょっと敬遠していたんだが、「ブラックティガー」といいこの「いいゆだね!」といいやはり面白いな。 爺さんのノリが、こち亀を思い出す。 こういう新作もいいけど、単行本未収録をまとめた短編も出して欲しいぜサウナ流行ってきたなぁという印象マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~ タナカカツキむおじいちゃんおばあちゃんしか入ってないサウナ、そんなのもう古い。 若い人もサウナ行ったスパ行ったと言っていて流行ってきたな〜という今日この頃。おすすめしたいこの一冊!私もスカイスパyokohamaとか行ってみたい〜!最近のサウナ本当おしゃれなんですね。 自律神経を整えて、老廃物を出して言ってみたい「整いました!」サウナへの関心が数百倍になるマンガ サ道~マンガで読むサウナ道~ タナカカツキにわか※ネタバレを含むクチコミです。風呂とは温泉とは何か、ということを真面目かつリラックスに問う漫画風呂人 立澤克美 大原利雄名無し※ネタバレを含むクチコミです。銭湯いいよねいいゆだね! 秋本治む温泉好きとしては銭湯マンガはチェックしたい…というわけで読んで見ました。まず銭湯とブラジル人女性の組み合わせの設定ずるくないですか!対極なものを結びつけると面白いんですよね。ちょっとエロくて温泉へと卓上旅行したい、みたいな人には「温泉へゆこう!」をおすすめしますが温泉(銭湯)を舞台にした面白い話が読みたいって人にはこれ! 東京下町あまり詳しくないのですがその辺出身の方はノスタルジックな気持ちになるのではないでしょうか。「昼のセント酒」も合わせて。<<123>>