あらすじ【四季賞2019秋 四季大賞作】「くじら」と「たけし」は幼馴染の中学2年生。小さい頃は男も女もなくみんないっしょになって遊んでいたのに、この頃周りも自分も変だ。体の成長に自意識が悲鳴を上げる、嵐のような思春期ぶつかり合い!な物語。(アフタヌーン2019年12月号)続きを読む
くじらの背中のあらすじ【四季賞2019秋 四季大賞作】「くじら」と「たけし」は幼馴染の中学2年生。小さい頃は男も女もなくみんないっしょになって遊んでいたのに、この頃周りも自分も変だ。体の成長に自意識が悲鳴を上げる、嵐のような思春期ぶつかり合い!な物語。(アフタヌーン2019年12月号)続きを読む
掲載誌情報アフタヌーン講談社2024/11/25スキップとローファー/ヴィンランド・サガ/ダーウィン事変/ヒストリエ/ブルーピリオド/メダリスト/青野くんに触りたいから死にたい/波よ聞いてくれ/天国大魔境/来世は他人がいい/フラジャイル/ワンダンス/天狗の台所/おおきく振りかぶって/どくだみの花咲くころ/イサック/無限の住人~幕末ノ章~/冒険エレキテ島/山田君のざわめく時間/ヘルハウンド/最果てのセレナード/ミライライフライ/冥冥冥色聖域/地獄のアシタ/民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿/クオーツの王国/乾と巽―ザバイカル戦記―/アンダー3/7人の眠り姫/OMORI/フルカラ~スヤサトシ/ケモ夫人/トップウGP/プ~ねこ/もう、しませんから。 ~青雲立志編~/もう、しませんから。~アフタヌーン激流編~/
くじらの背中 - 藤田直樹 / 【読み切り】くじらの背中 | コミックDAYSコミックDAYS【アフタヌーン四季賞2019秋 四季大賞】「くじら」と「たけし」は幼馴染みの中学2年生。小さい頃は男も女もなく、みんな一緒になって遊んでいたのに、この頃、周りも自分も変だ。体の成長に自意識が悲鳴を上げる、嵐のような思春期ぶつかり合い!な物語。
アフタヌーン 2019年12月号アフタヌーン公式サイト【漫画脚本大賞】「絵が描けない」あなたも漫画家になれる! 「アフタヌーン」と「週刊少年マガジン」が共同で開催する、文字だけで連載が決まる史上初の漫画賞「漫画脚本大賞」募集開始!19/10/23
思い出せないの問松居間読切4件のクチコミ大人になって忘れてしまったもの、ありませんか? 仕事に疲れ果てたOLは、アイスとサカナクションを愛する小学生の甥に導かれ、夏の日の帰り道をゆく。思い出せなくなってしまった記憶と再び出会う、“元”子供たちに贈る物語。作品を読む
ぬいぐるみ売りのヤクザたち市川苦楽読切クチコミなし投稿するヤクザのマルコと咲子は、ある日組長にぬいぐるみを売ってくるよう命令される。しかしぬいぐるみの中には謎のUSBが入っており、マルコたちを狙う他の組のヤクザが現れて――!?作品を読む
ルックバック(読切)藤本タツキ読切7件のクチコミ学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートからは絶賛を受けていたが、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられるが…!?作品を読む
キスしたい男タイザン5読切7件のクチコミアンジーにキスしてもらう事を目標にバイトに励む主人公・レオ。ついに目標の100万円を貯め、アメリカに渡ろうとする彼のもとに、中学の同級生のニコがやってきて…!?作品を読む
読んでて嫌〜な気持ちになったしんどい読切。というのも主人公・たけしと、小学生の時に仲が良かった女子・くじらの関係や抱えている悩みがあまりに中学生すぎて「もうやめて…!」となるから。 思春期の怒り苦しみでグチャグチャした感情なんて、もう二度と思い出したくない…。頑張って苦い表情をしながら読み通しました。岡田麿里作品のようなつらさがありました…。 ベリーショートで背が高くて、給食が全然食べられない静かな女の子だったくじらは、中学に入るころには明るい性格に。 一方、くじらにグイグイ話しかけ、ドッジに連れ出し顔面ヒットさせたり・されたりしてゲラゲラ笑ってたたけしは、教室で女子(くじら)に話しかけられるのを嫌がるほど内向的に。 特にたけしの変化は「うわ〜こういうやついた…」と、あまりのリアルさに当時の気持ちが蘇りウヘェとなりました。あいつ今何してんのかな。 そして後半、くじらが自分の抱えている気持ちを吐露するシーンでは「も〜!やだそういうの聞きたくない!!」がMAX。 人が思春期でのたうち回っている姿を見せつけられるのは、自分がかつて同じようにみっともなく悶え苦しんで喚いていた姿を目の前で見せられているようで耐えられない…。 **人をこんな風に苦しませるほど、的を射たキャラクター・お話作りが丁寧で…敵ながらアッパレ(?)というような気持ち。** https://i.imgur.com/GPPRlDL.png >「大人達ってさ、全然味方じゃないのね」 >「一回 子供やってるのになんで分かってくれないの?」 >(『くじらの背中』藤田直樹) #やめてくれ…そのセリフは俺に効く。 まさに同じようなことを当時心のなかで思っていた確信があります…。もうやめて!私のライフはゼロよ…。 選考委員を務められた萩尾望都先生の講評は、「思春期の少年と少女の気持ちを丁寧においかけて、ありふれた表現になりがちなそれをちゃんと自分の言葉で描いて、とても面白かったです。」とのこと。 繰り返しになりますが、自分は苦い気持ちになって全然楽しめませんでしたが、それは間違いなくお話作り上手さゆえです。私のこの悶え苦しみを、褒め言葉としてお受け取ってもらえればと思います。 【アフタヌーン2019年12号】 https://afternoon.kodansha.co.jp/afternoon/2019/12