あらすじ

北斗神拳の兄弟子トキの行方を探して、ケンシロウ、レイ、マミヤは、入ったら二度と出ることはできない難攻不落の監獄島カサンドラへと向かう。トキを救うには、“脱出することはできない”というカサンドラ伝説を破らなければならなかった。入口の扉を守るフウガとライガは三人の入獄を拒んだが、ケンシロウの拳に共鳴し、監獄解放の望みを託して、開くことのないといわれた扉を開けた。そしてケンシロウはカサンドラを支配する獄長ウイグルと対決する。北斗神拳はウイグルを圧倒し、ついにケンシロウにトキとの再会の時が訪れる。トキは、カサンドラをつくった拳王の話を語り始めた。狂気の野望を抱く拳王は、北斗の長兄にして失われた男、ラオウだった…。
北斗の拳 1巻
199×年、世界は核の炎に包まれた。破壊され、荒野と化した地球に生き残った人類は、再び暴力に支配された。一滴の水さえも奪い合う時代が到来し、弱者は虐げられるだけの過酷な運命を負わされた。そんな、ある日。一人の若者が水を求めて荒野を歩いていた。彼こそは、肉体に散在する経絡秘孔(ツボ)を突き、内部から相手を破壊するという、一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の使い手、ケンシロウだった。たどりついた村で、ケンシロウは牢に囚われる。牢には、バットという少年がいた。牢番をしていた少女リンは、ケンシロウの優しさに触れ、牢の鍵を渡す。そのとき、村は、豊富な食料と水が目当ての強盗組織「Z(ジード)」に襲われる……。ケンシロウの最初のライバルのシンや、最愛の恋人ユリアも登場。「週刊少年ジャンプ」やTVアニメで爆発的人気を誇り、「おまえはすでに死んでいる」のセリフが流行語にもなった一大格闘巨編、ここに復活!悲哀は、やがて愛へと変わる――。
北斗の拳 2巻
凶暴な組織「KING」のスペード、ダイヤ、クラブ、ハートを倒したケンシロウ。だがKINGのリーダーは、ケンシロウの胸に7つの傷をつけた男、南斗聖拳のシンだった。かつて恋人のユリアをめぐって闘い、シンに負けたケンシロウだったが、執念の拳でシンを粉砕。しかし、シンの口は無情にもユリアの死を告げる。自らも死を選んだシンの遺体を、ケンシロウはその手で葬るのだった。そして、バットとともに再び旅に出るケンシロウは、捕らえられ移送されるリンを助け、再会する。リンを捕らえた組織は、GOLAN(ゴラン)という狂気の組織だった……。
北斗の拳 3巻
バットの弟分タキに連れられ、たどり着いた村で、身寄りのない多くの子供たちを育てる老婆に出会う。水のない村に井戸を掘る老婆。だが老婆に飲ませたい一心で隣村の水を盗んだタキは、殺されてしまう。たかが一口の水のために失われた、幼い命……。そしてケンシロウの拳が岩盤を砕き、村に水が満ちる。しかし、平穏な日々はつかの間。ケンシロウが去った後、村はジャッカル率いる強盗団に襲われ、老婆が殺される。戻ったケンシロウは怒りに燃え、ジャッカル一味を全滅させていく。
北斗の拳 4巻
身寄りのない子供たちを引き取ってくれる村で、ケンシロウはユリアに生き写しのマミヤと出会う。村の用心棒となったケンシロウだったが、もうひとりの用心棒は南斗水鳥拳(なんとすいちょうけん)の使い手、レイだった。牙(きば)一族に襲われる村を救うふたり。だが、レイの妹アイリを人質にとられ、レイ、マミヤ、ケンシロウの三人は牙一族のテリトリーに救出に向かった……。
北斗の拳 5巻
妹のアイリと愛するマミヤを人質にとられ、ケンシロウと闘うことになったレイ。北斗と南斗が闘えば互いを滅ぼすことになる――。しかしふたりは、互いに仮死状態になることで牙一族をあざむき、アイリとマミヤを奪還する。そしてレイは、アイリを連れ去った胸に7つの傷を持つ男がケンシロウではないことを知る。ケンシロウの北斗神拳の兄弟子ジャギが、ケンシロウの名を語って悪事を働いていたのだ!ジャギを倒すために旅立つケンシロウ。追いつめたジャギの口から、シンやユリアの悲劇もジャギの策略と告げられたケンシロウの拳が、熱くうなりをあげる……。
