あらすじ全国大会団体戦準々決勝、相手は神礼内中。飯島が「クール・サラブレッド」なら花マルは「ホット・アドレナリン」だ。飯島は花マルの得意技・一本背負いをわざと受け、一本にならないことを確かめさせてジワジワとプレッシャーをかけていく作戦に出る。しかし、花マルは飯島がきれいな耳をしていることから寝技が苦手なことに気づき、押さえ込みで一本取る。
「柔道部物語」世代よりも下の世代だった自分にとって、初めてハマった本格的な柔道部漫画。主人公・花マルは典型的な努力型主人公で、ひたむきに努力する姿は最初のうちは可愛いらしいのだが、強くなるにつれ、画像のような怖い表情をするようになっていたのが印象的だった。段々とライバルの天才・木元(イケメン)の方に感情移入するようになった人も少なくないのでは笑 試合では、投げ技の描写のキレが凄まじく、それまでの柔道漫画のイメージにはないスタイリッシュさに惹かれていたと思う。恋愛パートも甘酸っぱく爽やかな青春感に溢れていて好きだった。