あらすじハタ坊だじょー。今回は西部劇だじょー。デカパンの酒場がならず者に襲われたんだじょー。そこへシェリフのチビ太親分が助けに来たんだじょー。だけどちっとも頼りにならなくて、凄腕シェリフのダヨーンのおかげで助かったんだじょー。ダヨーンは一人前だけど、チビ太親分は半人前って言われたじょー。そんなとき「ババぬきのイヤミ」が現れたじょー。大変だじょー!全9編収録だじょー!
登場人物一人ひとりがあまりにも強烈な個性を発しているため「主役は誰?」と、真面目なひとは考えてしまうかもしれません。 もはやお話もストーリーがあるのかないのかハチャメチャ。でも読後感は爽やかです。突き抜けすぎているナンセンスな世界。 常識をふりきっているキャラクターたちが、抑圧されて窒息しそうな気持ちに穴をあけてくれる。 自分の常識のねじを外す危険な本でもあります。平均・平等を無理やり意識させられて息が詰まりそうになっているとき、こんなギャク漫画が日常をちょっとだけ逸脱させてくれます。 現実に会社組織などで、この漫画のキャラクター達に当てはまる人がいると思います。苦手な上司・同僚をこの漫画のキャラクターでイメージすると、ちょっと気持ちが楽になりますよ。