北斗の拳 6巻
北斗神拳の兄弟子ジャギを倒し、ほかのふたりの兄のラオウとトキが生きていることを知ったケンシロウ。正統な伝承者として、伝承者争いの後始末をするために旅を続けるケンシロウは、病を治す奇跡の村にトキがいるといううわさを耳にする。やさしかった兄トキ。だがいまは豹変し、人を実験に使って殺す外道に成り下がっていた!トキの元へ向かい、闘い始めたケンシロウだったが、そこにレイが登場。残虐なトキの正体は、南斗聖拳の奥義を得られず北斗神拳を真似ようとしたアミバだった……。
北斗の拳 7巻
北斗神拳の兄弟子トキの行方を探して、ケンシロウ、レイ、マミヤは、入ったら二度と出ることはできない難攻不落の監獄島カサンドラへと向かう。トキを救うには、“脱出することはできない”というカサンドラ伝説を破らなければならなかった。入口の扉を守るフウガとライガは三人の入獄を拒んだが、ケンシロウの拳に共鳴し、監獄解放の望みを託して、開くことのないといわれた扉を開けた。そしてケンシロウはカサンドラを支配する獄長ウイグルと対決する。北斗神拳はウイグルを圧倒し、ついにケンシロウにトキとの再会の時が訪れる。トキは、カサンドラをつくった拳王の話を語り始めた。狂気の野望を抱く拳王は、北斗の長兄にして失われた男、ラオウだった…。
北斗の拳 8巻
拳王の侵攻隊がアイリとリンの待つ村に迫ったことを知り、レイが急行する。アイリをかばったリンは侵攻隊に襲われたが、レイに救われる。そしてついに、拳王ことラオウが村に現れた。そのときレイはすでに、見た者はその年のうちに死に至るという、北斗七星の横に光る星「死兆星」を見ていた。圧倒的な力を誇るラオウを前に、レイはケンシロウの捨て駒となることを決意する。
北斗の拳 9巻
ラオウの拳は、レイを瀕死に追いやり、苦しみながら三日間で死ぬと告げた。ラオウに立ち向かおうとするケンシロウを制し、トキが闘いを挑む。北斗vs北斗の死闘のなかでトキは負傷し、ケンシロウの怒りが爆発、ついにラオウとケンシロウの闘いが始まった。ともに血を流し、最後の一撃の前に止めに入ったトキの言葉で、ラオウは立ち去る。そしてマミヤは苦しむレイのために薬を手に入れようとメディスンシティーへ向かい、捕らわれてしまう。ケンシロウが駆けつけて助けるが、やがて新たなる敵、南斗聖拳のユダが現れる。
北斗の拳 10巻
それぞれに宿命の星をもつ南斗六聖拳。妖星・南斗紅鶴拳のユダは、両親を殺してマミヤを連れ去った非道の男だった。そしてユダと義星・南斗水鳥拳のレイとの、南斗同士の闘いが始まる。マミヤを愛するレイの心か、ユダの妖艶な裏切りの拳か――。残り少ない命のすべてをかけてユダを倒すレイ。だが闘い終わって、レイの命も尽きるのだった。一方、南斗六聖拳最強の男、極星のサウザーは、自らを聖帝と称して覇王を目指し、聖帝十字陵を築いていた。そこにやってきたケンシロウは、聖帝のために働かされる子供たちを必死でかばいながらサウザーにはむかい続ける男、南斗白鷺拳のシュウと出会う。シュウこそは、幼少のケンシロウの力を見抜いて未来を託した、仁義熱き仁星の闘将だった。
北斗の拳 11巻
シュウvsのサウザー、南斗六聖拳同士の闘いが始まった。シュウの華麗な南斗白鷺拳の前に、サウザーは子供たちを人質にとり、卑劣にシュウを追い詰める。脚拳を得意とするシュウの脚がサウザーに切り裂かれたとき、傷ついたケンシロウの魂が揺さぶられる。だがシュウは、再び戦場に戻ったケンシロウの目の前で果てるのだった。シュウを人柱として完成した聖帝十字陵が、自らの拳で師を失ったサウザーの哀しみの墓標であることを知るケンシロウ。そしていま、ケンシロウとサウザーの死闘の幕が切って落とされた……。
北斗の拳 12巻
