ブラジル奥地で金を掘る、バラキこと茨木圭介。彼を追ったテレビの人気キャスター・夕湖。秘境を舞台に描く壮大なロマン。
「涙を流しながら、人を殺す」という主人公の“クライングフリーマン”誕生の秘密が説明される。日本最後の大物(フィクサー)といわれた父をなくし、、大邸宅に一人きりで住んでいる日野絵霧は、29歳の誕生日をひとり寂しく迎えていた。彼女は、おそらくこれが最後の誕生日になるだろうという予感があった。というのも、ある殺人の現場を偶然目撃してしまったからだ。「暗殺現場の唯一の目撃者である自分を、暗殺者が生かしておくはずがない。いつか、あの暗殺者に自分は殺されるのだ」と絵霧は思い詰める。その絵霧の脳裏には“涙を流しながら人を殺した”あの暗殺者の姿が焼き付いて離れない。そして次第に絵霧は、その暗殺者に惹かれていく自分の気持ちをどうすることも出来なくなっていた(第1話)。目次 第1話 Mr.窯(1)~(10)
短距離界のスーパースター、ユウ・タチカワの出生の裏の隠された真実を追い求めるうち、世界をゆるがす大きな陰謀が浮かび上がる。
ヤクザの胆平が出入りの途中で偶然出会った女の子は魔女だった!しかもお互いが一目惚れしてしまったから、さぁ大変。人間と魔女の愛を描く、異色のラブコメ大作!
ガリンペイロと呼ばれる、ブラジルで金を掘る男たちの中に日本人の男がいた。人気キャスター日下夕湖は彼を取材するために、日本からブラジルの奥地へと向かった!
巨匠でありながら、常に挑戦者でもある原作者、小池一夫。フジオプロ時代、劇画部所属でバカボンのパパの劇画顔を確立した新鋭、木村知夫のケミストリータッグ作品。卑怯な手を使い賞金稼ぎをする主人公、桃平の前に同じような過去を持つ女性、野分が出現…。時代劇であってラブコメ。エログロであって純愛。強いのか? 弱いのか? 変態なのか? ノーマルなのか? 最後の最後まで読者を騙し続ける、なにもかもが斬新、かつ挑戦的! まさに漫画新ジャンル「ギャグ劇画」ここに生誕。1980年代初期ヤングジャンプ連載作品、元祖ライトノベルのようなタイトル「毒舌桃平 強いか弱いか!?」初電子書籍化。ちなみに「毒舌(どくした)」と書いて「どくべろ」と読む。電子書籍版限定!! 当時のエピソードを綴った木村知夫肉筆のあとがき付き!!
無私の愛ゆえに、離れ離れになる二人――。武士を捨て、家を捨て、求め合いながらもさ迷うケイと可憐の青春大河ロマン!引き裂かれた婚約者・可憐を探して旅を続けるケイ。はたして二人に再会の日は訪れるのか――?
佐々木小次郎はなんと別の人間だった?村を襲う少年盗賊団の一味だったムサシが、幼い頃にコジローと出会い、やがて剣豪として日本中にその名を馳せるまで。小池一夫と川崎のぼるのコンビが描き出す、新解釈の剣豪・宮本武蔵の物語。巻頭カラーページも多数収録!
時は平安、少女・茨木は父探しの旅の途中、鬼に耳を齧られ14歳で鬼になるという運命を背負うことになるが…。劇画原作の第一人者・小池一夫の同名小説を、皇なつきが美麗に魅せる平安絵巻コミック第一弾!
将軍の息子であるという天一坊が、証拠の品を持って江戸に乗り込んでくる。しかし、偽者を将軍に会わせたとあっては一大事。そこで大岡越前は、天一坊がほんものか偽者か判定する役に、その気性の激しさから「狼の睾丸(ふぐり)」と噂される飯伍(はんご)を抜擢した……。同心の藤掛飯伍と配下の由造、そして鶴次郎が南町奉行所を舞台に暴れまくる人情味あふれる捕物帖。名コンビ入魂の力作!
完全な美貌とスタイルを誇る暗殺請負人マギーと暗殺教団“サッグ”に所属する凄腕殺し屋でありながらマギーに絶対服従を誓うJr。異色SMコンビが大胆、華麗に依頼された殺しを請け負う。ダミーオスカーの巨匠叶精作が贈る、SEXY&バイオレンス!!
鬼平こと長谷川平蔵が人生の晩年に出会って惚れた男、それは伝説の元力士・玉椿花太郎。小池一夫と森秀樹、時代劇の巨匠タッグが描いた伝説のバディ捕物帖、開幕!!
明治時代の東京で、高額な仕事料をとって殺しを請け負う女がいた。その名は雪、人呼んで「修羅雪姫」!吉原遊廓からの依頼で、女賭博師に化けて向島へと潜入する雪の本当の狙いとは!?
父親が自殺し、長男として家族を養うために殺し屋の道を選んだ男・久能隼人。こんな世の中で信じ合えるのはもはや家族だけ、決して夢を見ず、耐えるのが長男なのだ!忠実に殺しの依頼を遂行し、ただひたすらに今の現実だけを生きる隼人の目に映るものとは…。入魂のバイオレンスアクション大作!
