あらすじ「私たちは、本当の家族じゃない」。三條一里がメストレに出逢ったことに呼応するように、次々と明らかになる、彼女を取り巻く残酷な現実。自由を求めて伸ばしたその手は、果たして光に届くのだろうか――。家族、絆、暴力、陰謀、愛…奴隷貿易と圧政の血塗られた歴史に彩られた舞闘技「カポエイラ」、その陰惨な暗闇が、彼女を強く、切なく、成長させる。慟哭と相克の第2巻。
読み始めて思ったのは、「カポエイラ」で「女の子主人公」って難易度高そう! まずカポエイラってぼんやりとしか知らないし、舞踏技ならそれを女の子がやるきっかけがなきゃいけないしなかなか読み手を引き込むまでに時間かかりそうだなと。 でも読んでて何やらよくわからないけど、ページをめくってしまうのはきっと動いててかっこよく決まってる絵が入ってるからなのでしょう! 説教される漫画より画面の中でガンガン動いてくれる漫画の方が説得力があります。 主人公の女の子が真っ先に動いて真似しようとしたりする姿がいいですね、読んでて気持ちいいです。