ケンシロウは深い愛をもって南斗聖拳のサウザーを倒した。それを見届けたラオウは、トキとの闘いを選び、ふたりの生まれ故郷に向かう。一方、ひとりの武術家としての熱き心をよみがえらせたトキも、生まれ故郷の墓碑の前に立っていた。そして明かされる、ラオウとトキ、北斗神拳伝承を争った兄弟の秘密。弟は兄を生涯の目標とし、兄もまた弟を深く愛していた!やがて訪れる決着の時。ふたりの間に憎しみはなく、ラオウはまた拳王として天を目指す。ラオウ不在の拳王軍を取り仕切っていたのは、天狼星を宿星にもつリュウガだった。
北斗の拳 13巻
天狼星のリュウガはユリアの実兄だった。拳王ことラオウに忠誠を誓い、拳を捨てたトキを襲ってケンシロウの怒りを誘うリュウガ。そしてケンシロウの拳がリュウガを突き破る。だがトキは、荒くれた時代を救うための強者を探すために、リュウガがあえて魔狼の悪名をかぶっていたことを告げた。自ら死を選んだトキ、リュウガ、それを見つめるケンシロウ。そのころ、南斗最後の将が動き出していた。南斗最後の将を守護する風・炎・山・雲・海の五車星は、ケンシロウを将の元へ導くため、ラオウを足止めしようとする。山のフドウはケンシロウを守り、風のヒューイ、炎のシュレンがラオウに立ち向かうがことごとく倒され、ついに、自由気ままな男、雲のジュウザが動いた。ラオウvsジュウザ、因縁の対決がスタート!
北斗の拳 14巻
ジュウザが幼いころからともに育ち、いつしか想い慕うようになった女は、母違いの妹、ユリアだった。その哀しさがもとで無頼となったジュウザだが、南斗最後の将の願いを聞き入れ、ラオウの前に立ちふさがる。一方、ケンシロウを南斗最後の将に会わせるため、先に行かせようとする山のフドウは、拳王軍に苦戦。戻ってフドウを救ったケンシロウに、フドウは最後の将の名を告げた。それは、ラオウが愛し、トキが見守り、ジュウザが想い慕った、ケンシロウ最愛の女、ユリアだった。奔放に闘うジュウザをラオウの拳が破り、ケンシロウとラオウはともにユリアの元にたどり着く。そしてついに、ラオウvsケンシロウの最後の闘いが始まった……。
北斗の拳 15巻
ユリアはラオウに連れ去られた。崩れ落ちたユリアの城で、ケンシロウは一時的に視力を失い、海のリハクは負傷する。ユリアとともにいるラオウは、ケンシロウを倒すための鬼の血を求めて、山のフドウとの闘いに向かった。かつてラオウが恐怖した、フドウの狂気がよみがえる。だがユリアによって優しさと哀しみを知ったフドウは、決死の闘いのなか、全身でラオウに哀しみを教えるのだった。フドウの最期を、たどり着いたケンシロウが見守る。そしてケンシロウの元へやってきたラオウの馬、黒王。その背にまたがり、ケンシロウは決戦の地へと向かう。ケンシロウとラオウ、ユリアを愛したふたりの男の宿命の闘いが、いまここに決着――。
北斗の拳 16巻
北斗神拳究極奥義「無想転生」を極めたケンシロウとラオウ。ふたりの対決は、はるか遠い幼き日の修行の姿と重なる。しかしラオウは「わが生涯に一片の悔いなし!!」の叫びとともにケンシロウに敗れ、絶命した。それを見とどけたケンシロウは、すでに死の病に冒されているユリアを抱きかかえ、荒野へと消える。ついに世界はひとときの平和を取り戻した――。そして数年後。平和は貧富の差を生み、世界は再び混迷を極めていた。民衆を虐げる圧政者たちに立ち向かっていたのは、成長したリンとバットだった。ふたりは北斗の軍を名乗り、その首に賞金をかけられながらも、暴力から民衆を解放していた。だが、ふたりの目の前で賞金目当ての郡指令バスクに、リンの身代わりとして女が殺されそうになる。そこに現れたのは、黒王号にまたがった救世主ケンシロウだった。再び、ケンシロウとリン、バットの旅が始まった!
北斗の拳 17巻
