あらすじトド松だよ。デカパン博士が「バイキンのように小さくなれる薬」を作ったんだけど、おそ松とチョロ松がそれを飲んでイヤミの体の中に入っちゃったんだ!イヤミの中にいたのはその名も「イヤミ菌」!どうやらこいつがイヤミの“もと”らしい。おそ松たちが菌をやっつけると、イヤミがいいやつになるみたいだ。がんばれ!おそ松、チョロ松!!全部で10編が収録!
登場人物一人ひとりがあまりにも強烈な個性を発しているため「主役は誰?」と、真面目なひとは考えてしまうかもしれません。 もはやお話もストーリーがあるのかないのかハチャメチャ。でも読後感は爽やかです。突き抜けすぎているナンセンスな世界。 常識をふりきっているキャラクターたちが、抑圧されて窒息しそうな気持ちに穴をあけてくれる。 自分の常識のねじを外す危険な本でもあります。平均・平等を無理やり意識させられて息が詰まりそうになっているとき、こんなギャク漫画が日常をちょっとだけ逸脱させてくれます。 現実に会社組織などで、この漫画のキャラクター達に当てはまる人がいると思います。苦手な上司・同僚をこの漫画のキャラクターでイメージすると、ちょっと気持ちが楽になりますよ。