あらすじ練習試合で、杉矢は初勝利をおさめる。もう今までのいじめられっ子の杉矢ではなくなった。柔道がおもしろくてたまらない花マルは、部活の帰りも木元の家の道場で練習をし、木元と共にめきめきと成長していく。夏の大会の地区予選の団体戦には、順当に3年生4人と2年生の木元が選ばれたが、個人戦55Kg級のレギュラーに、なんと花マルが選ばれた!
「柔道部物語」世代よりも下の世代だった自分にとって、初めてハマった本格的な柔道部漫画。主人公・花マルは典型的な努力型主人公で、ひたむきに努力する姿は最初のうちは可愛いらしいのだが、強くなるにつれ、画像のような怖い表情をするようになっていたのが印象的だった。段々とライバルの天才・木元(イケメン)の方に感情移入するようになった人も少なくないのでは笑 試合では、投げ技の描写のキレが凄まじく、それまでの柔道漫画のイメージにはないスタイリッシュさに惹かれていたと思う。恋愛パートも甘酸っぱく爽やかな青春感に溢れていて好きだった。