腕を頼りに賞金首を狩り、賞金を稼ぐアイン。リン、バット、ケンシロウの首にかかった賞金を狙って闘いを挑んだが、ケンシロウにあしらわれる。そしてアインはバットとともに、圧政に苦しむ郡都(エリア)を落とし、賞金稼ぎよりやるべき正義があることに目覚める。足を洗ったアインは、市都(シティ)を解放しようとしたが、幼い娘アスカを人質にとられて絶体絶命に。そこにケンシロウが現れ、アインを助ける。アインの兄弟分であるバズ、ギルのハーン兄弟を監獄から救い出したケンシロウたちは、新たな敵、帝都の将軍、金色のファルコの名を聞く。ファルコは、中央帝都にいる天帝に遣わされた、元斗皇拳の継承者だった……。
北斗の拳 18巻
ハーン兄弟の身を犠牲にして、なんとかファルコを退けたケンシロウたち。だが中央帝都では、天帝の力を悪用する総督ジャコウが、ファルコら元斗皇拳の使い手たちに卑劣な命令を下していた。そしていま、ファルコとケンシロウ、元斗vs北斗の闘いが始まる。一方、リン、バット、アインは、天帝を救うため、中央帝都に侵入。アインは総督ジャコウを仕留めようとするが、天帝の居場所を知るジャコウを殺すことができず、逆に地下に落とされてしまう。地下の洞窟にいたのは、天帝ルイだった。そしてリンとルイ、ふたりの因縁がいま明かされる。やがて崩れていく帝都。ルイ、リンらを救うため、アインは自らの命を犠牲にする。ジャコウはファルコに倒されたが、ジャコウの息子ジャスコはリンをさらい、海を渡って逃げていった……。
北斗の拳 19巻
リンを追って海を越え、修羅の国へと渡るケンシロウ。海の上で出会った赤鯱(アカシャチ)は、修羅の国を「地獄」と呼んだ。たどり着いた浜で、ケンシロウはボロボロの身体となったファルコに再会する。修羅の国とは、北斗、南斗、元斗などの拳法の源流がある、力だけがすべての過酷な死の国だった。リンを探して修羅の国を歩き、迫りくる敵を次々に破るケンシロウ。一方、捕らわれの身となったリンの前に、赤鯱が遠い昔に生き別れた息子シャチが現れる。シャチは、北斗の源流である北斗琉拳の使い手だった!
北斗の拳 20巻
地上最凶拳といわれる北斗琉拳の使い手シャチは、修羅の国の郡将カイゼルを倒し、リンを連れ出した。それは、北斗琉拳の3人の羅将とケンシロウを闘わせるためだった。第三の羅将ハンにリンを渡したシャチ。そしてついに、ケンシロウがリンの前に現れる。ケンシロウとハンの闘いが始まり、リンは修羅の国に伝わるラオウの伝説を知る。それは、ラオウが修羅の国の救世主として上陸してくるという伝説だった。そしてケンシロウもまた、修羅の国が北斗神拳の故郷であり、同時に自らの故郷であることを知る……。
北斗の拳 21巻
激闘の末に羅将ハンを倒したケンシロウ。そのころシャチは、第二の羅将ヒョウがケンシロウの実兄であることを知る。北斗琉拳を三人の羅将に伝えた男ジュウケイは、幼いころに封じ込めたヒョウの記憶をよみがえらせるため、ヒョウの元へ現れる。ふたりの闘いが始まり、ケンシロウとヒョウ、そして北斗神拳と北斗琉拳の因縁が明らかにされていく。一方、第一の羅将カイオウはリンをさらい、ケンシロウとの対決を待ちわびていた。リンを救うため、カイオウ打倒へと向かうケンシロウ。だが魔闘気をまとったカイオウの技の前にケンシロウは瀕死に。カイオウに殺されそうになるケンシロウを救ったのは、シャチとその父の赤鯱(アカシャチ)だった!
北斗の拳 22巻
シャチや赤鯱(アカシャチ)たちの活躍でカイオウの手から逃れたケンシロウ。だが赤鯱は死に、ケンシロウは意識を失ったまま、シャチにかくまわれる。羅将ヒョウは、訪れた街で、ボロとなって身を隠すシャチとケンシロウに出会う。記憶を失ったままのヒョウの脳裏に、ケンシロウの面影が焼きつく。そのころカイオウは、ヒョウの婚約者である妹のサヤカを殺してヒョウを怒らせ、北斗宗家の血を引くヒョウとケンシロウを闘わせようとたくらむ。怒りのあまり魔闘気をまとったヒョウは、カイオウの謀略に乗り、ケンシロウと闘うことになる。よみがえりつつある記憶と魔闘気の狭間で混乱するヒョウは、やがて北斗宗家の拳を繰り出す。しかしその瞬間、シャチの拳がヒョウの胸を貫く――。
