「どうやらあいつは女の服を着ていると俺に抵抗できない」純粋かつ扇情的な、女装男子との恋。渋谷区宇田川町。人通り多い街中で、同級生・八代(やしろ)の女装姿を目撃してしまった百瀬(ももせ)は、その日から毎日、「あのこ」のことを考えてしまう。一方、そんな百瀬の様子に戸惑いつつも、熱の籠もった目線をそらせない八代は渡された女子高の制服に袖を通し、彼の前に立つが───。臆病な女装男子と、一途すぎる男子高校生の不器用で青いラブストーリー。描き下ろし収録!
咎狗の血
極限状態の下で男たちが出会うのは―運命。第3次世界大戦から5年後、東西に分断され、いまだ復興がままならないニホン。かつての首都トウキョウは「旧祖」と呼ばれ、ドラッグの蔓延する無法地帯となっていた。イグラ―それは退廃した街トシマで行われる殺人可のバトルゲーム。殺人の罪で拘束されたアキラは、無罪放免の条件を果たすため、イグラに参加する。アキラを待つものは死かそれとも…!?
やたもも
生活能力ゼロ、究極ビッチでクズでろくでなしモモ。オカン系男子で面倒見のいい純朴青年、八田(やた)ちゃん。公衆トイレでの“事後処理”中という最低最悪の出会いから、八田ちゃんの人の良さにつけこんで、家に転がり込むことになったモモ。彼と過ごすうちに、ろくでなしなモモに少しずつ変化が…。そんな矢先、モモの過去のパトロンが表れて――。エロコメディ!なのに胸を抉る切なさもある、はらだワールド炸裂の1冊!
純情
ライターの戸崎は、取材で偶然、高校時代の初恋の相手・倉田と再会する。覚えていないだろうと戸崎は思うが、倉田は自分のことを覚えていた。その夜飲みに行く事になり、当時の気持ちを暴かれた戸崎は、戸惑いながらも倉田に抱かれる。しかし一度きりだと思った関係は倉田が望むことで続いていき、戸崎はますます倉田に惹かれて――。
…なんか変なコトしたくなるよ、お前…新しい職場に初めて出社した日、嶋はエレベーターで二日酔いの男と一緒になる。それが、新しい上司・外川との出会いだった。無遠慮で図々しいように見えて、気遣いを忘れない外川に惹かれる嶋だが、傷ついた過去の経験から、一歩を踏み出せずにいる。一方、忘れることのできない記憶を抱えながらも外川は傷つくことを恐れず、嶋を想う心を隠さない。好きだけど、素直にはなれない……不器用な想いの行方は?
ヘタレヤンキーの勢多川は、不良高校教師のコースケさんの生徒であり、舎弟だったりする…。憧れのコースケさんの言葉に、態度に、容赦なく振り回される勢多川。ガマンすればするほど欲しくなる、このキモチどうしよう?笑ってはしゃいで、ちょっぴり涙する教師×生徒の恋のお話。※著者あとがきは収録しておりません
優柔不断な性格が災いして不倫という「過ち」を繰り返してきた恭-。ある日彼の前に妻から依頼された浮気調査員として現れたのは、卒業以来会うことのなかった大学の後輩・今ヶ瀬だった。ところが、不倫の事実を妻に伝えないことの代償として今ヶ瀬が突きつけてきた要求は、「貴方のカラダと引き換えに」という信じられないもので…。くるおしいほどに切ない男と男のアダルト・ラブストーリー!
「一生、俺から離れられない体にしてあげますね」5年連続「抱かれたい男1位」の西條高人がついに首位陥落。その座を奪ったのは芸歴3年のド新人俳優、東谷だった…!敵意ムンムンの高人に対し、東谷は邪気のないキラキラ笑顔で懐いてくる。警戒心MAXの高人だったが、酔った勢いで東谷に醜態をさらしてしまってから立場が逆転!にぎられた弱みの交換条件として「抱かせて下さい」と迫られて……?「抱かれたい男1位だった俺を抱く?何言ってんだコイツ!!」な表題作と、ほかハイテンションドエロ読みきりを大量収録!
【女子から見たBL】街角や公園で今日も“彼ら”はヒミツの恋をする。それは、この世界のどこかにある小さくて尊い恋物語。ーー小学生のマナと守(まもる)の遊び場は古くて小さな公園。だれも来ないはずの公園に、今日は男子高校生が2人いた。優しそうなお兄ちゃんとコワモテのお兄ちゃん。毎日ベンチに寄り添うように座っている。あなたの隣で芽生える恋模様をおすそわけ。温かくてちょっぴり胸を締め付けるハートフルストーリー。
セブンデイズ
「俺とつきあってよ芹生」高校三年の篠弓弦は、月曜日の朝、弓道部の後輩である芹生冬至と校門で出逢う。学年を問わず女生徒に人気の芹生は月曜日の一番最初に告白してきた相手と必ずつきあい、週末に必ず別れると噂されている。一週間限定の恋人──弓弦の軽い気持ちから出た一言でつきあうことになったふたりだが…
テンカウント
「黒瀬くんといると、少しだけ普通の人になったみたいに錯覚する」潔癖症の社長秘書・城谷は偶然出会ったカウンセラーの黒瀬から、潔癖症を克服するための個人的なカウンセリングを受けることになる。10項目を1つずつクリアする療法を進めるうち、次第に黒瀬に惹かれていく城谷だが……?無愛想なカウンセラーと潔癖症の社長秘書、センシティヴな恋のセラピー。
紙の舟で眠る
俺の灯火 戦後、横浜。 元・天才脚本家の憬は、もう筆をとらないと決めていた。 脚本のモデルにした人物が、必ず不幸になるからだ。 ただ死を待っていたが、ある日、生きる理由が現れてしまった。 それは泥酔していた憬を、居候先の娼館で介抱してくれた燿一。 彼の無邪気さと妖艶さに、惹きつけられずにはいられず、どうしても燿一を書きたくなる……。 他の誰を犠牲にしても、何を犠牲にしても、 燿一だけは不幸にはしないと誓うが――。
鍵は開けっ放し、部屋は散らかり、ゴミも出さない。 そんなクズでろくでなしのモモが出会ったのは、面倒見のいい少年、八田。 「何でもするからしばらく住まわせて」と八田に頼むモモ。 しかし八田は絶倫で遅漏で巨根だった!! という、エロ良い話。 はらだ先生やはり良いな~さすがだな~という感じ。 モモが可愛くて愛しく見えてくる。 面倒見のいい八田ちゃんもすごくいい。一家に一台ほしい。