あらすじ中学柔道選手権全国大会78kg級決勝。すでに65kg級の優勝を決めた花マルの見守るなか、木元は氷室(国学舎)の前に屈し、惜しくも準優勝に終わる。あの木元が負けた。その惨めな姿は、花マルはじめ誰も想像していないものだった。そして、全国大会も終了し、全国大会のライバルたちが次々と進路を決めていくなか、花マルと木元は…!?花の中坊・花マルの真剣青春勝負ついに完結!!
「柔道部物語」世代よりも下の世代だった自分にとって、初めてハマった本格的な柔道部漫画。主人公・花マルは典型的な努力型主人公で、ひたむきに努力する姿は最初のうちは可愛いらしいのだが、強くなるにつれ、画像のような怖い表情をするようになっていたのが印象的だった。段々とライバルの天才・木元(イケメン)の方に感情移入するようになった人も少なくないのでは笑 試合では、投げ技の描写のキレが凄まじく、それまでの柔道漫画のイメージにはないスタイリッシュさに惹かれていたと思う。恋愛パートも甘酸っぱく爽やかな青春感に溢れていて好きだった。