北斗の拳 23巻
ケンシロウの封印を解く鍵がある泰聖殿に向かったシャチとレイア。しかしそこにはカイオウがいた。シャチの片手、片足をもぎとったカイオウだったが、己の拳で泰聖殿の地下に落ち、そこで女人像を見る。愛に殉じようとするシャチの姿に、女人像は涙を流す。シャチは息を吹き返し、カイオウはリンを連れて再び去った。そこに到着したケンシロウは、女人像に隠された北斗宗家の封印を解き、リンの救出に向かう。だがカイオウは秘孔「死還白(しかんはく)」を突いてリンの視力を奪い、目を開けた瞬間に見た者を愛するように仕掛ける。そしてカイオウは、自分がラオウの実兄であることを告げるのだった……。
北斗の拳 24巻
ケンシロウとカイオウの激闘が続くなか、記憶を取り戻したヒョウは、目を覚ました瞬間に目の前の人を愛してしまうという秘孔「死還白(しかんはく)」を突かれたリンの救出に向かう。悪党どもにつかまり目を覚ましそうになったリンだったが、駆けつけたヒョウが助ける。そのころ、ケンシロウはカイオウの左の額に北斗七星のあざを見る。そしてケンシロウは、女人像に刻まれていた北斗宗家の悲話を明かした。北斗神拳と北斗琉拳は、北斗宗家の血を受け継ぐ二人の姉妹から生まれた二人の男児シュケンとリュウオウの拳だったのだ!そしていま、カイオウを倒すため、ケンシロウの北斗神拳がうなった……。「修羅の国」編、完結!そして時は過ぎ、ラオウの子リュウが登場!
北斗の拳 25巻
世紀末覇王ラオウの遺児リュウを連れて、旅に出たケンシロウ。育ての親ハクリ夫妻をコウケツ一味に殺されたリュウは、ケンシロウとともにコウケツの奴隷として本拠地へ乗り込む。そこでは、ラオウ軍屈指の武将だったバルガとその部下たちが、子供たちを人質にとられコウケツにこき使われていた。そしてケンシロウはリュウに「これはおまえの闘いだ」と告げる。リュウは見事、バルガたちの子供の解放に成功。そしてリュウはコウケツに闘いを挑む。リュウは危機に陥るが、そのとき、ケンシロウの拳がコウケツを破った。さらに旅を続けるケンシロウとリュウは、雪山でサヴァの王女サラに出会う。サラは二人をサヴァへ案内し、国王アサムと引き合わせる――。
北斗の拳 26巻
体を病んでいても民衆に力を誇示し続けなければならないサヴァの国王アサムの姿を見て、ケンシロウは国王の後継を引き受ける。それを知って、国王の座を巡って争い続けるアサムの三人の息子、カイ・ブコウ・サトラが、ケンシロウに闘いを挑んだ。だがまったく相手にならないほど強いケンシロウを前に、三人の兄弟は和解し、協力してサヴァを継ぐことを誓う。そのころ、国王アサムは雪原でヒューモに襲われて命を落とす。そして三兄弟の長男カイも、極北の聖国ブランカの槍に倒れた。ブコウをサヴァに残し、末弟のサトラはブランカの王女ルセリに会うためブランカに向かう。しかし、かつての信仰心厚き国ブランカは、光帝バランの狂信者たちの国に変貌していた……。
北斗の拳 27巻
狂信者の国ブランカを支配する光帝バランは、かつてのラオウの部下だった。ラオウを見て身につけた北斗神拳を駆使するバラン。幼いころ、病になっても神に祈り続けた妹を亡くしたバランは神を嫌い、自らが神になろうとしたのだった。だが間違いを悟ったバランは自ら民衆の前で死を選び、ラオウの子リュウに男の死に様を教えた。ケンシロウはリュウと別れ、ユリアの墓を訪れる。そこでマミヤに再会し、バットがリンの記憶を奪って旅に出たことを知った。そしてユリアの面影を夜空に見るケンシロウも、記憶を失う。リン・バット・ケンシロウが初めて出会った場所で再び出会った、記憶をなくしたリンとケンシロウ。そのころ、バットはリンのために殺されようとしていた……。必見!壮大なスケールで描かれた、超人気格闘巨編の最終章!
阿弖流為II世

