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銭湯の娘・ゆの、同じ学校のお嬢様・巡、ゆのの幼馴染・温季。三人の女子高生はゆのの家の銭湯に集い、湯船に浸かり、仲を深めていく。一冊通して、まるでお湯に浸かっている様な温かさを貰えます。
きらら系に特徴的な、心温まる台詞が優しいのですが、反面それで照れてしまうお約束も。それが湯船で繰り広げられるので、読んでいる方ものぼせる感覚が味わえます。
1巻では家の銭湯の他スーパー銭湯に行き、2巻では温泉に行くらしいのですが、お風呂知識的な事よりは、裸の付き合いを通じて三人の関係性がグングン縮まっていくのを、温かく見守る作品だと思います。
舞台は東京浅草。古い銭湯は勿論、浅草寺や観音通り商店街など、雰囲気のある風景にカワイイキャラ達が楽しそうに馴染んでいるのが、とても良い感じです!