あらすじ夜中、合宿を抜け出して永野の家を訪れた花マル。そして、永野が合宿に参加しなかった理由がわかった。永野の両親が離婚することになったのだ。永野の部屋で二人きりで話をするが、気持ちが混乱している永野から「花田君の正直な素直さが好かん!」と言われ、ショックを受ける。その夜、花マルはビールを飲み、酔っぱらったまま合宿に戻った。
「柔道部物語」世代よりも下の世代だった自分にとって、初めてハマった本格的な柔道部漫画。主人公・花マルは典型的な努力型主人公で、ひたむきに努力する姿は最初のうちは可愛いらしいのだが、強くなるにつれ、画像のような怖い表情をするようになっていたのが印象的だった。段々とライバルの天才・木元(イケメン)の方に感情移入するようになった人も少なくないのでは笑 試合では、投げ技の描写のキレが凄まじく、それまでの柔道漫画のイメージにはないスタイリッシュさに惹かれていたと思う。恋愛パートも甘酸っぱく爽やかな青春感に溢れていて好きだった。