阿弖流為II世

古代、神と呼ばれた者たちは、実は宇宙からの来訪者だった!! だが、彼らは地球の民と共存するか否かで二つに分かれ、数千年の長きに渡り、歴史の裏で戦い続けていた… そしてついに! 最終戦争を仕掛けてきた破壊神を打ち砕くべく、共存派の古(いにしえ)の英雄・阿弖流為が転生し、立ち向かう…!! ※「GOTTAコミックス」版では、特別読み切りとして「輝石燃ゆる時」を収録しておりましたが、このデジタル版では割愛させていただいております。ご了承下さい。※「マイファーストビッグ」版に収録されていたコラム(3本)をデジタル版にも収録させていただいております。こちらもお楽しみ下さい。壮大なスケールと圧倒的な筆致!! 最強コンビが描く超伝奇SF,ついに電子化!!
北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説

北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説

「北斗の拳」×「異世界」禁断の異種合体!! そして主役はーーーアミバ!!!北斗神拳と南斗聖拳を使いこなし、あらゆる拳法を誰よりも早く習得できる男ーー天才アミバ!! しかし、北斗神拳正統伝承者ケンシロウに敗北し、死んでしまった…かと思ったら、何故か異世界で目覚め!? 天才拳士の異世界大冒険が今、始まる…!? 連載開始直前から話題沸騰の『北斗の拳』スピンオフ転生漫画、待望の第1巻!!
CYBERブルー

CYBERブルー

【期間限定 無料お試し版】最強のSFバイオレンスアクション!あの名作が堂々復活!!2035年、殖民惑星ティノス――。荒廃したこの惑星で非業の死を遂げた少年・ブルーは、300年の時を生き続けた作業用ロボット・ファッツと融合し、新人類・サイバービーイングとして蘇った。
試し読み
北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝

北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝

「もしも、北斗の拳が実写ドラマだったら!?」北斗神拳は、監督のアドリブだった!? 日夜『北斗の拳』を撮影する者たちの血と汗と涙の記録。「設定がおもしろすぎる」「全話笑える」など、読者から絶賛のコメント多数! Twitterでトレンドを独占した新感覚・北斗の拳スピンオフコメディ!!
クローズ リスペクト

クローズ リスペクト

不良漫画の金字塔『クローズ』25周年記念!! 豪華作家陣が愛をこめて描いた8本の『クローズ』が1冊の単行本に!! 史上最強のクローズトリビュート集!! ●収録作品●セトウツミ外伝 此元和津也 ラクガキ 藤原さとし CROWS VS. HAKAIJU~最強より最凶 本田真吾 クローズLadies 鈴木大 鳳仙鉄の掟 平川哲弘 セイ&セイヤVS.鈴蘭!! 桑原真也 FAKE FUR-不死身のハイジ- オオイシヒロト クローズSt.Emperor 武論尊・原哲夫(原案) 河田雄志(シナリオ) 行徒妹(作画) 行徒(協力)
前田慶次 かぶき旅

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関ケ原の戦から一年、日ノ本は泰平の世になりつつあった。これまで数々のいくさ場に漢花を咲かせてきた前田慶次が、そんな世で大人しくしているはずもなく、戦国の風を求め、鎮西(九州)へと旅立つのであった――。生粋のいくさ人が魅せる、最後の大傾奇!前田慶次の“戦国武将”を巡る旅、開幕!!
極悪ノ華 北斗の拳 ジャギ外伝

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狂犬ジャギが「北斗外伝シリーズ」で狂い咲く!「兄より優れた弟なぞ、存在しねえ」!!鬼才ヒロモト森一がジャギを主役に描く、最凶にして最狂の北斗外伝!鉄仮面で隠されたジャギの素顔と過去が、今明かされる――。人類史上、最もイカレた三男坊が繰広げるダークヒーロー・クロニクル!!
DD北斗の拳

DD北斗の拳

時は21世紀。暴力が支配することもないし、水や食料に困ることもない平和な日本。当たり前だが最強の暗殺拳である北斗神拳を活かす道なんて見つからない。ましてや秘孔を突くほど悪い人もいない。完全に力を持て余した伝承者ケンシロウは無口で愛想のないコンビニ店員として働いていた。空気の読めない拳士達が織りなす北斗神拳コメディ・スタート☆
ジャパン

ジャパン

『ベルセルク』の三浦建太郎、幻の初期作第2弾!!1992年、世界の中で唯一、発展を続ける国・日本。果たして、その繁栄は永遠なのか!?屋島克二は一目惚れしたTVレポーター・桂木由香を追いかけ、スペインを訪れる。地震により地の底に落ちた屋島たちは、不気味な老婆から、日本は紀元前に滅んだカルタゴ同様、滅ぶ運命にあると予言され、未来の世界に送り込まれる――。力だけが全ての未来で生命の尊厳を争うSFサバイバル!!
ドーベルマン刑事(新装版)

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凶悪犯罪者に向かって容赦無く44マグナム弾をぶっ放す警視庁特犯課加納錠治の活躍を描く、アクションバイオレンス!後に北斗の拳で大作家の地位を確立する武論尊の原作を得て、天才平松伸二がなんと若干19歳で全29巻を描き上げた。それまでの漫画にないバイオレンスぶりが日本中の読者を興奮の渦に巻き込んで行き、大ヒット作となった。新装版でもう一度漫画史に残る傑作を読もう!
ドーベルマン刑事【新装超合本版】

