あらすじ地区大会個人戦55Kg級四回戦の相手は、以前練習試合で背負い投げ対決をした天保中の森だった。打倒花マルで1年間燃えてきた森。お互い譲らない勝負で時間切れ判定へ。そして、2対1で花マルの勝利となった。78Kg超級の段田、65Kg級の木元と共に決勝に残った花マル。花マルの相手は皇南中の鳴海だ。数え切れないほどの有効をとられ、ピンチにたたされる。
「柔道部物語」世代よりも下の世代だった自分にとって、初めてハマった本格的な柔道部漫画。主人公・花マルは典型的な努力型主人公で、ひたむきに努力する姿は最初のうちは可愛いらしいのだが、強くなるにつれ、画像のような怖い表情をするようになっていたのが印象的だった。段々とライバルの天才・木元(イケメン)の方に感情移入するようになった人も少なくないのでは笑 試合では、投げ技の描写のキレが凄まじく、それまでの柔道漫画のイメージにはないスタイリッシュさに惹かれていたと思う。恋愛パートも甘酸っぱく爽やかな青春感に溢れていて好きだった。