華岡高校の野球部でショートを守る船場勇児(せんば・ゆうじ)は、いつもより暑い夏を迎えようとしていた。それは、3年生…最後の夏にして、初めて甲子園地区予選でシード校になったからだ。だけど、練習が終われば野球部のナインも普通の少年。異性が気になって仕方がない年頃。船場は、マネージャーの伊藤君枝がちょっと気になるのだが、ある夜、君枝がOBの西川と仲良く腕を組んで歩いているのを目撃して…。野球に情熱を燃やす船場の青春ストーリー、いざプレイボール!!
“ろう”のピッチャー・相澤真白と“聴”のキャッチャー・野中宏晃。音のない世界と音のある世界を超えてお互いに近づいてゆく男子高校生バッテリーの青春ストーリー! 高校の入学式で、初の「インテグレーション生」として入学し、壇上から手話で挨拶する真白。野中は、野球だけが目当ての自分には関係ないと聞き流し、配られた指文字の表も丸めてポケットに入れてしまう。だが放課後、真白は野球部にピッチャー希望の新入生として、野中の前にふたたび現れた。バッテリーを組まされたものの、「こんなやつ いるだけ邪魔だ」と野中は思う。しかし、真白が自分にまっすぐ放った球を受けて野中の口から出た言葉は「ナイスボール…」。二人のストーリーが、始まった。
県外の高校に進学した卑屈で弱気なピッチャー・三橋廉(みはし・れん)。見学するだけと訪れたものの強引に入部させられたのは、全員1年生(くせ者揃い)に女監督(コワイ)という創設まもない野球部だった!オレらのエースは暗くて卑屈。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら!読むとためになり、しかも血沸き肉躍り涙する。絶対に面白い本格高校野球漫画!