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凶悪犯罪者に向かって容赦無く44マグナム弾をぶっ放す警視庁特犯課加納錠治の活躍を描く、アクションバイオレンス!後に北斗の拳で大作家の地位を確立する武論尊の原作を得て、天才平松伸二がなんと若干19歳で全29巻を描き上げた。それまでの漫画にないバイオレンスぶりが日本中の読者を興奮の渦に巻き込んで行き、大ヒット作となった。
ドーベルマン刑事【新装合本版】

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王狼伝

王狼伝

『ベルセルク』の三浦建太郎、幻の初期作『王狼』と『王狼伝』をまとめた大ボリュームの1冊!歴史に残る英雄ジンギス・カンが支配する13世紀のモンゴルへとタイムスリップしてしまった歴史学者・伊波と恋人の京子。そこで王狼と崇められるジンギス・カンの正体は源義経だった――!!モンゴル軍の将軍としてジンギス・カンと共に戦う伊波だったが、彼の子を王狼が所望した時、究極の選択を迫られる――!? 運命と歴史に翻弄されながらも、気高く生きた蒼き狼の戦いを壮大なスケールで描く、弩級歴史アクション!!
クライムスィーパー

クライムスィーパー

「北斗の拳」「ドーベルマン刑事」など数々の名作を手がけた武論尊先生(別名義:史村翔)の連載デビュー作。1977年に発刊された紙版コミックスでは掲載されなかった幻の第1話、第2話を初収録!(その他の話数に関しても掲載順を雑誌掲載順に修正して再構成)。これが武論尊先生の原点だ! 日本治安を守る国家公安委員会特捜班所属の機関・クライムスィーパー(略称:CS)に所属する凄腕捜査員・三条雅は、射撃、格闘術、推理力を併せ持ったスーパーレディー。相棒でちょっと抜けている生島賢とともに、悪の秘密組織・黒い女王(ブラッククィーン)と日本の平和を守るために、日夜、死闘を繰り広げている。第1話:黒い女王の巻 【コミックス初収録】 第2話:地下支部爆破の巻 【コミックス初収録】 第3話:爆弾野郎(「ミスター・ボンバー登場の巻」「小型爆撃機発信の巻」「作戦第2段階の巻」) 第4話:動く兵器工場-クィーン号潜入-(「動く兵器工場の巻」「爆発CS魂の巻」) 第5話:動く兵器工場-不死身のCSコンビ-(「不死身のCSコンビの巻」) 第6話:モナリザの微笑(「名画モナリザの巻」「テレビカメラ大作戦の巻」) 第7話:CS壊滅作戦(「CS壊滅作戦開始の巻」「悪夢の同士討ちの巻」「直通電話の巻」) 第8話:危うし!世界の美女(「謀略コンテストの巻」「海上の激闘!の巻」) (「週刊少年ジャンプ」1973年26~40号連載)
ピンク!パンチ!雅

ピンク!パンチ!雅

日本が誇る偉大な漫画原作者・武論尊先生の連載デビュー作「クライムスィーパー」の完全続編。1977年に発売された紙版コミックスの内容を再構成し、雑誌連載時通りに収録。日本の治安を守るクライムスィーパー(略称:CS)の花形捜査員・三条雅が相棒・生島賢とともに悪の秘密組織・黒い女王(ブラッククィーン)の野望を打ち砕くべく奮闘する。元CSのエース捜査員・ヤマさんこと山田元三が重要なマイクロフィルムを持って失踪した。雅と賢は、このマイクロフィルムを奪還すべく、敵秘密基地潜入を決意する。第1話:男の花道-ヤマさんを追え!-(「消えたヤマさんの巻」「北極海へ飛べ!の巻」) 第2話:男の花道-死か 脱出か!?-(「からせみ作戦の巻」「潜水艦脱出作戦の巻」「大氷原の毒牙の巻」) 第3話:男の花道-冷血!独眼竜-(「タイムリミット(時間制限)の巻」「残忍!コマンド戦法の巻」「死か 脱出か!?の巻」) (「週刊少年ジャンプ」1973年4~10号、13~17号連載)
クライムスィーパー 大合本

