ここは京都のど真ん中にある花街。舞妓さんたちが深夜、お仕事を終えたあと帰ってきて、共同生活を送っているのは、「屋形」と呼ばれるおうちです。とある屋形で「まかないさん」として舞妓さんたちに毎日の食事を作っているのは、なんと弱冠16歳の少女・キヨ。彼女がまかないさんになったのには、ある意外な理由があって――。華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれます。
銀座の女帝・彩香の娘として育った明日香。名門の娘が多い私立校で水商売の娘と蔑まれ、鬱積した不満を抱えていた。女帝の母にも反抗。憧れは祇園の舞妓に…。そんな時、育ててくれた安西のお婆ちゃんが死に、明日香の心に穴が空いてしまう。相談した菱和会会長の伊達に「ママに反抗するなら、ママの手から離れてお前の力で生きろ」と言われて決心、十七歳で家出して京都へ出た。祇園甲部にある屋形を兼ねた茶屋の『よし野』に入ろうとするが、身元のしっかりした者でないと駄目だと断られ、母を頼れない明日香は、伊達のもとに…。名作『女帝』の、続編がリリース!彩香の娘・明日香の新たな女帝伝説が始まる!!
幼くして置屋(おきや)の女将(おかみ)に見初められ、祇園にやってきた少女。少し風変わりなこの娘が、やがて「百年に一人」と噂される舞妓・咲也(さくや)となる!!華やかな女いくさの幕が開(あ)く!!
大和和紀先生に自伝を漫画化してもらえるってすごい
芸妓の世界
中学三年の相原琴美はサッカーが大好きで、女の子らしさゼロのスポーツ女子。そんな彼女が修学旅行で訪れた京都で「舞妓」という職業を知り、舞妓姿を体験する。自分とは真逆のはんなりとした舞妓姿にこの上ない魅力を感じた琴美は、周囲の驚きをよそに舞妓になることを決意!伝統ある京都・祇園で琴美の壮絶な舞妓修行が始まるのだが…。大ヒットシリーズ『女帝』の倉科遼が現代花街を舞台に贈る本格舞妓ロマン!
明治期、芸妓の雪香と男衆として祇園で働く吉蔵。それぞれの想いを秘めたまま、時代は日露戦争、大正、昭和へと移ろいゆく――。
①舞妓のすーちゃん、屋形のまかないさんのキヨさん、そして二人の幼馴染・健太の三角関係はその困難さにも関わらず「良い関係」に見える。 ②すーちゃん→健太、健太→キヨさんの想いはあるのに、すーちゃんとキヨさんの強すぎる結びつきがロマンシスとして、とてつもなく強い! ③初詣や雪かきなど三人のエピソードは青森の冬に結びつく。そして三人が京都で再開するのも、冬のはしり(11月か12月) #マンバ読書会 #いい冬のマンガ