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東洋の全体主義国家大東亜共和国では「プログラム」と呼ばれる殺人実験が行われていた。全国の中学3年生のクラスから実験対象を任意で選び、最後の一人となるまで殺し合わせるという残酷なルール。城岩中学の3年B組の42人は、まさか自分たちがそのデス・ゲームに巻き込まれるとは、知る由もなかった…!!
全体主義国家において、敵性音楽として禁止されているロックンロールをこよなく愛する少年・七原秋也。自由奔放で友情厚い彼には、クラスメートの殺し合いなど、受け入れられるものではない。だが殺人実験「プログラム」は無情にも進行する。この残酷なデス・ゲームに、終止符を打つ手はないのか…!!
全体主義国家の殺人実験「プログラム」は中学3年の1クラスを全国から無差別に選び出す。だから、城岩中学3年B組42人は望んでデス・ゲームに参加したわけではない。だが、生き残れるのは最後の一人という残酷なルールに突き動かされ、自ら進んで殺人者と化す者たちも中にはいる。実験が始まり、半日もたたぬ間にすでに死者は15人…!殺人者たちによって、悲劇は更に加速する!!
「オレは…このプログラムってのをただの試合だと思うことにしたんだ」サッカー部の男子・新井田和志は、そういってボウガンの矢を陸上部女子短距離のエース・千草貴子の脚に突き刺した。女にも容赦はしない、卑劣な新井田に、貴子の闘争心が燃え上がる!!城岩中学3年B組、残り25人。次の死者となるのは、いったい…!?
スポーツ優秀、頭脳明晰な万能男・三村信史は、実験会場の島内で手に入れたパソコンを駆使し、殺人実験「プログラム」の進行管理を司る政府軍のコンピューターへハッキングを敢行、そして見事、侵入に成功する。だが、爆弾内蔵の「首輪」に仕掛けられた盗聴器によってそのハッキングは見破られ、実験を終わらせようとする作戦は頓挫してしまう。諦めない三村は、全体主義国家に反逆し殺された叔父の形見を用い、次なる作戦へ…。デス・ゲームを終わらせるための、壮絶なる戦い!!
頭脳明晰、スポーツ万能の三村信史。三村なみの運動能力を持ち、かつ熱血漢である七原秋也。そしてクンフーの達人にして気の優しい男・杉村弘樹。もしこの3人が出会えて、手を組めれば、この残酷なデス・ゲームを終わらせることも可能かもしれない…。だが、現実にはそれが実現するかはわからない。運命の神は、3人が出会うことを望むのか、それともそれを拒否するのか…!?
殺人実験「プログラム」を統括する政府軍を倒すことができたら、この地獄から抜け出せる――。デス・ゲームという極限状況でハンドメイドの爆弾を作り上げた驚異の天才・三村信史は、島の分校にいる政府軍に、それを見舞う作戦をも同時に練り上げ、あとは実行を残すのみとしていた。もしも彼が、あのアクシデントに出会っていなかったら……!!
殺人実験「プログラム」の対象に選ばれた城岩中学3年B組42人は、実験開始後丸1日が過ぎ、すでにその半数以上を失っていた。生き残るため、進んで同級生を殺す者たちによる犠牲者がその大半である。そんな殺人者たちの中で、妖艶な美貌でひときわ異彩を放つ女・相馬光子。彼女の犠牲者たちは、人を殺すとは思えないその美しさ、か弱さに騙され、死んでいった。なぜ、簡単に人を殺せるのか?相馬の殺戮を止めることは誰にもできないのか……?
大切な人を探し求めて修羅場を往く、クンフーの達人・杉村弘樹。級友たちの屍に心を痛める杉村は、殺戮に手を染めた者たちへの怒りに涙する。一方、桐山和雄の銃弾に傷ついた七原秋也は、クラスの女子たちの手によって島の灯台に運ばれ手当てを受けるが、そこにも殺戮の種子は忍び込んでいた。おぞましい悪夢から解き放たれるにはその悪夢に乗るしかないのか。「生存」という名の椅子を求めて慈悲なきデス・ゲームは続く…。残り15人。
互いを信じることができず、殺し合う女生徒たち。悲痛な惨劇の中をひとり生き延びたのは、皮肉にもその発端を作った榊祐子だった。銃声を聞いた七原秋也は現場へと駆けつけるが、恐怖に支配され理性を失った榊は、その秋也に向け、銃を構えた…。信じるものは、殺される。それがこのゲームの真実なのか。冷酷無比なルールに抗い、人を信じようとする秋也に未来はあるのか。残り9人。終局へと向け、プログラムは進む。