あらすじ僕はキミと、友達に、なりたい。僕のアパートの隣人・吉田さん。美人で、巨乳で、ちょっとヘン。僕は吉田さんのことが好きです。大学で起こった事件を、追いかけていた僕らは、一旦それぞれの日常に戻った。普段の生活と、変わらない日々の中で、隣に住む吉田さんも、変わらない。吉田さんと、友達になりたい。そう思ったのに僕は、また新しい女の子と、出会ってしまう。新たな出会いとラブサスペンス。
登場人物の表情や心情の変化がわかりにくいというのは良いことではないかもしれないが、この作品に関しては良い演出になっていると感じた。 1人になりたくない、愛されたい、注目されたい、男が嫌い、女が嫌い、面倒に巻き込まれたくない……。 クソデカ感情を抱えつつ薄い人間関係にしがみつく若者たちの姿が、線の細い癖のない絵柄とぴったり合っているように思う。 容赦なく人が死ぬ上にだんだんと現実離れしたストーリーが見えてくるのに、淡々と進んでいくので淡々と読めてしまう。 登場人物の誰にも感情移入できなかったけどこれはこれで面白い!