クライムスィーパー 大合本

「北斗の拳」「ドーベルマン刑事」など数々の名作を手がけた武論尊先生(別名義:史村翔)の連載デビュー作。1977年に発刊された紙版コミックスでは掲載されなかった幻の第1話、第2話を初収録!(その他の話数に関しても掲載順を雑誌掲載順に修正して再構成)。これが武論尊先生の原点だ! 2巻が1冊になった合本版 「クライムスィーパー」(1巻相当) 日本治安を守る国家公安委員会特捜班所属の機関・クライムスィーパー(略称:CS)に所属する凄腕捜査員・三条雅は、射撃、格闘術、推理力を併せ持ったスーパーレディー。相棒でちょっと抜けている生島賢とともに、悪の秘密組織・黒い女王(ブラッククィーン)と日本の平和を守るために、日夜、死闘を繰り広げている。第1話:黒い女王の巻 【コミックス初収録】 第2話:地下支部爆破の巻 【コミックス初収録】 第3話:爆弾野郎(「ミスター・ボンバー登場の巻」「小型爆撃機発信の巻」「作戦第2段階の巻」) 第4話:動く兵器工場-クィーン号潜入-(「動く兵器工場の巻」「爆発CS魂の巻」) 第5話:動く兵器工場-不死身のCSコンビ-(「不死身のCSコンビの巻」) 第6話:モナリザの微笑(「名画モナリザの巻」「テレビカメラ大作戦の巻」) 第7話:CS壊滅作戦(「CS壊滅作戦開始の巻」「悪夢の同士討ちの巻」「直通電話の巻」) 第8話:危うし!世界の美女(「謀略コンテストの巻」「海上の激闘!の巻」) 原題:「ピンク!パンチ!雅」(2巻相当) 日本の治安を守るクライムスィーパー(略称:CS)の花形捜査員・三条雅が相棒・生島賢とともに悪の秘密組織・黒い女王(ブラッククィーン)の野望を打ち砕くべく奮闘する。元CSのエース捜査員・ヤマさんこと山田元三が重要なマイクロフィルムを持って失踪した。雅と賢は、このマイクロフィルムを奪還すべく、敵秘密基地潜入を決意する。第1話:男の花道-ヤマさんを追え!-(「消えたヤマさんの巻」「北極海へ飛べ!の巻」) 第2話:男の花道-死か 脱出か!?-(「からせみ作戦の巻」「潜水艦脱出作戦の巻」「大氷原の毒牙の巻」) 第3話:男の花道-冷血!独眼竜-(「タイムリミット(時間制限)の巻」「残忍!コマンド戦法の巻」「死か 脱出か!?の巻」) (「週刊少年ジャンプ」1973年4~10号、13~17号、26~40号連載)
ドーベルマン刑事

ドーベルマン刑事

凶悪犯罪専門の警視庁特別犯罪課に所属する、「ドーベルマン」と呼ばれる刑事・加納錠治の活躍を描いたハードボイルド・アクション。ハイジャック事件を起こし、乗客全員を人質に取った犯人・三杉は、かつて自分の片腕を銃で吹き飛ばした刑事・加納錠治の身柄を要求する。そして現場に現れた加納は、三杉の命令によって銃を捨てて全裸にされるが……!?
クライムスィーパー

クライムスィーパー

「北斗の拳」「ドーベルマン刑事」など数々の名作を手がけた武論尊先生(別名義:史村翔)の連載デビュー作。1977年に発刊された紙版コミックスでは掲載されなかった幻の第1話、第2話を初収録!(その他の話数に関しても掲載順を雑誌掲載順に修正して再構成)。これが武論尊先生の原点だ! 日本治安を守る国家公安委員会特捜班所属の機関・クライムスィーパー(略称:CS)に所属する凄腕捜査員・三条雅は、射撃、格闘術、推理力を併せ持ったスーパーレディー。相棒でちょっと抜けている生島賢とともに、悪の秘密組織・黒い女王(ブラッククィーン)と日本の平和を守るために、日夜、死闘を繰り広げている。第1話:黒い女王の巻 【コミックス初収録】 第2話:地下支部爆破の巻 【コミックス初収録】 第3話:爆弾野郎(「ミスター・ボンバー登場の巻」「小型爆撃機発信の巻」「作戦第2段階の巻」) 第4話:動く兵器工場-クィーン号潜入-(「動く兵器工場の巻」「爆発CS魂の巻」) 第5話:動く兵器工場-不死身のCSコンビ-(「不死身のCSコンビの巻」) 第6話:モナリザの微笑(「名画モナリザの巻」「テレビカメラ大作戦の巻」) 第7話:CS壊滅作戦(「CS壊滅作戦開始の巻」「悪夢の同士討ちの巻」「直通電話の巻」) 第8話:危うし!世界の美女(「謀略コンテストの巻」「海上の激闘!の巻」) (「週刊少年ジャンプ」1973年26~40号連載)