あらすじ天保中との練習試合が始まると、花マルは3人立て続けに一本背負いで勝つ。鬼塚の特訓で、自分でも信じられない程成長していたのだ。夏休みに入り、花マルたちには柔道漬けの日々が待っていた。しかし、地獄の特訓と言われるほど厳しい合同合宿に、テニス部に所属しているはずの永野の姿がなかった。気になった花マルは、合宿所を抜け出して永野に会いに行く。
「柔道部物語」世代よりも下の世代だった自分にとって、初めてハマった本格的な柔道部漫画。主人公・花マルは典型的な努力型主人公で、ひたむきに努力する姿は最初のうちは可愛いらしいのだが、強くなるにつれ、画像のような怖い表情をするようになっていたのが印象的だった。段々とライバルの天才・木元(イケメン)の方に感情移入するようになった人も少なくないのでは笑 試合では、投げ技の描写のキレが凄まじく、それまでの柔道漫画のイメージにはないスタイリッシュさに惹かれていたと思う。恋愛パートも甘酸っぱく爽やかな青春感に溢れていて好きだった。