あらすじ超美女レスラー、アトミック・ローザは、その兄・北上哲也とともに、お色気を売り物にするのではない本格ストロング・スタイルの女子プロレスを目指していた。感銘を受けた忠治は、高校レスリング界の雄・南郷との戦いで正しいレスリングの基礎を学んで行く。ローザと北上は、テレビ放映を獲得して去って行くが、木曽中レスリング部は北上直伝のコーチのお蔭で強化され、対校大会で初優勝を果たした。次は小瀬の率いるサッカー部へ!
この漫画が冒険王に連載されていた当時、小学生高学年だった私は単純に主人公赤城忠治の暴れっぷりが好きで読んでいたと思うが、今回、梶原一騎原作漫画として読み直しをさせて貰い、色々な発見が有りました。この作品以降の梶原作品に繋がる、例えば、橋の欄干を物語の流れに沿って使ったり、影の番長を登場させるなどのエピソードが面白く嬉しくなってしまいました。梶原作品を知る上で大切な作品だと考えます。単純に赤城忠治の豪快さ・爽快さだけでも楽しめる傑作だと思います。