千里の道も 修羅の道編

せんりのみちみもしゅらのみちへん
ジャンル:スポーツ
最新刊:
2018/12/27
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千里の道も修羅の道編
千里の道も修羅の道編
大原一歩
大原一歩
渡辺敏
渡辺敏
あらすじ
メジャートーナメントで世界のトッププレーヤーと優勝争いを繰り広げた後、米ツアーのシード選手として活躍していた坂本遼だったが、突如スランプに陥り、いつしか米ツアーから姿を消した。それから数年後、日本で遼の名前が忘れ去られようとしてい頃に、彼の姿は日本のチャレンジトーナメントにあった。しかし、そこでも予選落ちを繰り返してもがいていた遼。ふとしたことからその姿を目にしたゴルフ雑誌のベテラン記者・石神は、彼の技術が衰えていないことに驚き、何故遼がスランプに陥ってしまったのかを探ろうとする。そんな石神に心を開かない遼……。再浮上はあるのか? 激動の新章スタート!
千里の道も 修羅の道編(1) 栄光から5年
メジャートーナメントで世界のトッププレーヤーと優勝争いを繰り広げた後、米ツアーのシード選手として活躍していた坂本遼だったが、突如スランプに陥り、いつしか米ツアーから姿を消した。それから数年後、日本で遼の名前が忘れ去られようとしてい頃に、彼の姿は日本のチャレンジトーナメントにあった。しかし、そこでも予選落ちを繰り返してもがいていた遼。ふとしたことからその姿を目にしたゴルフ雑誌のベテラン記者・石神は、彼の技術が衰えていないことに驚き、何故遼がスランプに陥ってしまったのかを探ろうとする。そんな石神に心を開かない遼……。再浮上はあるのか? 激動の新章スタート!
千里の道も 修羅の道編(2) 宿痾のイップス
かつてメジャーの舞台で活躍しながらも、極度のスランプで帰国し、日本の2部ツアーでさえ予選通過できないほど落ちぶれてしまった坂本遼だったが、東海クラシックのマンデートーナメントをなんとか突破して本戦に出場する。久しぶりのツアー出場にかつての栄光を知るギャラリーにも注目され、随所にメジャー級のプレーをみせたまではよかったが、徐々にスランプの原因となったドライバーとパットのイップスによるミスが重なり、苦戦を強いられることに……。遼の家族、盟友たちはもちろんのこと、以前から遼を深く知るゴルフ雑誌のベテラン記者・石神も、陰ながら遼にエールを贈る。そんな人たちの期待に遼は応えることはできるのか?
千里の道も 修羅の道編(3) 二つの椅子
ツアー競技はおろか、二部ツアーに出場しても予選通過もままならないという、どん底の状況でもがき続けている坂本遼。ツアーからの引退、レッスンプロへの転向も頭をよぎるが、父の墓前で再起を誓う。すると、ふと訪れた街の練習場で、抜群の環境を整えた練習グリーンを発見。オーナーとの“勝負”の末に、そのグリーンでパット練習を積むことに。そして迎えた再起への第一歩は、ツアーの出場権をかけたQT(クオリファイングトーナメント)だ。しかし、猛練習で自信を取り戻して臨んだはずが、ショットの調子が上がらずに続々ピンチに陥ってしまう。ずるずると順位が後退する悪循環で、ついにはQT通過ラインも危うくなってきて……。
千里の道も 修羅の道編(4) 天才ルーキー
極度のスランプにもがき苦しみながらも、QT(クオリファイングトーナメント)でツアー復帰の足掛かりをつかみつつある坂本遼。いよいよファイナルQTへと駒を進め、かつて世界のトップで活躍していた地力を発揮し、上位をキープしていた。しかし、そこに立ちはだかったのは、マスコミから大きな注目を集めていたルーキー・松任谷仁だった。周囲から「天才」と言われるほどの実力を持ち、ファイナルQTでもバーディを量産していたジンだったが、妙に遼のプレーを意識し、直接的にも遼を挑発し始める。それはジンが小さいころに遼とはただならぬ“因縁”があったから。予期せぬ“再会”と、徐々にエスカレートする挑発に、遼の心はかき乱されていく……。
千里の道も 修羅の道編(5) 因縁のプレーオフ
日本ツアー復帰を果たして開幕戦に挑んだ坂本遼は、ショットの不安やパットイップスを抱えつつも調子を崩すことなく上位で最終日を迎え、さらに終盤でもスコアを伸ばし、ついにトップで最終ホールを迎える。しかし、遼の因縁の相手となったルーキー、松任谷仁(ジン)が驚異のショットを見せ、遼に並んでホールアウト。さらに、遼が放ったティショットのボールが、ジンがクラブを叩きつけてできたディボットにはまってしまう。米ツアー時代の元キャディ・フレディとの確執から心の中に抱えた闇とも戦う遼は、果たしてジンを振り切って優勝できるのか? 多くの“因縁”が絡み合った、手に汗握る物語が繰り広げられる!
千里の道も 修羅の道編(6) 疑惑と罠
ツアー開幕戦で優勝争いを繰り広げた坂本遼と松任谷仁(ジン)。遼は惜敗を喫したが、国内メジャー初戦の日本ゴルフツアー選手権で再び同組で回ることになった。ジンは朝イチのショットからOBと思われたボールがフェアウェイに戻る幸運に恵まれる。しかし、遼のボールはあまり林深く飛んでないにも関わらずロストボールになってしまう。見ると、その林にはジンの親衛隊の姿が。この出来事は本当に“運”なのか、周囲に疑問が広がる。その後も一進一退のプレーでつば競り合う2人。そんな中、今度はジンの父親が、遼が米ツアー時代にキャディとの確執があったこと知ってしまい、また良からぬ策略を練って……。
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千里の道も

