あらすじどうも!ぼくは六つ子の代表、おそ松です。そろそろぼくたちも、人間としてプライベートな空間が欲しいんだ。「みんなに部屋をくれないと、何するかわかんないぞ!」ってお父さんを脅して、やっとオッケーが出たぞ。ぼくたちは玄関、屋根裏、軒下、トイレ、押入、台所…とそれぞれの部屋を作ったんだ。イヤミやチビ太もぼくたちの部屋に遊びに来たぞ!全18編収録してるからね!これにて『おそ松くん』も終わりだよっ!!じゃあねっ!!
登場人物一人ひとりがあまりにも強烈な個性を発しているため「主役は誰?」と、真面目なひとは考えてしまうかもしれません。 もはやお話もストーリーがあるのかないのかハチャメチャ。でも読後感は爽やかです。突き抜けすぎているナンセンスな世界。 常識をふりきっているキャラクターたちが、抑圧されて窒息しそうな気持ちに穴をあけてくれる。 自分の常識のねじを外す危険な本でもあります。平均・平等を無理やり意識させられて息が詰まりそうになっているとき、こんなギャク漫画が日常をちょっとだけ逸脱させてくれます。 現実に会社組織などで、この漫画のキャラクター達に当てはまる人がいると思います。苦手な上司・同僚をこの漫画のキャラクターでイメージすると、ちょっと気持ちが楽になりますよ。