名無し

自分はそれほど風呂とか温泉好きではない。
もちろん旅先での情緒ある温泉とかは
こういうのも良いなあとは思ったが。
けれど基本的には
「温泉なんて、水を汲むとか湯を沸かすとかが
 大変だった時代にはありがたかったもの。
 今なら一般家庭の風呂のほうが上等」
と軽視していた。
なので登山レベルに苦労しながら秘湯を探して
ガスマスクを装着してまで入浴するとか、
理解し難かった。
けれども第3話~第5話あたりで少しだけ
温泉にたいする考え方も変わった。

それだけに最終話の締めとなる話はとても複雑な気分になった(笑)。

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偶然の一致というか考えすぎかもしれないこと(笑)。

絵が綺麗だな、と思って読んでいたが、
作画の立澤先生が
井上先生(「スラムダンク」「バガボンド」等の作者)の
アシスタントを長らく勤めていた、
と後で知って納得。
井上先生って葉っぱの一枚一枚まで丁寧に描く先生ですからね。

それともう一つ。
井上先生の「スラムダンク」は大ヒット漫画で、
ヒット要因はいくつもあるとは思う。
けれど個人的にスラムダンクのヒットした要因の一つに
スポーツ漫画ゆえに登場人物のほとんどが
派手に汗をかきまくっているシーンばかりだったが、
それでいて
「汗をかきまくっているのに汗臭くない絵柄」
も、ヒット要因の一つにあると思っていた。
漫画なんだから汗臭くないのは当たり前だと
言ってしまえば終わってしまうが、
通常のスポーツ漫画以上に汗をかきまくっている
シーンが多いのだけれど、それがほとんど
わずらわしくなかった。
と、個人的には好感を感じていた。
なので、その井上先生のアシスタントをしていた人が
描いた温泉漫画ということで、
「なるほど、それでお風呂漫画んしては
 汗くささがなくて良かったんだ」
と改めて納得した。
温泉漫画ってそれなりにあると思うけれど、
登場人物のかく汗が汗臭かったら台無しになると思う。
立澤先生自身や編集者がそこまで考えて
連載を決定したかどうかはわからないが、
個人的には凄く納得している(笑)。

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ダウト

ダウト

トップは早く、高く。バットは上から叩け… 学童野球を舞台にお父さんコーチと子どもたちが「野球の常識」に立ち向かう。桑田メソッドをわかりやすくちりばめた、野球のタシナミ現代版! 野球マンガの新しいカタチを立沢克美が描く!!

風呂とは温泉とは何か、ということを真面目かつリラックスに問う漫画にコメントする
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