千里の道も

「週刊ゴルフダイジェスト」誌で20年以上に渡って連載中の人気コミック第1巻。高校を卒業後、プロゴルファーを目指して栃木のゴルフ場に向かった坂本遼だったが、いきなり入社トラブルが。何とか研修生となることはできたが、十分な練習もできない中、教育係であるコース所属の猪俣隆三プロが、同じく新入研修生の蔵成や飯干とともに実力を見極めるラウンドに連れて行く。その裏に猪俣の黒い思惑が……。
千里の道も 第三章

千里の道も 第三章

いよいよ、坂本遼初めてのマスターズが始まった。練習場ではショットの調子が抜群にいい遼だったが、大舞台の観衆、そして歴戦のライバルたちを前にして極度の緊張からチグハグなプレーに。1番ティではプッシュアウト、さらに強引なリカバリーに出て傷を広げる。続く2番も調子は戻らず、2ホール連続ダブルボギーと、早くも予選落ちの危機に追い込まれてしまう。それでもなんとか凌いでハーフターンし、忍耐のプレーは魔女の待つアーメンコーナーへと続く……。
新千里の道も

新千里の道も

プロテストに合格し、アジアツアー転戦で腕を磨き、国内ツアーで悲願のシード権を獲得した坂本遼だったが、3年経ってもなかなかツアー優勝には届かずにいた。そんな中、幸運にも全英オープンの出場が叶い、舞台となったロイヤル・バークデールへ。「おれのゴルフがどこまで通じるか、やれるだけやってみるさ!」と果敢に挑戦したが、青天、曇天、雨天、荒天……「一日に四季がある」といわれる全英の気候に翻弄され、徐々に自分のプレーも見失うほどの試練に見舞われる……。
千里の旅 翔の道

千里の旅 翔の道

マスターズで初日から首位を独走した坂本遼だが、3日目の夜に激しい頭痛に襲われ、くも膜下出血でこの世を去った。その息子・坂本翔が18歳になり、父親の無念を晴らすべく、日本ツアーの出場権を懸けたファイナルクォリファイングトーナメント(QT)に挑戦したが、初日と2日目は出遅れて3日目以降の巻き返しを誓う。
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