生れついたは追われる星の下! 流れ着いたは忘八稼業! 生きては地獄、死んでは地獄!! 「孝」「悌」「忠」「信」「義」「廉」「恥」の八つを忘れた外道・非情の世界。人斬り死能の鬼哭の剣に託して描きつくす黄金コンビ・小池一夫、小島剛夕の快心の傑作!!
1950年代から民主主義国家において暗躍していたと噂される非合法諜報機関「国際軍事法廷」。国際軍事法廷の執行官「大佐(カルゴ)」と言えば、共産圏の諜報員なら知らぬ者のいない存在だ。世界平和の名の下に共産国家の諜報員たちは彼の手によって闇へと葬られていった。叛乱、暴動、革命の時代……カルゴは、さらなる処断に乗りだそうとするが、ハンガリーの軍事諜報機関に捕らわれてしまう……。
テロルとは、恐怖である。恐ろしいもの、恐怖を引き起こすもの、そして、非常な恐怖を与える人物のことである。「HOLY TERROR」は恐るべき人物、そして「KING OF TERRORS」と書けば死神のことである。その男の名は、貴城謙介。暗号は、「キケン」。彼は、アメリカのCIAに依頼を受けて、日本に潜伏することになるが…!? 鬼才・江波ジョージが描くアナーキーなアクションコミック。
原作・小池一夫、作画・神江里見の師弟コンビによる奇天烈時代劇。伊賀者半次郎は、徳川四代将軍家綱より“み仏の子宮”を持つ女を探せという密命を受ける。そんな無理難題の女を探すため半次郎は、女性の陰毛を剃る下苅り屋となって旅に出る。若妻、吉原の太夫、女盗賊、奥女中、側室など数百人の女の下を苅るが……。1974~76年「週刊ポスト」(小学館)連載。
ダメゴルファーの三吉はいつもの仲間とラウンド中、バンカーにつかまってしまう。三吉はとにかくバンカーが大の苦手。悪友の鹿之介が余計なプレッシャーをかけるせいもあり、いくら打っても外に出せず…すぐに十打叩いた三吉を鹿之介は「田舎の電報」だ、と笑った。田舎の電報は戸を叩く、という洒落なのだが、頭にきた三吉は叩きに叩き…。すっかり日が暮れて、三吉以外誰もいなくなったバンカー。なんとしてもボールを打ち出さないと気がすまない三吉。すると、どこからともなく美女が現れて、三吉にバンカー克服の秘技を授けたのだった…!? 迷えるゴルファーを導く、傑作小編ゴルフ漫画!
幕末。京都・池田屋襲撃事件の夜。若き新撰組隊士・馬庭実行は、路上で遭遇した外国人宣教師ヘボンから一つの謎を投げかけられる。カゴメの唄の「カゴメ」の意味するものは?日本と古代ユダヤを結ぶ接点とは?146年後に人類を滅亡に導くという「最終戦争」(はるまげどン)の秘密。ヘボンの説得に反発しながらも「謎」に引きこまれていく実行。悠久の時を隔てた運命の出会いは、人類の未来を変えることができるのか?
直参でありながらも、お役に就こうともせず吉原で遊んでばかりいる下級侍、美土路美小吉。実は今は亡き兄の未亡人、“いち”にホの字。そんな彼に、ついにお城勤めの好機が巡って来た! しかしその条件は妻帯者である事。小吉はいちを家から追いだし、新しく妻を迎え入れる事を迫られる。しかし、死んだ夫には義理も愛も無いはずのいちは家を出ていこうとしない。義弟と兄嫁、一つ屋根の下で暮らす二人の男女の内に芽生えた感情は、女の打算か禁断の愛か? 叔父など周りの親戚は、いちを石女と決め付け、他の娘との見合いを勧めるが……? 小池一夫・やまさき拓味のコンビによる、時代恋愛コメディの快作! 「ビジネスジャンプ(集英社)」
【「少年の町ZF」がスーパー大合本となって登場!全9巻を収録】 東京郊外で平凡な暮らしを送っていた真庭典明は、ある晩愛犬と散歩中に「ラポック光」と呼ばれる光を発する正体不明のUFOを複数目撃、そのうちの1機が姿を消した高陣山の樹海を捜索する。彼を待ち受けていたのは、とんでもない運命であった。コミック原作の巨匠小池一夫が、青春の尻尾の平野仁と再びコンビを組み、奇想天外な SFミステリに挑戦した傑作!
【「サハラ」がスーパー大合本となって登場!全9巻を収録】 女だと思ってナメてはいけない!油断すると死んじゃうよ! サハラ。それはポルトガル軍に所属する精鋭外人女性兵士部隊である。限りなく美しく、限りなく強靭なヒステリーカが率いるゲリラ部隊は、戦地アンゴラで死と隣り合わせのゲリラ戦を時には女を武器に、時には女であることに苦しみながら男顔負けのパワフルさで生き抜くのだった。すぐ上半身あらわになるところがご愛嬌ですが、小池一夫ならではのハードアクションコミックをあなたもどうぞ。