あらすじ個人戦決勝に勝ち上がった花マルと木元。そして、花マル対麻部中の不破の65Kg級決勝戦が始まった。日本一強い男になるため、花マルの気合も十分。しかし、試合中に右ひざを痛めた花マルは急に動きがにぶくなってしまう。残り時間が少なくなり、不破の勝利がほぼ決定したかと思われたとき、花マルの背負いが決まった!
「柔道部物語」世代よりも下の世代だった自分にとって、初めてハマった本格的な柔道部漫画。主人公・花マルは典型的な努力型主人公で、ひたむきに努力する姿は最初のうちは可愛いらしいのだが、強くなるにつれ、画像のような怖い表情をするようになっていたのが印象的だった。段々とライバルの天才・木元(イケメン)の方に感情移入するようになった人も少なくないのでは笑 試合では、投げ技の描写のキレが凄まじく、それまでの柔道漫画のイメージにはないスタイリッシュさに惹かれていたと思う。恋愛パートも甘酸っぱく爽やかな青春感に溢れていて好きだった。