あらすじ柔道部に入り、日々練習に明け暮れる花マル。少しずつ力をつけてきた花マルは、5人しか枠のない新人戦のレギュラーを勝ち取った。1回戦の相手は優勝候補の皇南中。花マルは少年柔道杯で木元と引き分けたという、見るからに不気味な鳴海と対戦することになる。初めての公式試合で緊張する花マルに勝ち目はあるのか!?
「柔道部物語」世代よりも下の世代だった自分にとって、初めてハマった本格的な柔道部漫画。主人公・花マルは典型的な努力型主人公で、ひたむきに努力する姿は最初のうちは可愛いらしいのだが、強くなるにつれ、画像のような怖い表情をするようになっていたのが印象的だった。段々とライバルの天才・木元(イケメン)の方に感情移入するようになった人も少なくないのでは笑 試合では、投げ技の描写のキレが凄まじく、それまでの柔道漫画のイメージにはないスタイリッシュさに惹かれていたと思う。恋愛パートも甘酸っぱく爽やかな青春感に溢れていて好きだった。